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仕事:課長という役職について

今日のお題は課長という役割とうまくいかない人の特徴について話します。課長ってどれくらいの人かというと↓ここです。
社員→主任→係長→課長代理→◆課長◆→部長・・・
課長とはどんな役割の方なのでしょうか。


課長とは:

  • 管理職の人

  • 残業が出なくなる役職

  • 結構偉い人

そんなイメージを持っている人も少なくないと思います。

そんな中で課長昇進前は成果を出していたのに課長になった途端に結果を出せなくなる人っていませんか?
その原因は[役割を認識できていない]事が多いです。


係長の役割と課長の役割

  • 係長の役割:チームをリードし結果を出す

  • 課長の役割:チームのリーダーに指示をして組織を動かす

上記をゲームに例えると

  • 社員:アクションゲーム

  • 係長:RPG

  • 課長:シミュレーションゲーム

となります。具体例としては

  • アクションゲーム(社員):自分が上手くなればクリア出来る

  • RPG(係長):仲間と自分のレベルを上げればクリア出来る

  • シミュレーションゲーム(課長):先を見越してコマを配置し時間経過させつつ武器を与えたりして自分の思い描く方向にもっていけばクリア出来る

シミュレーションゲームって何だか難しいですねー。私も小学生の頃は何が面白いんだかさっぱり分かりませんでした。


課長の役割をゲームに例えると・・・

三国志シミュレーションゲームに例えると課長が出来る事は
 [張飛を武将に任命し魏に攻め込む] というコマンドを出せるだけです。
[攻めコマンド]を押したら内政を見なければいけません。
反乱分子は無いか、作物が枯れている所は無いか、などなど。
実はこれが課長の役割なのです。

逆に昇進して成果の出ない人は、シミュレーションゲームなのにアクションゲームやRPGと同じ考えでやっている人達となります。

三国志シミュレーションゲームをやっているのに、内政(部下育成)を疎かにして攻め(一部の人だけに仕事)ばかりしていてはすぐに街(組織)は滅んでしまいますね。
また折角取った街(プロジェクト)も武将(経験のあるリーダー)を配置しなければ崩れて(失敗)しまいます。

こんな状況で、アクションゲームが得意な人が上手くプレイできるでしょうか?勿論できません。
何故失敗するかというと、シミュレーションゲームであることに気付いていないからです。


課長の役割が上手くいかない原因

一方で課長に責があるかというと一概にそうではありません。
総じてこれらの人は、目の前の成果だけ見られて昇進"させられた"人達です。役割を知らずに当人も苦しんでいるのですよ。
これは会社側がせめてレクチャーしてあげるのが正しい姿ですよね。

もしこのような課長を部下にもっている部長さんは、是非教えてあげましょう。あなたの役割はxxxxですよ、と。
もしこのような課長を上司にもっている人は、部長にコソっと伝えましょう。その人が自分で動いちゃうからチームがまとまりません、と。

大事なのは当人に気付かせてあげる事です。
陰口をいっても何も変わりません。本当のやさしさは当人に気付かせてあげるフィードバックです。


まとめ

このページで何を伝えたいかというと、昇進する、という事は役割が変わるという事です。
決して偉くなるというわけでは無いのでそのつど[役割]を1から勉強しなければうまくいきません。

もし皆様が昇進したら、今やっているゲームはアクションゲームなのか、RPGなのか、シミュレーションゲームなのか、はたまた、それらのゲームを作る立ち位置なのかを思い返すと役割が見えてくると思います。
という話。

課長とか部長になると実は皆[何やったら良いんだろう、、、]って皆悩むもんですよw

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