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無職になる事前準備

さて、無職になる・なってみようと決めたからといって、もともと石橋を何度も何度も叩いて渡る性格の私が、何の準備もなく無職になることはできない。。

無職になってみようと思った経緯を書こうと思いましたが、まだまだ自分の中で整理ができていない事がたくさんあるので、まずは無職になるための準備として、私がこれまで実践してきたことを共有させてください。

  1. 家計の見直しと倹約

    私の現在の手取りはボーナスを含めず毎月70万円強です。以前から家計の見直しはしていましたが、無職になることを真剣に考え始めた去年から、より大胆な家計の見直しをしました。幸いにもマンションのローンもないので、住居費は固定資産税、・修繕積立・管理費、保険のみ。以前は、化粧品や洋服代などが私の大きな支出でしたが、買いたい物を何も考えず購入することをやめ、毎月の支出は20万円強です。残りの50万円強は投資信託で積立をしています。同じようなレベルの収入の方と比較してかなり低く抑えているように思います。


  2. 副業の継続

    2年ほど前からお小遣い程度稼げる副業として、オンラインで語学を教えています。レッスンの準備時間も含めると本業と比較して割りが決して良くないので、辞めようと思ったこともありました。ただし、無職=雇われ会社員でないという気持ちでいるので、少しでも家計の足しになる副業でコツコツ小銭を稼いでおります。月にもよりますが、毎月15,000円から40,000円ほどの収入があります。現在の目標は月に4万円の副業収入ですが、将来的にはもう少し副業に費やす時間を増やして、効率的に10万円程度稼げることが目標です。


  3. 負のループからの脱却

    「我慢して面白くもない仕事をしてストレスを感じているんだから、自分を甘やかしても良いんだ」と自分に言い聞かせて、以前は気の向くままに買いたい物を買い、タクシーに頻繁に乗ったりしていました。「収入があるんだから、無駄も必要経費」だと自分に言い聞かせて。

    20代後半、30代前半は物欲が強く、毎月のように美容や洋服にお金を使っていました。今となれば、そのお金を投資していればと後悔は尽きません。

    20代後半から30代前半まで、自分を人と比較して大きなコンプレックスを持っていた私は、自分が好きでありませんでした。そして、お金を稼ぎそれを使うことで、羨ましがられる「自分」を創り「自分」という存在を守っていました。

    その傾向は、30代中盤以降も強く残っていましたが、収入がどんどん上がるにつれ、多少の無駄遣いをしても貯蓄もできていたため、その課題に真剣に向き合うことなく30代後半になりました。

    漠然と気づいていたけれど、40代に入り少しずつ無職になることを真剣に考えた時、これは「負のループ」なんだと気づきました。
    こうやって書いてみると本当に当たり前のことですが、気づきたくなかった事実をようやく認め始めているように思います。

    嫌いな仕事をする→イライラしてお金を使う→仕事を辞めることができない→余計イライラする→またお金を使う

    この「負」のループから脱却するには、まずは自分を見つめ直し、世間から見た「私」ではなく、私自身が「私」を受け入れる第一歩を歩き始めることが必要だと実感したのでした。


    友人・知人ともよくお金や老後の話をするのですが、40・50代でも、自身の支出を把握しておらず、知らず知らずのうちに負のループにはまっていたり、かなり楽観的なお金の使い方をしている人をたくさん知っています。

    生き方はお金の使い方に反映され、お金の使い方は生き方に反映されると
    日々感じる毎日です。


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