浜田省吾と僕と、ギターと act-0016 よォーこそ

ベーシストとしての初ステージ

高校2年のとき、先輩の企画バンド(RCサクセションのコピー)にてベースを弾くと云う機会があった 各々、別のバンド、ユニットで活動してる人を集めてその時の為に結成 なんて、今ではよくやってるパターン
それの一回目にあたる
たまたま僕だけが歳下で残りは先輩ってな布陣で正直なところ他にもベーシスト居なかったの?な状況だっただろうに何故か、僕にオファーがきた
単にたまたまで深い理由はなかったんだろうけどね

でも、コチラとしては大役なのだ
其れまでバンドらしきこと、それもロックなテイストの演奏すらやったことのない者にとっては大変な事だった筈だ
で、あっても当の本人も気軽に受けたと思う 困り果てた記憶はない
バンドスコアをコピーしてもらい音源を聴きチマチマと練習を重ねた
確か、放課後の教室で何回かバンドでの練習をやった

そして本番当日
一曲めによォーこそ、って曲を演った
ご本家、RCサクセションのライブでも初っ端、一曲めに演るのが定番だったらしい
バンドメンバーを紹介しつつ よく来てくれた!コレが俺達だ!ヨロシク!みたいな

もちろん、ベーシストの紹介って部分もある
その時に8小節かな?それぐらいのソロがある(他のパートも同様)
んで、その終わり付近にスラップ奏法(当時はチョッパーと呼称してた)があった

さあ、いよいよスラップに行くぞ!ってときに持っているピックを会場、観客の方へ投げる
スナップ効かせてバックハンドだ
スーッと飛んでいくピック
会場で観ていた観客(女子)の前に…
そのピックを、スッと身体をズラシて避けられた!
ピックは会場の空間を飛んで程なくフラフラとしながら落ちた
勿論、誰も拾うことは無かった


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