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どんなピンチの時も絶対諦めない女、初めてフルマラソンを走ってみた

乙女のポリシー飛井です。

2月12日に開催されたさいたまマラソンを無事走り終えました🎉
実はこれが私の初フルマラソン──という事で、忘備録も兼ねて書き連ねていこうと思います。

※為になることは1mmも御座いません🤪

※不適切な表現があります。お食事中の方は気持ちを強く持ってお読み下さい。



【前日まで】

フルマラソン3~2日前、まさかの体調不良(就寝中に火照り&寒気、むせる)となってしまう。

就寝中心拍数が下がらない→身体が休まらないという負のループ


そして案の定ガーミン先生が下した判定はというと…

😏「疲れています」
飛井「知ってます」


と同時に全ラン女子の悩みの種と言っても過言ではない『生理になってしまうかも』問題が起きてしまう。

以下言い訳

絶対大丈夫と思ってたのに、先月生理が2回来てコントロール不可。

困るのはランパン🤦🏻‍♀️
唯一持ってるマルチポケット付きの物が白地で、履くか否か迷いに迷う。

葉っぱも描いてある。YATTA!🍁

これに関しては、現地で最終判断出来るように黒のハーフタイツも持っていく事にしました(結局白ランパンで走りました)

そして食事。
前日はカーボローディングとして、お昼と夕飯はお赤飯にしました(レトルト)
夜は+で小うどん。

少食アピ🥺とかではなく、本当に入らない…
空気も沢山食べてる?屁も出るし()

そしてとても良かったのは、レース前日非常によく眠れたこと。

😏「睡眠は長く穏やかでした」
飛井(この人ずっと見てたのかな)

何だか頑張れそうな気がしてきた!
ステータスは『疲れています』だけど😭


【レース当日~直前】

4:30起床。
まずやる事はPokemon Sleepである←ブレないマン
長時間睡眠したのでポケモン達も元気いっぱい🦋🐢

最低限の家事をして、モンスターとお赤飯を摂って6:30家を出発──6:56さいたま新都心駅着(近い😂)

勝手知ったる土地なのと、会場が駅近なのでスムーズに会場入り→着替え→トイレを済ませる。
荷物預かりも女子は少ないから楽チン(各ブロックごとの受付に渡すだけ、私は並びもしなかった)

しかしここで問題発生🚨
8:20から整列開始なので整列場所に行きたいのだが、どこから行ったらいいのか分からない…

女子は荷物預けの場所と整列へ向かう入口が離れているため、同じようにウロウロしている人が結構いました🥺

8:50までに並ばないと最後尾になってしまうのでスタッフの人に話しかける。

飛井「ワタシツギドウシタライイデスカ」

Youは何しにマラソン大会へ?

ところが、あろう事か全く別の場所を指示されてしまう😭
しかし途中で違うぞ、と気付き(ファインプレー)正しい場所に向かう事に成功。

8:45 無事整列場所に到着。
一応走り出すまで、と100均のカッパを着ていたのですが、私の整列場所(Cブロック)は日が当たっていてかなり恵まれた環境でした。

因みに当日の服装はこんな感じ(+NIKEの黒キャップ)

🐆「臭っ」

8:50 ファンファーレや市長の挨拶などが終わり、スタートに向けて前へ詰めていく──角を曲がったところで日陰&ビル風に襲われ激寒☃️
前のブロック寒かっただろうな…
しかし漢飛井、潔くカッパをゴミ箱に入れ号砲を待つ(乙女じゃなかったの)

いよいよ初フルマラソンの始まりである。


【レース開始~10㎞】

9:00 号砲🏁
約4分後にスタートラインを超えて私のさいたまマラソンが始まった。

コースはこんな感じ

今回のミッションは2つ✌🏻

・キロ5で進み、あわよくばネットサブ3.5
・37~38㎞地点のエイドで鰻をとる

スタート直後は人も多いので、無理に蛇行せずに進んでいく。

入りの1~2kmは約5:10/km(ネットタイム換算)
3km付近から人が分散して4:50~5:00/kmを刻めるようになってきた。

5km地点で最初の給水。

最後で脚がつるのが怖いので、なるべく給水は取ろうと決めていました。
──そこに大きな落とし穴があいていたとはこの時はまだ知る由もなかったのですが(後々詳しく説明します)

ここら辺は駅も近くて応援もたくさん📢
そしてこれから田舎ゾーンへ突入します🌾

7km付近からトマトの仮装をしたランナーの後ろに付いて走る🍅
田舎ゾーン突入で応援もまばらになってきたところで、沿道にいた小柄なジャ●クスパロウに応援され、少し吹き出す⚓️

続く有料道路ゾーンでは風をモロに受けてトマトが失速。
なるべく大柄なランナーの後ろに付きたいものの人がバラけており、結局自分で走ることに。

普段から強風の河川敷を走っているので、このくらいの風は余裕👍🏼と思ってました。
温存しておけば良かったものを😭


【10km~ハーフ地点】

ここから先も淡々とキロ5を刻む。

10㎞の給水の前に携帯していたMag-on(apple flavor)を飲む🍎
罪の果実の味である。

その後すぐ給水。
水と思ったらスポドリを取ってしまい、めちゃくちゃ甘いが我慢する。

ドラえもんの仮装をした人の後ろについて走る。
おしりの上辺りに付いた赤いしっぽ?電源?をひたすら睨みつけながら進んでいく。

埼スタが見えてきて、大きく左折する所でトップの方の人達とスライド。

20kmの給水の手前で、先程と同じ罪の果実味を飲む。
とても濃い…重罪である。

ハーフの時点でタイムは1時間45分、という事はサブ3.5イーブンペース。
全然余裕♪って訳では無いが、まだ平気位の感覚でした。



しかし、ここまで5km毎の給水とゼリー2つを摂取した私に、若干の違和感が生まれ始める。

───お腹が苦しいかも😇(えー!?)


【ハーフ地点~30km】

1度苦しいかも、と思ってしまったら気になり始めてしまう😭

思えば普段河川敷を走っている時は屁をこきまくっているのに、今日は全く出ていない。
給水も空気も飲み込んでいるだろうし、この先同じように給水を取るべきか否か迷う…

22km過ぎの給食のパンも今は受け付けない。
隣りのお兄さんは直径7cm程の蒸しパンを2個も食べていた。

23km辺りで「現状打破、現状打破」と呼吸のように声掛けしながら走るM高史さんに追い越される。

私も現状打破したい。

ここから給水はスポドリでなく水を取るようにする。
水の方が何となく受け付ける気がするから🤔


思えばこの辺りからフルマラソンの洗礼を受けていたかもしれません。
想像では、ある地点でガクッと逝くのでは?と予想していたのだけど、実はジワジワと染み込んできていたってヤツでした🧟‍♀️

27km地点位から、5:05/kmを超えるようになってくる。
呼吸が辛いとか脚が辛いとかじゃなくて、あぁこの感覚をもっと後半に持っていかないとサブ3.5は出来ないんだな、とここで悟る。

周りにも脚がつって伸ばしている人や、歩いている人も見え始める。

腹は苦しいが、気合いを入れるためにアミノバイタルの濃いやつを流し込み、心新たに目標を決める。

──サブ3.58をしよう。

※3時間35分の意です😂


【30km~40km】

フルマラソンは30㎞から、それまではリラックスを心がけて、なんてよく言われるけれど、ここまできてしまったら何とか辛いのをやり過ごしてゴールまで身体を運ぶ😭

私的に1番頑張れるのはタイプの男性(長身長髪塩顔)を見つける事だが、普通に生きてても希少種なのにこんな所で見つかるわけもない。

周りを見渡しても、焦げた醤油みたいなおっさんしかいない(めんご)

5:15/km、エネルギーが枯渇するのを感じているとまさかの救世主が現れる。

ジャックスパロウ(小柄)がまたいた☠️
さっきよりもツボに入り、少し吹き出す。

ちょっと進むと、何やら見慣れたランパンの男性を見つける。

私と同じ白地に葉っぱのランパン。

しかしその人は如何にも陽キャ🤟🏾🧑🏽って感じのお兄さんだったので、私のような陰に生きる者と葉キャ×2になるのが申し訳なくてスピードを上げて抜き去る。

37kmを過ぎた辺りでクソみたいな急坂が現れる。

歩いてる人が半分くらい。
5:40/㎞かけて上りきり一気に下る。
脚がつってる人がまずまずいる。

私は重い脚を何とか動かしながら、絶対止まらないと強く心に決めていた。
何故なら、もうすぐ鰻があるからである😤

38㎞ エイド。
奈良漬けやお饅頭系なども並ぶが、ただでさえお腹の膨満感が酷いので泣く泣くスルー。

鰻はどこ?

おや?


あれ






うなぎ…



鰻がない(目から汗)

いや本当はあったんだけど、私の勝手な妄想で4×5cm位のこういうの

試食コーナーに楊枝刺してあるやつ

と思い込んでたから、形状が違くて見落としてたみたい。

何ならこんなのぼり旗とかもあると思ってた😂


この時は、速い人達が全部食べちゃったんだ…と打ちひしがれていたのだけど、仕方ないから進む。

すると続いて『コーラ』の文字が。
私は今まで生きていてコーラを飲んだ事がない飲まず嫌いだったので、ノリで飲んでみる事に(このタイミングで😂)

そこにいた男子学生が「お姉さんまだまだ行けますよ!」と声掛けしてきた。

「お姉さん」「まだまだイケる」というワードに心が奮起する。

男子学生に幸あれ✨

※初コーラの味は普通

この辺りから駅周辺に戻ってきていて沿道の応援もかなり増えてきた。

いよいよ最後の踏ん張りどころ…といきたいのだが、あろう事か他の場所を踏ん張ってしまったらしく、じわじわ便意が押し寄せてきてしまう💀

人間としての尊厳とゴールを天秤にかけつつ、ここで腹だけでなく、苦渋の決断を下すことになる。

──サブ3.66をしよう。

※3時間40分の意です😂


【40k~ゴール後】

もうどう頑張っても5:30/kmしか出ない。
どこが痛いとか、呼吸が苦しいとかでなく、ただただ辛いのである🥺

お腹の波は何とかやり過ごし、脚を動かしているとスーツ姿に通勤カバンを持って走るランナーに遭遇。
背中には『オーダースーツを作る会社をやってます』的なメッセージと、ハッシュタグでその人の名前が書かれていたんだけど、辛すぎて記憶から抹消されてしまった🤯

スーツランナーと箱学ジャージランナーの後ろに付いていると「リーマン遅れるぞ!」とか「箱学頑張れー」などめちゃくちゃ応援される。

残り1kmを切った辺り?で箱学がまさかのロングスパート🚴🏻‍♂️
今まで脚をためていたらしい。

思わず私も頑張ってペースを上げる。
あと少し!

この2~3kmで時計を10回は見たと思う😂

ゴールはスーパーアリーナ内。

みんな『T』みたいに腕を広げてゴールしてるのでとりあえず私もTしたら、左から来た人に少し当たってしまって「あっすみません」って言いながらのゴールになった。


ゴール後はメダルとパン、アクエリアスを貰って、荷物引取りのために階段をひたすら登る。

私の動きがラリルレロボット過ぎたのか、後ろの女性ランナーに「階段キツイですね」と心配される🤖

女性は人数が少ないので荷物受け取りも一瞬。
その後は着替え──ていると、休火山と化していた私の腹のマグマが遂にその時を迎えようとしていた😭

「締めて帰って」が「諦めて帰って」に見えて、試合終了の予感がチラついた

床で辛うじて押さえ付けてるギリギリのせめぎ合い。
変な汗は出るし、今日一でこの瞬間が辛かった(マラソンは😂)

日頃の行いの成果か、どうにか持ち堪えて駅のトイレで全てを解き放ち、人としての尊敬も守りました!


下方修正した目標ネットサブ3.66達成👍🏼


また鍛え直そう


右肩下がり😭

【レースを終えて感想】

辛い局面も多かったけれど、何とかまとめられたのは良かったのかも。

ある程度予想はしていたけど、この距離を走ると胃腸にかなり来ることとか身をもって体験できたし、今後どうしていくか宿題になりました。

あと、全く攣らなかったのも良かった。
今はレース3日後だけど、怪我もなさそう。

次戦は彩湖ウルトラマラソン71㎞(4月)を予定しています。

ウルトラの母に俺はなる🍜


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