マガジンのカバー画像

小説の感想・レビュー

14
読了した小説の感想・レビューなどです。
運営しているクリエイター

#疑似科学

彼女がエスパーだったころ|感想・レビュー ★3.5

読了したので感想です。 まえがき氏の作品は、 『超動く家にて』 『偶然の聖地』 『盤上の夜』 『エクソダス症候群』 『ヨハネスブルグの天使たち』 に続いて6冊目です。 氏の代表作とされるものは、だいたい読み終えた形になるでしょうか。 うち、後半の4冊についてはレビュー記事を書いています。 短くまとめるとスプーン曲げなどの疑似科学(超常現象)を題材にした、6編の短編から構成されるSF短編小説。 著者らしいアイディアや洞察・哲学がしっかりと含まれており、SF