浜田省吾と僕と、ギターと act-0004 ギター弾き始めの頃

その頃 聴いていた音楽などの話し

今では サブスクリプションも公式動画配信もあってコストを抑えた状態で大量の作品に触れられる
それは、とても喜ばしいと思ってるし その反面、重みを感じず云々ってのは理解するけど いやいや、待てよ
聴きたいものを直ぐに聴ける状況ってのは良いことだよなって素直に思う
そんなことが出来ない、システムがなかった頃のお話し

ギター弾き始めの頃に一番のお気に入りはアリスだった
冬の稲妻、涙の誓い、ジョニーの子守唄、チャンピオンと立て続けにヒットしていてテレビでもよく見かけた上に当時はFMラジオでライブ番組として流してくれていて その番組をカセットテープに録音 繰り返し聞いていた
まだ、ヒットシングル曲しか知らなかったのでライブで知った曲を求めて過去のアルバムを少しずつ集め始めた
そのうち 各メンバのソロアルバムも集めていき そうこうしてる間にも新譜が出るので その都度 新旧、両方のをチェックする なんてのを続けていた

グループ名義、ソロ名義共に 苦手意識もなくほぼ満遍なく聴いた
ギター練習の為にも 全曲集とかアルバム分の弾き語り用楽譜も買っていた
余程のことが無い限り その楽譜に載ってる分は全部、弾いていたと思う
途中からは やはり お気に入りなのを中心にしていくので弾かなくなったり そして聴かなくなったのもあったけど

この様な のめり込み方ってのは初めての事
未知だったアーティストの過去作を掘り下げつつ 新譜もフォローしていく
そして、これ こう云うハマり方は のちに浜田省吾の楽曲に対してのそれと同じになるのである

そうなる前の 数年間、アリスがナンバーワンフェイバリットであった

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