京大対策

こんにちは。理科一類の充足を求めるものです。今回は、理系の私が一部科目について触れられる情報だけ京大対策を触れていくものになります。ちなみに、これを書いてるのは、質問箱でなぜか京大の質問がくるので、それをある程度、というか私の知識の限りを載せることで質問対応されない時にこちらをみてもらうことで解決してもらおうと考えています。私はそもそも京大を受験したわけではないので、ここ違うでしょ!みたいなのは、DMなどにお願いします。では、始めましょう。

1、京大理系国語

 さて、京大国語 と言ったら何が特徴的ですか?と言われたら間違いなく記述量になると思います。東大の記述ってどんくらい?ってなるとだいたい120+70×3に古典がつくわけですが、京大の場合だと、14cm×1cm?くらいの行がいっぱいです。記述量という意味で並ぶ大学はなかなかないでしょう。問題としては現代文二題、古文一題ということで、実は漢文が出ないそうですね。
 さて、じゃあどうやって対策するのか、ということになるわけですが、少なくとも、本文の内容をもとに解答する、ということに関してはいつも通りです。ここの大学は出題意図をかなり詳しく用意しているので、それをもとに自分の解答を改善していくと良いでしょう。
 京大国語の対策教材としては、(知り合いからの評判をそのまま流しますが)駿台の京大入試詳解が良いと思います。理由として、駿台の解答速報、模試での評価が高く、また実際に授業を受けた、教材を使った知り合いがとても良いと言っていたこと、純粋に過去問の量が多いからです。同様の理由から、京都大学への国語、つまり京大実戦模試の過去問集もおすすめです。国立国会図書館を使えばかなり古い年度のものも集められるので、記載しておきます。

2、京大数学

 「論証の京大」なんて言葉がある通り、採点がかなりきついらしいです。答案を丁寧に減点してる、なんて話もあったりします。近年ですと、2018?年の割と難易度としては低めの問題とそれに対する開示なんかで、自己採点より点がない、なんていう話が出たことからもわかると思います。ですので、通常の対策はもちろんのこと、数学の論証部分を明らかにする対策も必要となります。
 さて、対策教材ですが、おすすめとしては、論理学で学ぶ数学、があります。これは数学の論理の部分をかなり丁寧に扱った参考書で、習得すればかなりの力になると思います。受験生が苦手にしがちな軌跡の部分の問題が多めに入っていて文理共通なので、とても良いと思います。他には、ちょくちょくおすすめしている、整数問題の攻略というpdfプリント、世界一わかりやすい京大数学、京大入試詳解になります。京大は昔から整数をよく出してくるのでその対策としての素材です。(マスターオブ整数でもいいですが、経済的に優しいのでこちらをすすめています。) 世界一わかりやすい京大数学の方は、解説がかなり丁寧で、問題選定もとても良いらしいです。学研プライムゼミで京大数学を担当している先生の著書になります。最後は駿台のもので、純粋に過去問の量が多いのと、今年の解答速報がかなりよかったのでおすすめしています。特別な対策、というよりは適当に勉強しないことを
意識して欲しい、と言った感じです。

3、京大物理

 一言で言うなら、処理量が割と多いな、と言う感想です。やることは現象を数式で解析させる、といった感じで、だいたい微分の作業をさせてきます。微積を学んでないと解けないと言うことはないですけれど、やっといた方がアドバンテージになることは確かです。二体問題を理解してればかなり楽に解ける問題も過去には出たりもしていますので、それを考えてもなるべくなら微積物理、と言うか教養範囲の力学をやるのはおすすめです。熱力学もおすすめです。他の分野は悪くはないですが、重要度は下がるかもしれません。教養範囲の物理の講義録をネットで探してみるのをおすすめします。
 対策教材としては、過去問になるだろう。駿台の京大入試詳解が量が多く良いと思う。ただ、あまり情報がないので何とも言えない。赤本の解説に関してはあまり良くなかった印象があるので、そこまですすめられない。
 余談だが、最近の東大物理は理論的な面が出てきたり、量が増えてきたりで京大化を始めていると言う感じがする。

4、京大化学

 きついなあと言う感想です。投げやりですが。何でかと言えばやけに難しく感じるからです。正直化学はわかりません。原点からの化学とかがいい、と言う話しかできません。
 対策としては、京大入試詳解をおすすめします。量が多いのと、作成者がかなり有名で評判がいいからです。他には、京大実戦模試や過去問、京大オープンやその過去問もおすすめです。もうこれ以上のことはわかりません・・・

5、京大英語

 東大とは打って変わって、別方向に特徴的である。問題としては、長文読解、和文英訳が主となっている。ただ、問題傾向として精読を重視しているように感じる。和文英訳がかなり難しい。生兵法とか言う単語を訳させてきたこともある。きつい。和文英訳の対策としては、自分で書いて添削を受けつつ、予備校の出している解答を複数見て、表現を増やしていくのが良いと思う。大阪大学外国語学部、文学部の和文英訳は長さ、難易度的にかなり近いので演習素材として活用できると思う。当然、英文和訳も出てくるわけだが、その教材としてはポレポレ、透視図と言った有名なものを挙げておく。英文解釈教室なども存在するので、自分にあったものを選ぶと良いと思う。(今年、東大の英語を駿台の竹岡先生がかくと言う情報あったのでそれを待ってもいいかもしれません。)
 さて、対策教材としては、駿台の京大入試詳解をおすすめする。量が多い。京大の赤本もいいのかもしれない。両方買って比較するのが良いと思う。

6、日本史学習用のサイト、素材まとめ

 ここは完全に知っているものをまとめていく。
 1、東大の日本史、京大入試詳解
 2、つかはらの日本史工房

さて、私が持っている京大関連の知識は以上の通りである。正直これ以上詳しく内容に関して質問を受けてもどうにもできそうにないです。ほんと申し訳ない。一応いろいろな人の参考になると思うのでこの記事を作りましたが、流石に他の大学の記事を書くことはないと思いますのでご了承ください。
 現状かなり情勢が緊迫しており、大学もその対応で大変です。皆様の学校も大変だとは思いますが、外出を控えつつ、手洗いうがいといった基本的なことを着実にやっていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?