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企業チームとクラブチームの違い

こんばんは、tobikenです。

今回は

企業チームとクラブチームの違い

について書いていきたいと思います。

前回の記事で社会人野球についてサラッと
説明させて頂きましたが、
社会人野球チームには、

企業内に野球部があり、選手はその会社内で 仕事をしながら野球を続けている

企業チーム

仕事は別々で主に仕事が終わってから
個人練習をしたり土日の仕事がない日を
全体練習としている

クラブチーム

があります。
(クラブチームの中にも企業の名前が入っていたりその会社で働いてる人もいたり様々なスタイルで野球を続けている人もいます)

現役選手である私個人の視点で言うと

企業チーム→野球メイン
クラブチーム→仕事メイン

こんな感じです。
(ですが企業チームの選手も社業もしっかりと
行っています)

どちらも仕事をしながら野球をする。
という基本的な所に違いはありませんが、
さらに見ていくと大きな違いがあります。

待遇面

企業チーム↓
・専用グランド及び室内練習場や
 選手寮が完備されている。
・丸1日仕事ではなく半日仕事をして
 終わり次第、練習する。(逆もあり)
 ↑オフシーズンは社業に専念するようです。
・全国大会や公式戦などで活躍すると
 野球ボーナスがある。(友人談)
クラブチーム↓
・専用グランドや室内練習場を持つチームは
 少なくグランドを借りて練習する事が多い。
・選手寮もあるチームはあるが基本的には
 賃貸や実家暮らしの選手が大半。
・チームからの支給品や野球ボーナスなどは
 ほぼないと言っていい。

やはり専用グランドや室内練習場があると
出来る練習も変わってきます。

場所を大きく使える分、実践的かつ
バリエーション多くメニューが出来ますし、
選手寮があれば生活面で金銭的な負担も減り、
野球に打ち込めるという充実さもあります。

クラブの中にもグランドや室内練習場などを
持つチームもありますが、かなり少数ではないでしょうか。

私のチームは専用室内練習がありますが
基本的には小中学生の練習場として貸したり
いつでも好きな時に練習が出来るという事では
ありません。

選手寮も完備しているクラブはなかなか
全国的に見ても少ないですし、やはり野球に
打ち込める環境というのは企業に比べて
劣ってしまうのは事実です。

選手の技術面

企業チーム↓
・全体的な技術バランスが良い。
・全てにおいてのスピードがある。
 (球速、足の速さ、スイングスピード
  連携プレーのスムーズさ)
・投手の制球力の高さ。
・バントや守備系統の細かなプレーの安定感
・選球眼がめちゃくちゃ良い。
・選手層が厚い。
クラブチーム↓
・バランスが良い選手もいるが粗さがある。
・守備でのスピード感はあるが飛び抜けた
 球速を投げる投手は少ない。
・連携プレーや細かなミスが出てしまう
 チームが多い。
・稀にとんでもない能力を持った選手がいる。 

今回は細かい所までは書きませんが
やはり企業とクラブの違いがハッキリと見て
分かるのは環境の充実度に加えて
技術力の高さです。

企業の選手は野球の基本動作である
投球、送球、捕球、走塁、スイングなどの
平均レベルが高校、大学の選手と比べて
とてつもなく高いです。

私の大学時代に指導して頂いた臨時外部コーチの方が言っていた一言があるのですが

何か1つ飛び抜けた能力を持つ選手はプロに行きやすく全体の技術バランスが優れた選手は企業に行ける。

という事を教えて頂きました。

私の友人で企業でプレーしている選手が数名
いますが確かに全体の技術バランスも高く、
この基本動作の反復練習を社会人になってからさらに数多く行うようになったと
言っていました。

当たり前のプレーを高いレベルで行う

これが私が過去、企業相手と対戦した際に
一番肌で感じた所です。

今回は企業チームとクラブチームの違いを
簡潔にまとめてみましたが、

さらに今後はまた別の内容にも触れて
書いていきたいと思います。

さて次回は、

クラブチームで野球を続ける選択

このテーマで書いていきたいと思います。

ありがとうございました。





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