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山田裕貴のANNX G/安井順平 その④ 落ち込んだ時、どう立ち直りますか?

安井「山田さんが落ち込んだ時、どうやってたちなおりますか?
裕貴のことだから、結局、人の力を借りずに立ち上がるタイプだろうなとは思ってるんですよね。つまり、落ち込んで、落ち込んで、どん底まで行って、自分で更に落ち込んでいくのかな?無理矢理」
山田「あ~ぁ(なるほど、というニュアンスの)」
安井「無我夢中になって落ち込んでいきどん底の底をタッチした瞬間に『あとは上がるだけじゃねーか』
山田「あ~ぁ(分かってくれてるな、というニュアンスの)」
安井「っていう、地上からの浮上する力を、浮力を使うんじゃない?」
山田「あーーあ!正解!
安井「正解?」
山田「正解です!」
安井「ヨッシャ!やった!(と、手を叩く)ホント?」
山田「ホント、そうです。凄い!人に頼らずにってとこが、先ず本当に最初、言わないです」
安井「そうでしょう(ややドヤ)、っぽいでしょ?」
山田「言わないです」
安井「山田裕貴っぽいでしょ?」
山田「安井さんに言うのも、あん時、本当はこうだったんっすよね、と話してると思います。自分で乗り越え終わったあと、に喋ってる気がする」
安井「なるほど」
山田「リアルタイムで安井さん、聞いて下さいってことって(なくて)。この前、こういう事(みたいな)」
安井「事後報告的に受けることが多い、かな」
山田「人ずてに聞いたりすることが多いんですよね、安井さんは」
安井「そうね、そうね。マネージャーずてとかね。裕貴がアレだったんです、っていうのを聞いて『大丈夫かな?』って」
山田「ガチのやつだ(笑)」
安井「電話してみたら『いや、もうあれは、あの件は処理してます』とそん時はもう復活した山田裕貴の声だって(感じで)」
山田「考え抜いて、考え抜いて、それが『病む』っていうことじゃなくて勘違いしてほしくないのは。先ず、考え抜いてその、闇の底?思考の底までタッチするんですよ。ってそれから『ヨシ!もう考え抜いたやろ、オレ、この件について、あとはもう良くない?上がるだけだから』
安井「そうだよね、上がるだけだよね。っていうね」
山田「正解です」
安井「正解だよね、よし、ヨシ!あ、嬉しい!あ、だんだん俺が山田裕貴になってきたよ
山田「それは違いますけどね
安井「それは違う?(冷静に)」
山田「違う(笑)」
安井「来週、俺がそこにいるってことはない?」
山田「来週、ここに…(笑いながら)なんでボクのゲストの人たち、みんなボクのパーソナリティーの座を奪いに」
安井「いや、欲しいっしょ(きっぱりと)それは、欲しいでしょ」
山田「あっハハハハハ」
安井「(次)いきます。大阪府、ラジオネーム、シャーロックホームドゥ。山田裕貴さんはよく『自分は明るいキャラクターではない。元気いっぱいキャラクターでもない』と言いますが、心を許した人にだけ見せる姿はどんな感じですか?ああ、なるほど。裕貴は、根本的には死ぬほど気ぃ遣いだし、感性が敏感といいますか、ボクもそうなんですが『あ、この人ちょっと今、面白くないのかもしれないな』とかってのが、感じるのがものすごい敏感なんで」
山田「表情とか、仕草とか」
安井「自分の、敏感に感じているっていうのをみせると、結局、あんまりこの場がポジティブにならないっていうのが分かっている山田裕貴は、あえてB面の山田裕貴を出し、本質的な自分ではないんだけど、それを出すことによって場を明るくしようとするっていう、だからとっておきの気ぃ遣いみたいなね」
山田「いやーホントに」
安井「それで、元気なキャラクターを演じるっていう。で、心を許した人にだけ見せる姿は、ダースベーダーみたいな感じね、もうダークサイド
山田「うっひゃひゃ」
安井「ものすごいダークサイドだよね」
山田「ハハハっ、そのワードが出てくると」
安井「悪口とかは言わないんだけどね、何って言ったらいいんだろうなぁ。本来の姿っていうか、本来、けっこう独りでいたい人孤独になろうとするんじゃないですか
山田「あーーーっ(図星っていう感じ)」
安井「部屋で裸で丸まってるとか、ターミネーター2の」
山田「そこはちょっと違うかも」
安井「違う」
山田「独りでいようとする、はメッチャそうですね。正解
安井「よっしゃ!」
山田「ダースベーダーが出てきたのはすごいですね。オレ、何か言いましたっけ?」
安井「いや、知らない」
山田「オレ、ダースベーダーにめちゃくちゃ共感しちゃうんすよ。闇に堕ちたいっていうんじゃなくて、気持ちが分かるっていう方面で、スターウォーズ見てない方に申し訳ないんですけど。愛する人を失って、光の一番強いジェダイ、戦士になる人が、もっと力がほしいって言って、愛する人を救うためにどんどん堕ちていっちゃうって話なんですけど。凄い共感しちゃうんです」
安井「うん、うん」
山田「なんだろ、元から、世界に関与してないと生きている意味がないって思ってたんですよ、これもよく話してるんですけど」
安井「はいはいはい。世界との繋がりね」
山田「何かをできなければ、何で生きているのかわからないっていう。そういうことを、子供の頃から思ってて『何で地球にいるの?何でここにいるの?』みたいな。で、そこから派生して宇宙のことが好きになって『宇宙ってなんで出来たんだろう?』みたいな、『人は何のために生まれてきたんだろう?俺は何のために生まれてきたんだろう?』いや、結果こんなことを考えていくと、今日のあの人の顔色はどうだったんだろ?元気ないのかな?楽しくなかったかな?じゃ、人誘うの、ご飯とか誘うの止めてみよう。これは、こんなに人のこと気にしてしまうのなら、独りでいた方が楽だ。って風に独りになろうとするんですよ」
安井「うん、なんかね、生まれたての状態にちかいんだよね」
山田「あ!えーえ(納得感)」
安井「要するに、皆なんか、生活していく中で本当は不思議に思ってたことが不思議じゃなくなっていく、当たり前になっていたりするじゃん人間って、見えなくなっていくっていうかさ」
山田「はい」
安井「それがいまだに見えるんだよ、裕貴とか。そんな気がすんだよ。だから人が気にしないところが気になったりするんだよ
山田「あぁ、は!ちょっとでも顔色が変わっただけで。今日とかもある番組の収録で、街散歩してて、気づいてもらえるかどうか?って事やってて。後ろの人に声かけた瞬間に、何の収録をしてるかは大方は予想がつくじゃないですか、多分、芸能人の方がお店の前に並んで『ボクの事知ってますか?』って聞こうとしてるんだな、でも『ボク答えられないな』って顔を一瞬でしたんですよ。その時点でボク、次の質問を『ボクの事知ってますか?』って言えなくなっちゃうみたいな」
安井「ああ、分かるな」
山田「でも番組的には聞いてほしいから『山田さん、聞いて下さい』ってめっちゃ言われるわけですよ。で『ボクの事知ってますか?』って聞いて『あ、すみません、日本人の方ですか?』って聞かれて、多分、K-POPの誰かと勘違いされてたんでしょうね。で、やっぱりだ。知らなかった。でも番組を成立させるには聞かなければで、誰にも分からない精神的ダメージ、それが毎回辛くなってくるんですよね。そういう事が重なって来て」
安井「わかるな~(重く)」
山田「ていうことになると、あ、俺は他者とかかわらない方がいい、みたいな。それがイヤなんじゃなくて、そういう性質だからそういう生き方でいいっていう感覚、みたいな。だから月9『女神(テミス)の教室』の藍井先生というのは、案外ボクなんじゃないかっていう
安井「それ、言ってたよね、電話で。近いじゃんって言ったんだよ、俺が、電話で」
山田「あ、そうですよね。最初に、ドラマ入るまでに『裕貴、あれ、大丈夫か?心配して、安井さんが電話かけてきてくれて。ね、それで滅茶苦茶喋るし、なんなら大河も演ってるのに、お前、ホントに大丈夫か?って。だからさすがに、最初、『難しいっすね』って言ってたんですけど、2話、3話撮ってる段階から『あ、これ、俺だ』って思ったのか『いや、あの役多分ボクに近いんでやりやすいっす』って事を話したんじゃないですか』
安井「話したね、うん。話してた」

山田「(流れをかえる雰囲気だして)これで、安井さんに、真面目な、これ毎週聞いてくれる方は、誰がラジオやってるんだって」
安井「だよね、俺も恐いんだ、いま」
山田「安井さんに、マジな質問来てます
安井「マジばっかりだから恐いんだ」
山田「東京都、日野市、ラジオネーム、サンタイガー。『メガネどこで買ってるんですか?』
≪スタッフ、悪~い感じで「うひゃひゃひゃ」と笑いだす≫
安井「薄っ・・・(小声で)・・・・うっすぅー・・・
山田「(真面目な口調で)メガネどこで買ってるんですか?・・・(こらえきれず笑いが漏れて)」
安井「うっす(薄)っ!」
山田「(真面目な口調で)メガネどこで買ってるんですか?」
安井「もう、和紙くらい薄い質問じゃない。。。それ、な、何個か、し、質問、こ、候補に色々あるじゃない」
山田「(真面目な口調で)いや、マジな質問です
安井「いやほら、役作りに必要なこととかさ!例えば、安井さんが一番好きなお菓子は何ですか?でも、わ、分かんないけど何か他にあるじゃない!め、メガネどこで何?」
山田「(真面目な口調で)メガネどこで買ってるんですか?
安井「それ、で(動揺を隠せず)それで例えば俺が、渋谷って言ったら、俺が例えば、渋谷って言ったとしたら、こいつはどう思うの?」
山田「そん時は、たぶん」
安井「渋谷なんだ」
山田「渋谷か(悟ったような口調で)」
安井「・・・・渋谷です(観念して)・・・主に」
山田「渋谷、、すか」
安井「な、なに、裕貴への質問と、俺への質問の落差が」
山田「(聞き流して)神奈川県横浜市ラジオネーム、まほろば。安井さんへの質問です」
安井「うん!(期待して)」
山田「(重めに)こんな俳優は嫌だ。どんな俳優?
安井「ちょっ、ま、待って、待って、待って
山田「(繰り返す)こんな俳優は嫌だ。どんな俳優?
≪スタッフ、悪~い感じで「うひゃひゃひゃ」と笑っている≫
安井「大喜利じゃない」
山田「マジな質問ですね」

続く


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