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面接でリュックがNGな理由


「リュックサックで面接にいってもOKですか?」
「リュックくらいで、合否に左右しませんよね?」

結論からいうと、リュックで面接に臨むのは避けましょう。

日経新聞社が2018年に発表したアンケート調査では27社中3社が面接時のリュック使用がNGと回答しました。

ビジネスの場でもリュック容認の空気は少しずつ広がっていますが、ビジネスマナーとして完全にOKととらえられているわけではありません。マイナス評価になりかねないので、リュックを避けるのは無難な選択肢といえます。

リュックを避けるべき4つの理由

1.カジュアルな印象を与える

まずリュックを背負ったり持っていたりすると、カジュアルな印象を持たれます。

リュックはビジネスの場でふさわしくないと考える人も多く、TPOをわきまえない人だと思われる可能性もあります。面接官は、就活生の採用後の働く姿を想像します。たとえ面接官や企業がリュックを容認していたとしても、「取引先や顧客の前でもTPOをわきまえない人かも」などと思われる可能性も考えられます。

2.床に自立して置けない

面接中、バッグはいすの横に自立して立たせて置くのが基本です。大切な書類が入ったバッグを横置きすれば人によっては粗雑な人とのイメージを持たれてしまう可能性があるからです。リュックは自立して置けないタイプがほとんどですので、いすの脚に立てかけるなどするとどうしても不自然な置き方になってしまいます

3.書類の管理に適さない

床に自立して置けなければ、面接時に提出書類をスマートに取り出すのも一苦労です。また、ESや履歴書などの応募書類はA4サイズやA4に折り曲げられるA3サイズが一般的です。リュックの大半は書類を曲げずに入れるのが難しく、不自然にまげて端が折れ曲がったりした書類を提出することで、悪い印象をあたえてしまいます。

4.スーツにしわができる

そもそもスーツはリュックを背負うつくりになっていませんので、スーツの肩や背中の部分にしわができやすいです。型崩れも当然起きやすくなります。「スーツのしわまで面接官は見ているのか」と思われるかもしれません。先ほど述べたように面接官は少ない情報でその人を判断しなければならず、身だしなみには最大限の注意を払うべきです。️

面接に最適なカバンとは

色は黒・茶・紺

男女ともに原則として、目立たない黒もしくは茶や紺などを基調とする色から、シンプルな生地やデザインを選ぶのが無難です。

男性は手提げタイプ

男性は手提げタイプが主流です。

最近ビジネスパーソンの中で人気を博しているのが、3WAYバッグです。3WAYバッグとは「手持ち」「ショルダー」「リュック」の3つの使い方が可能なバッグのことです。大容量の荷物を入れることができ、移動中はリュックとして使い、面接時には手持ちに切り替えるといった使い方が可能です。

女性は肩掛けタイプ

女性は、肩にかけて移動ができるトート型のタイプが疲れにくくおすすめです。ブランドバッグを愛用する女性も多いですが、ブランドロゴなど過度に目立つバッグはマナー違反と見なされることがあります。


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