アートな置きみやげ
先日2月13日まで鉄輪では芸術祭「廣川玉枝 in Beppu」が開催されていましたが、
この冬、筋湯通りではもうひとつBEPPU PROJECTさん主催のアートプロジェクトが進行していました。
作家が旅先に長期滞在しながら、その土地にインスパイアされた作品を制作するアート・イン・レジデンス。プロジェクトに参加した3名の日本人アーティストたちが、先週までの1か月間、トビラボのお隣の湯治宿「ひろみや」さんに滞在しながら作品を制作していたのです。
作家は、舞踏や映像作品を制作する木皮 成さん、音楽をアートに表現する福西みゆきさん、フランスを拠点に活動する画家の古市牧子さんの3人。それぞれ海外にいる別の3人の外国人アーティストたちと組になって作品を制作し、最終的な完成作品はオンライン配信などの形で鑑賞できるそうです。
今回、作家の一人である木皮さんがひろみやさんの中に斬新なアート作品を残してくれました。その数、なんと26個! 風呂(フロ=26)にちなみ、出発ぎりぎりまで寝ずに作ってくれた映像作品は、ひろみやの26カ所、至る所に設置されたQRコードを通じてリンクされたYouTube画像で見ることができます。360度カメラで撮影された映像のいくつかは、ひろみやさんにある3Dメガネを通して見るとよりリアルな体感で鑑賞できる画期的なもの。
筋湯通りに来た際には、ひろみやさんにお声をかけた上で、宿内にある作品をひとるひとつ探しながら楽しんでみてください。宿の中に入らなくても、作品の1つはひろみやさんの玄関の外にある、たぬきの置物のすぐ側にQRコードを通じて見ることができますので、通りがかった際にはぜひアクセスしてみてくださいね。
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