浜田省吾と僕と、ギターと act-0003 初ライブ

何も分かってない者の勢い

ギターを弾き始めたのが1979年の秋、10月下旬辺り
其処から冬休みまで殆ど毎日練習したとは思うけど
具体的にどんな練習方法だったとかは覚えてない
教則本みたいなのは買ったような気がする
それと、いわゆる歌本と呼ばれるギターコードが載ってる本を買ったはず
その歌本で知ってる&弾けそうな曲を選んで兎に角ジャカジャカやってた
完コピなんて概念はなく伴奏としてコードがそれらしく鳴っていれば良かった

そんな程度の技術の四人組でライブを演った
冬休み明けの1月中旬だったと思う
放課後の教室を借りる許可もちゃんともらって、クラスメイトにも開催告知として声をかけた
何人ぐらいだったかな?友人たちは快く観に来てくれた
たった3曲の何の捻りもない楽曲としての成立さえも怪しいレヴェルの演奏
それでも終演後「また呼んでな、観に来るから」とか言ってもらえた

順序は怪しいが、その時のセットリスト
m.01 冬の稲妻 アリス
m.02 夜明け 松山千春
m.03 HERO(ヒーローになる時、それは今) 甲斐バンド
ローポジションで弾ける曲を選ぶとこうなった
コードも簡略化された解釈のを使ってたので、ほぼスリーコードみたいな内容
メンバ全員が同じコードポジション、同じストロークパターンで弾いてた
ハモリも何もないボーカルスタイル

何も知らないってのは恐ろしいほど無敵の勢いだったんだな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?