見出し画像

東南アジア旅行ふり返り#4 タイ、クラビでのサンセットを見て感じたこと

タイで最初に来たのは、クラビです。



前回の記事はこちらです。


クラビはビーチリゾートしても有名ですが、世界的なクライミングの聖地
としても有名な場所です。


クライミングが好きな旦那さんが1度来たことのある場所です。
思い入れがあり、もう一度来てみたかった場所のようです。



クラビタウンから船でアクセス

今回滞在したのはライレイという場所。
クラビの特徴的な地形ののせいなのか、船でしかアクセスできない場所にあります。
アオナン、もしくはクラビタウンから船でアクセスします。


私たちはクラビタウンからアクセスしました。

このクラビタウンという小さな町は、アオナンのように観光地化しすぎておらずちょうど良いサイズの町だったので、私たちはとっても気に入りました。


クラビタウンのターラー公園から船に乗ります


ライレイに行く船は乗合制です。
何人か集まらないと出発しない、もしくは高い代金を払うとすぐに出発してくれるようです。
クラビタウンからライレイに向かう人は多くないようで、船着場のある公園でしばらく待ちます。


出発まで待っていた公園もとってものんびりしています。
普段は待つのが苦手ですが、その公園ののんびりとした雰囲気が心地よくて、何時間でも待ちたい気持ちになりました。


運転してくれお兄さん


クラビの美しい景色が一番楽しめた時間になりました


出発するまで30分くらい待って、30分くらい船に乗ってライレイに到着しました。


ライレイの船着場


陸の孤島はなかなかの賑わい

ライレイは船でしか行けない場所なので、静かなビーチリゾートを想像していました。
でも、到着してみたらなかなかの賑わいでした。
ライレイの狭い土地の中にレストランや宿泊施設、レンタルショップなどがひしめき合っています。
そして物価も高い!!

船に一緒に乗ってきたクライマーのアメリカ人が、「ライレイは忙しい場所だからトンサイに行ったほうが良いよ。」と言っていた意味を理解しました。
思ってたのと違う・・・。

クラビは特に西洋人に人気のあるビーチリソートのようで、ライレイに来ているのはほとんどが西洋人でした。


あとは、世界中から集まったであろうクライマー達も多いです。
レンタルクライミングショップも何件かありました。

私がやりたいかは分からないけど、憧れます・・・。


何はともあれ、ライレイでの時間をのんびり楽しみたいと思います。


ライレイには車やバイクがない

ライレイ散策をしていて印象的だったのが、全ての物資の運搬を船でしていたこと。

人はもちろん、食料、飲料、ゴミまで船で運搬しています。


夕方のサンセットが終わるまで、観光客用の船がひしめき合っています。


これは多分ゴミを運び出しているところ


ビーチにもトラクターが!
日本の畑にいるよりもおしゃれに見えます。


ここの土地に住む人にとって、船を持っていること、または船を運転できることは大きなステータスになるのかもしれません。


ライレイビーチにサンセットを見に行く


ライレイにあるふたつのビーチのうちのひとつ、ライレイビーチではサンセットを見ることができます。

ライレイに滞在している人はもちろん、サンセットを見る目的で日帰りでライレイに来ている人も多いようです。


サンセットの時間が近づくと、沢山の人たちがビーチにきてくつろいでいました。


西洋人はこうしてリラックスしながら自然を楽しむのが本当に上手だな、といつも思います。

彼らがビーチでくつろいでいるだけで、ビーチ全体にもリラックスしたムードが流れ始めます。
何か特別なものを付け加えることもせず、自分の身体をその場に置くだけです。
こうした風景は日本ではなかなか見ることができないので、とても贅沢な気持ちになります。
そして、西洋人のこうしたスタイルから学ぶことは沢山ありそうです。


私たちも彼らの真似をしてビーチに座ってサンセットを待っていたら、どんどん空の色が変わってきます。

私のiphone撮影スキルでは実際の美しさはあまり伝わらないかもしれません・・・。





特別なものは何もいらないと気づく

全身がブワーッと感動に包まれました。
私の拙い語彙力では表現が間に合わないくらい、感動が込み上げてきました。
圧倒的な自然を目の前にすると、いつも素直に真っ直ぐに感動する気持ちが沸き上がってきます。


実はこうした自然の営みはいつも繰り返されているんだということを、思い出させてくれました。
そしてたまにそれを目にする機会があると、何も特別なものは必要ないんだと何だか勇気付けられます。


ライレイではお金を払うと、いろんなアクティビティに挑戦できるようです。
アイランドホッピング、シーカヤック、クライミング体験・・・などなど。


沢山の看板やツアー会社の存在を見るたびに、「せっかくクラビまで来たんだから何かに参加したほうが良いのかな。」と、もったいないような気持ちになっていました。笑
本当はどれもそんなに興味はなくて、そんなことを考える必要は1ミリも無いこともわかっていました。笑


ライレイのサンセットを見たことでそうしたモヤモヤした気持ちが一気に吹き飛びました
あのサンセットを見られただけでも、に来られて本当によかったです。


今回は道具もなかったのでクライミングはしませんでしたが、次回は旦那さんはクライミング目的で来たいそうです。

私は次回もクライミングに挑戦するか分かりませんが、このサンセットを見るためだけでもまた来たいと思える場所になりました。


帰っていく船たち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?