浜田省吾と僕と、ギターと act-0001 風を感じて

浜田省吾との出会い


1979年7月にリリースされた7枚目のシングル

当時の僕は14歳、中学2年
一番の趣味は音楽鑑賞

FMラジオで流れるヒット曲、話題アーティストの新譜をカセットテープにチマチマ録音してそれを繰り返し聴く
風を感じて、も その中の一つ
そしてカップ麺のCMソングとしてテレビで流れていた

多分、音楽をガンガンに聴いてる層が友人にも居たと思う
彼等は既に洋楽に目覚め邦楽もロック系のを聴いていたと思う
でも、僕の仲良しグループにはそこまでの人が居なかった
それに今でもそうだけど「これ、良いから聴いてみて」なんてのを素直に受け取るタイプではなかったから
余計に自分では自然に流行ってる曲が興味の対象だった

当時の邦楽、いわゆる歌謡界はニューミュージック全盛期
フォーク畑のシンガーソングライターが自身の曲だけでなく流行歌を歌う歌手達に楽曲提供を繰り返していた
風を感じて、も そんな流れの一曲として捉えていたし勿論 浜田省吾さんご本人にも大して興味を持ってなかった

その頃 浜田金吾さんって歌手も居られて「一字違いでややこしいなあ」ぐらいに思っていた
そんなこんなだから今のようにどっぷりなファンになる、なんてのは想像もしてなかった

この時期に浜田省吾さんがテレビ出演にて風を感じてを歌っていたなんてのも知らずにぼんやりと観ていたのかもしれない 
こんな程度の認識で次曲シングルである悲しみは雪のように、も
繰り返し聴くカセットテープの中に収める事になる


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