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【プロセカ】チアフルで1000連勝を達成するまでの道のり

はじめに

2023年4月9日の14時6分にプロセカのチアフルカーニバルイベントで初の1000連勝超えを達成しました。1000連勝を目指し始めてからの1年2か月を振り返りやってきたことをまとめます。1つ1つのイベントを振り返るだけでもかなりの分量となってしまうため、ここでは1000連勝を達成したイベントも含めて個別のイベントの出来事には深入りしません。加えて、チアフルイベの連勝方法などにはあまり触れません。環境は日々変わっているので情報が古くなるかと思います。ただ、環境が変わった際にどのようなことをすればいいのかは参考になるかもしれません。


1000連勝を目指すきっかけ

1000連勝を目指すきっかけは2022年1月末に開催された「秘密の♡バレンタイン大作戦!」イベント(以降、バレンタインイベ)にあります。2021年にイベランしていたのもあり、当時の理論編成の1つである総合力30万/リーダー130%で、スキルの育成やマスターランク上げをすべて終えた編成を所持しておりました。その流れで2021年12月末のお正月イベから連勝をはじめて、バレンタインイベでは複数回の100連勝を達成するなど5人で集まって長時間ハイスコアを出し勝ち続ける周回を楽しんでいました。1000回以上みんなでライブをしましたが連勝勢との周回では負けることは一切なく、普段のライブボーナスの消化で「みんなでライブ」をした際に片手で数えられる回数ほど負けた程度でした。当時の歴代1位の連勝の連勝記録として400連勝が存在しており、連勝勢との周回では一切負けることもなかったことから筆者の中では1000連勝は決して夢ではないと確信に近い考えがありました。
また、2023年4月時点までに開催されたチアフルでもバレンタインイベは珍しい出来事が起こりました。中間発表で負けていたあげる派チームが最終結果で逆転勝利する出来事もありあげる派で目指していた連勝勢にとっても予想外でTwitterのタイムラインも騒然としていました。100連勝でも大きく遠いと思われいたこともあり、1000連勝となるともはやネタの世界のようにも思われていましたが、ごく一部の連勝勢が1000連勝を目指す周回に乗ってくださって無事に5人あつまりました。そして、少しずつですが1000連勝を目指す周回をはじめました。


1000連勝までの主なできごと


22年2月末:300連勝

バレンタインイベの翌月ですがこの時は固定周回をせずにいました。Twitterの連勝募集でたまたま連勝募集があり参加したのですが、当時の最大総合力の30万編成持ちが5人あつまり金曜日の午後から翌日の夕方までひたすら総合力の暴力で連勝する周回をしていました。1人落ち+1人電話着信で片手Masterをしていても勝ててしまうしまうぐらいには余裕があり、マッチングに若干時間がかかるものの勝率100%ととても安定した環境でありました。まだ高総合力編成が珍しかったのもあり時間さえあれば1000連勝は問題なくいけるとさらに自信を持てるように思えた出来事でした。


22年3月末:150%スキル初登場

あつめた1000連勝メンバー5人で固定を組み、初の1000連勝周回をはじめました。結果としては203連勝で惨敗となり1000連勝の壁にはじめてぶつかりました。当時のメンバーもやはり30万編成5人でしたが突然の150%リーダーの登場で編成の更新に追いつかず150%リーダーと130%リーダーとが組み合わさったチームになっていました。ギリギリの戦いをしたいとの1000連勝チーム内からのリクエストもあったため、相手の討伐隊は私自身がTwitterの方をそそのかしてチームを組んでいただきました(チーム名が名指しでこわいですが)。相手チームは30万編成を持っていない方も複数人いたのですが150%リーダー多めで総合力が28万以上でした。それでも僅差の戦いが続き、3回マッチングしたタイミングで203連勝を止められる結果となりました。また、22年2月末まで連勝用に実用的であった自チーム130万↓編成での連勝もできなくなり、チアフル連勝の環境が大きく変わり1000連勝の手法の見直しを迫られることとなりました。


22年4月末:399連勝

根気強くTwitterで30万/150%の編成の募集をして全員理論値の状態で再度1000連勝に挑みました。189連勝が負けていないものの蒸発させてしまったり、バグによって私がリザルトで落ちて当時の歴代1位の400連勝に惜しくも届かなかったりなど普通に考えたら悔しい出来事がたくさんありました。ただ、189連勝で負けてからの399連勝はあきらめない大切さを学ぶきっかけにもなっています。負けたらまた叩けばいいと気楽に思えるのもこの経験があったからこそでドラマがあったイベントだと思っています。その一方で30万編成ではなかなか相手チームとマッチングしなかったり、マッチングしても討伐隊のようなつよいチームと当たったりなどもありました。加えて、長時間周回で精度を維持できず燃える方もでてきてしまいマッチングや体力の限界を意識しはじめるきっかけにもなっています。


22年5月末:イベラン4位+イベ乙130連勝

TOP10をとりつつ130連勝もしました。スタダ59時間ほどしましたが腹痛でトイレの住民になりVCミュート+睡眠も腹痛でまともにとれない散々な状況でした。それでも最終日は130連勝するぐらいにはなんとか叩いましたしそれ以前も支援の方々からMVPやアンコを強奪してDiscordやTwitterで1人はしゃいでいたのですが、不思議と上位の方に時速負けする要因が起きていました。チアフルイベランのノウハウがなかったのでライフも気にせずアンコをとろうとしてくださった方を出し抜いてMVP(主役)を重視してひたすら叩いていたのもこの現象の要因であります。ただ、それを抜いても回数で負けており深夜3時以降のマッチングで大差がついていることも気づきました。1000連勝をした今ですらそうですがチアフル1000連勝を目指しているのにチアフルで知らないことが多いなと思いました。途中からは順位の維持に方向を変え、手法としてはマッチング周りを探るために総合力を極端に下げた方を1人混ぜるやりかたに変えました。加えて、TwitterやDiscord内で連勝!連勝!と叫びライボ10を投げられ連勝周回を阻止されながらも、最終日にはちゃっかり130連勝させていただきました。たくさんご迷惑をおかけしましたがこの時の出来事がちゃんと1000連勝の達成に大きな影響を与えております。あらためて多大なご協力感謝いたします!


22年6月末:スポジョイ456連勝

イベランでマッチングに関するアイデアを得たあと初の大型連勝です。こちらはわたしが主催していませんが、4月末の連勝メンバーの募集でした。5月末のイベントで総合力の調整をすることがマッチングで大事であることを学んでいたのでイベントまでに☆4Lv50のスキルマのカードを3種用意しました(ダショイベでスコアアップ☆4が2種追加されてとても助かりました!)。このイベントはあまりにもマッチングしないイベントとして語り継がれております。イベランでTOP100の方々も「ひとりでライブ」でエンヴィーをしてポイントを稼ぐぐらいに難しいイベントでしたが、サッカーチームで自チーム総合力を115万程度まで下げると一瞬でマッチングして割と安定して連勝を稼げることがわかりました。高総合はほぼマッチングしないので、つよいチームとはほとんど当たらずに似たような総合力や下の総合力帯のチームとマッチングしていたのだと思われます。最終的には総合力が離れたチームと無差別にマッチングして負けましたが456連勝の記録を出せました。マッチングは自チームの総合力に応じて行われる大原則がありますが、原則に沿って仕組みや環境を理解する大切さを経験を通じて確認できました。そして1年以上1位に君臨していたくま組の400連勝を超えられました。


22年7月末:500連勝

このイベントからマッチングの改善のために味方チームとのマッチングが導入されました。当初は味方チームの討伐隊も加わってしまうと懸念もありましたが、別の方向で困難がありました。味方も全部倒せばよいと考えていたものの味方チームでは連勝数が増えない仕様でした。この時、おじゃまぷよチームが急募でランナーさんなどもおじゃま側に集まる傾向がありました。その流れに乗って私達もおじゃま側にいたのですが(1)高総合だとまったくマッチングしない、(2)低総合でも味方マッチングでまったく連勝が稼げない、(3)さらに総合力を下げてもスポジョイの時のように連勝を稼げる環境でもないと連勝勢にとって劣悪に思えるような環境でした。
Twitterの情報で味方マッチが少ないとされていたみどりぷよに寝返りましたが、味方マッチがなくなってもスポジョイ戦法が安定して機能しない状況に陥っていました。残りの時間も限られ負けられない状況でしたが、ちょうどYouTubeで連勝配信が流れていました。あとには引けないものの状況も変わらないので息抜きとして配信チームを討伐するために編成を変えて遊ぶことにしましたが、この際に低総合でなくても非常に早くマッチングすることに気づきました。そのため、急ぎマッチングの基準がわかるボーダーを少しずつ総合力を変えて調査して安定して勝てる編成の調査をしました。スポジョイの知見も踏まえつつマッチング状況の考察をした結果うまくはまり、深夜早朝の延長戦の末に500連勝まで歩みを進められました。


22年8月末:816連勝

7月末の戦法をそのまま流用しました。メンバーの2徹労働の末の長時間の寝落ちや、長時間周回後の起床失敗などありつつも816連勝と大幅に歴代1位の記録を更新しました。500連勝の時は感動がありつつまだ通過点でもありましたが、816連勝まできていよいよ1000連勝いけるのではないかという空気になりました。これをきっかけに大型連勝へ参戦する方も増えて、200連勝↑のチームも増えてきたので1つ連勝勢の空気や基準も変わったかと思います。私の中でももう1000連勝に届く空気を感じておりましたが私にとっても大きな転機になったようにも思います。たくさんの登場人物や思惑が混ざるのでここでは書きません。


22年9月~23年2月:おやすみ

この期間は300連勝ぐらいまでのんびりすることもありましたが、マッチングの傾向を見ながらお休みしておりました。連勝勢も増えてにぎやかになり、大型連勝を目指したチームや100連勝を楽しむチームなど多様に現れたと思います。お正月も少し連勝したのですが、山チームと海チームとでマッチングが中間発表後も安定せず大型連勝向けではないイベントも少しあり、どうするとよいのか悩むこともありました。答えをなかなか出せずに悩む中、23年2月末のイベントでスイミーメンバーのKさんが紅茶チームで840連勝を叩きだし歴代1位の連勝記録を更新しました。
この時のイベントは紅茶チームのマッチングが非常によく、高総合でもマッチングしやすい環境となっており、加えてコーヒーチーム側につよい連勝勢やランナーさんがほとんどいないような状況でした。この時悩んでいた私としてはマッチングしやすいチームの入れ替わりはユーザー側では制御できないので数打って840連勝を超えていこうと結論付けました。私の心に火が付いた瞬間で即座に23年3月末の連勝募集をTwitterで投げました。


23年3月末:スイミー1120連勝

募集をしてから半日ほど経ったぐらいに、スイミーメンバーのすいさんからDMを頂きました。すでに4人そろっている状態で一緒に連勝したいとのことでとんとん拍子にチームが組まれることになりました。816連勝の時とまったく違うメンバーでしたが、準備も周回方法もなにも変えることはなく一方でメンバーとのんびり話しながら決めることは決めてゆるーく周回するようにしていました。
とはいえ連勝中何もなかったわけではありません。ほぼ全部私の失敗ですがマッチングしづらい時間でつよいチームに勝ちながら周回していましたが総合力が大きく離れたチームとの無差別のマッチングで負けたり、私のミスでスコアを大幅に落としてしまい負けてしまったりで2回も300連勝を超える連勝を消失させてしまいました。後へ引けない状況になってしまったので、高精度にたたくことはもちろんのこと連勝の稼働時間やマッチング・相手チームの状況などチームで共有して相談をしながら周回を進めていきました。5人で連勝を稼ぎたい気持ちもありつつも連勝を失ってしまいそうな環境・体調の時には意識的にブレーキを踏んだり休憩を入れて流れを変えたりなどの対応をしました。戦ってみないとわからないこともあり不安もあったかと思いますが、5人で気を切らさずアクセルとブレーキの使い分けをした結果として今回の1120連勝を勝ち取ることができました。


連勝にむけてやってきたこと


スキルをつよくする

リーダーとリーダー以外のスキルを育成してスキルレベルを最大まで上げます。スキルは150%スキルや140%スキル(ライフ依存は抜いてもいいです)、130%があるととても便利です。スキルを上げて損することはまずないのでできるだけ育成をしてください。


低総合編成をつくる

マッチングの大原則は「自チームの合計総合力に応じて、相手チームとマッチング」することです。マッチング相手を直接選ぶことはできないですが、自チームの総合力を変えることによってマッチングの傾向を変えられます。その際に低総合編成があるとチームで総合力の調整がしやすくなり、チームでその時にちょうど良い総合力でスキルが強い編成を出しやすくなります。


マッチング研究する

マッチングの傾向がなんとなくわかる境界線はおそらく存在します(2023年3月時点)。仮に境界線がないとしてもFAQで「自チームの合計総合力に応じて、相手チームとマッチング」の記載があるので、総合力を変えることでマッチングの相手の傾向を選べます。色々な総合力でマッチングの速さやマッチング相手(+リーダーのキャラのスキル)、勝率、属性(イベント勢・連勝勢・ツイ募勢・野良勢)、スコア差など連勝に影響しそうな項目を1つずつ確認します。


チーム構成の考察

チームの人数比を考察します。一番わかりやすいのは急募の有無です。多くの場合には急募がついていない側が連勝もイベランも有利だと思います。Twitterだと急募チームなのに募集が多かったりランナーが偏っていたりなど、通常のユーザーとは異なる行動をする傾向があります。少ない偏ったサンプルから全体を想像すると間違えた考察となってしまうので、Twitterのプロセカ民がどちらのチームを選んでいるのかは一旦置いてお題を素直に考察するとよいでしょう。
たとえば「金魚」と「グッピー」であればグッピーを知らない人がそもそもいてGoogleのトレンド検索でも明らかに金魚のほうが人気であるのでグッピーが急募と考察できます(ランナーさんやTwitterの民はグッピーに偏っていましたね)。「コーヒー」と「紅茶」であれば、プロセカユーザーは10代が多いものの10代は苦いものが苦手な傾向がある考えられるため、コーヒーが急募となると読み解けるかもしれません。


楽曲の効率難易度を覚える

楽曲ごとにMasterのスコアが伸びやすい・伸びにくい、Hard以下のスコアがExpertやMaster以上にでる効率曲があります。そうでなくてもExpert並みにHardでスコアが出る曲であったり、NormalでMasterに近いスコアがでるなど譜面を叩く労力に対してスコアの効率が良い楽曲もあります。スコアを出したいのか温存してスコアを出したいのかなど目的に合わせて難易度選択をできる準備をしておくと、安定して勝ちつつ1000連勝も狙っていけます。ただ、基本的には強い相手の(もしくは必要な)時だけMasterや効率難易度の曲を叩きスコアを出すようにできたら理想的です。


叩く技術を上げる

日々の音ゲーの訓練の領域になります。加えてこれを長時間できるようにする必要もあります。日々プロセカをプレイしつつMasterを43時間たたく周回もして準備しました。そのほか人差し指2本から中指薬指を加えた5本で叩けるようにする・指だけで叩く・手首で叩く・腕で叩くなど叩き方のバリエーションも増やして長時間叩けるように備えました。


前向きでいる

連勝が重なるとプレッシャーを時には感じるかもしれません。ですが、負けも案外楽しいです。スイミーでは300連勝を超えた負けを2回したり、399連勝・816連勝で負けたりなども経験していますが取り返しがつかないわけでもありません。負けたらもう一度たたけば問題ないですし、イベント中にリトライできなければまた別の機会にもう一度チャレンジすればOKです。もちろん前向きでいるだけではなく気を張って叩かないと行けない場面もありますが、力を出し切って悔いが残らなければそれで十分だと思います。


連勝からの学び

1人ではチアフル連勝をできません。色々なスキルや考え方・背景を持った方々と力を合わせて相手チームと戦います。自チームでも色々な考えがあったり、相手チームは討伐の思惑があったり色々な形で利害の不一致もあるかと思います。もしくは人でなくても環境の変化で連勝方法とミスマッチが生じるなど難しい場面も出てきます。
不確実で不安な場面も数えきれないほどありますが、1つの方法や過去のやり方にとらわれずその時のメンバーにあったやり方を模索すると勝っても負けても楽しいですし、難しく不安な状況も5人でならきっと乗り越えられるのだと思います。過去の栄光や昔うまくいったやり方を捨てる不安ももちろんなくはないのですが、1人ではそもそも連勝のしようもないですし環境やメンバーが変わる中で自身も変わり新しい気付きを得ていくことも欠かせないと思います。こうしたことを思えるのも、無謀でネタと思われていた挑戦に根気強くお付き合いいただいたり、応援してくださったりした皆様がいたおかげです。チアフルやプロセカにかかわらず人や人との関わり方を大事にしていきつつ、また何か大きな目標に向かっていきたいです。また、大型連勝で高い目標を目指す後続の連勝勢の励みになったらとてもうれしいです。


まとめ

チアフル連勝とても楽しいよ!
わがままですが1121連勝↑報告と土産話を待っています。

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