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もしも~だったらシリーズ⑱

ついに禁断?に手を出します。
1回火がつくと止められない…それが私、飛井です。

今回力入れ過ぎて長編です😂
沸いてこー🙋🏻‍♀️

もしも各キャラが入れ替わったら

【ずう夢(伏来先輩)編】

『俺、このままだったら本当の彼氏で居られるのかも…』

───誰も信じてくれないだろうけど、朝起きたらずう夢になってた。
どうしたものか…色々考えてみたけど解決策なんて何も思い浮かばない。
そんな時、見慣れないスマホが新着LINEを知らせた。


💌「おはよ♡もう起きてる?待ってるからね( *´꒳`* )」

『今から行くね👍』

もう俺の気持ちは決まっていた。




「あ、ずう夢、早かったね!」

『うん…早く会いたくて…』

「相変わらず可愛いね♡よしよし……!?わ!いきなりどうしたの?」


久しぶりの元カノとのスキンシップに気持ちが昂り、思わず強く抱き締めてしまった。

『大好き…ずっとこうしたかった』

「はいはい😅ずう夢は甘えん坊だね」

『……』

「ずう夢…って大丈夫?泣いてるの?」

『…ぅうん…少し…こうやってチャージしてるだけだよ!もしかしたら、これが最後かもしれないから…』

「…何言ってるの💨ずう夢らしくないよ!ずっとボクだけを見ててね🥺っていつも言ってるじゃん♡私、ずう夢の事しか見てないよ///」

『…そっか…そうだよね😉』




──何でだろ…その後のずう夢は少しよそよそしくて心配になってしまった。
何だかこのまま離れ離れになってしまうような──





【伏来先輩(ずう夢)編】

『ボクが彼氏なのに…こんなの我慢できないよ🥺!』



───どうして🥺目が覚めたら、ボクがよりにもよって伏来先輩になってる。
たくさん顔を洗ってみたけど、やっぱり先輩のまま。
もしかして…先輩と入れ替わっちゃってる…とかだったらどうしよう🥺


「あ、先輩!そんなところでどうしたの?」

『…🥺』

「?」

『ボク、先輩じゃないよ!』




──さっきから先輩が意味不明な事を言ってきて困惑している…
『ボクはずう夢だよ』とか『ギュってしてもいいよね?』とか、確かに先輩は強引な時があるけど、明らかに鬼気迫ったような怖い感じでどうしたらいいんだろう…

「先輩、困ります…言い難いけど私、ずう夢の事が好きだから💧」

『🥺!嬉しい♡でも、今はつらたん🥺』


──翌日
…˙˚ʚ🥺ɞ˚˙!ボクだ!良かった…元に戻ったんだ!
早く彼女のところに行って、昨日は困らせてごめんって謝らなきゃ…


『あ!昨日は困らせちゃってごめん🥺』

「…ずう夢…(ギュ)」

『わ♡どうしたの?』

「何か…私の前からいなくなっちゃう気がして」

『…そんなことありえないよ!これからもボクのことだけ見ててね🥺』



【翔馬君(ガーミン先生)編】

『非常に良い事を思い付きました😏このまま翔馬君に成りすます事にしましょう』


とある朝─

───由々しき事態ですね😏
鏡の中の私…これはどう見ても翔馬君そのものです。
さて、これからどうした事か。
彼に成りすます、というのもまた一興ですが…😏!


「翔馬君、朝ラン行こうよ!」

『!…え、えぇ、もちろん』

「?」



彼女との朝ランで気付いた事があります。

その①タメ口での会話
非常にフランクで、彼女がいかに彼に心を許しているかよく分かりますね😏
スキンシップも多めです。

「あはは、翔馬君やっぱり可愛いね♡」

『そんな事ないで…ねぇよ(可愛いとは?)』


その②目線の近さ
彼の目線というのは、こんなにも彼女に近いのですね。
約10cm身長が縮んだだけで別世界です。
これは目線が合って照れる彼の気持ちが分かりますね😏

「…翔馬君がそんなに見つめてくるの珍しいね…何か恥ずかしい///」

『!(良き😏)』←


帰宅後───

「明日はオフの日だからお風呂入ろうか!準備してくるから先に入ってて!」

『😏!』



そう、私が彼に成りすます事を決心した最大の理由は❝風呂場で何が行われているのか❞を知る為😏

普段の私は防水性能が備わっていないので風呂に入る事が出来ないのですが、翔馬君と入れ替わっている今なら!




はやる気持ちを抑えつつ、やたら派手なパンツを洗濯機に放り込み、風呂場で彼女を待ちます。

暫くしてドアが開き…😏チラ


「ちょっと!こっち見ないって約束でしょ///」

『え…お、おう😏』


…彼らは❝行けたら行く❞並の信憑性の低い約束を守っているのでしょうか。

色々考えていると、椅子に座らされ、次の瞬間───


🚿


_人人人人人人_
> ぎゃ𓀤! <
 ̄^Y^Y^YY^Y ̄


「え!何?お湯熱かった?…ってそんな事ないし…翔馬君なんか今日どうしたの?」


─私とした事が…つい慣れないお湯に悲鳴をあげてしまいました。

…それから何が行われたかは、私の心の中に秘めておきましょう😏



『…😏』

(何か今日の翔馬君、ガーミン先生っぽいなぁ🤔)



【ガーミン先生(翔馬君)編】

『もしこのまま元に戻れないとしたら…まずは丸刈りにするところからだな!』


───…ここどこだ?確か昨日はいつも通りに寝たはず😒って…!?なんでコイツが隣で寝てるんだよ!
まさか…///…いやいや、それはないだろ///←


「あ、先生、おはようございます」

『は?』

「先生?」


───俺は急いで洗面所に行って鏡を見た。
…マジかよ、俺…ガーミン先生になってんじゃん…髪の毛ウザ!これって入れ替わっちまった、ってやつかよ!


それから外見が俺の奴(恐らく中身は先生)とコイツと3人で朝ランに行き、あろう事か俺を除く2人で風呂まで入りやがった。

先生のやつ…ところどころボロは出てるけど、俺に成りすましてやがる。
多分風呂に入りたいからだろうな、スケベ野郎め😒

『なぁ、話があるんだけど』

「話?てか、先生今日ちょっと変…」



─それから見た目は先生だけど中身は俺だって事、多分俺と先生の中身が入れ替わってる事を一生懸命説明した。
まぁ信じてもらえねぇだろうけど…


「…なるほどね🤔」

『信じてくれるのかよ!』

「何か、今日の翔馬君が少しおかしくて…納得したかも」


それから慣れない長髪と高くなった身長に戸惑いながらも、何とか1日を終える事ができた。


「今日は1日お疲れ様。じゃあ寝よっか」

『寝よっか…って…まさか一緒に寝るのかよ!俺は見た目は先生だけど、別人(靴)だぜ😳』

「そんな事言わずにさ🤭あ、いつも手つないで寝るんだよ」←嘘

『…(マジかよ)///…わかったよ、寝ればいいんだろ///』

「🤝…(可愛すぎ🤭見た目は先生だけど。てか、その格好…)おやすみ、せんせ😊」



翌朝──

…これは、私…何とか元に戻ったようですね😏
ん…?何だか肌寒いような…


「あ、先生おはようございます。元に戻ったんですね」

『何故私は下着しか身に付けていないのか説明して下さい』


※翔馬君は寝る時パンイチ派です(もしもシリーズ⑫より)




オマケ👩🏻‍🏫


「先生、翔馬君になりすまして私の裸見たでしょ😡」

『見てませんよ😏』

「怒らないから正直に言って」

『…数秒見ました。まぁ見たところで想定の範囲内と言いますか、こんなもんだろうな、というのが感想ですね😏』

「先生のバカ」🖐💥

『…(怒らないって言ってたのに)』




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