雑記:日本語のひらがなのあれこればなし

日本語って難しいよね。どうも、とある人ことトアルです。

突然だけど、みんなは日本語って難しいと思ったことはある?多分あるよね。
正直外国の人が、「ニホンゴムズカシイネ!」って言うけど、発音も表記も、はたまたニュアンスでも意味が変わってくる日本語は日本人でも難しいと思う…

今回は、そんな日本語の雑記。ふと最近思うことがあったから、文章に書き留めておきたくて書いてる。
だから、大きく2つに分けて共有(というか紹介?)したいと思う。


1.「生き辛い」ってどう書く?

タイトル通り。みんなは生き辛いってどうひらがなで書く?

まあ多分「いきづらい」か「いきずらい」だと思う、でも「生きること」が「辛い」と書くならば、普通は「いきづらい」なのだけど、どうして「いきずらい」と書いてしまう事もあるんだろうか。

多分だけど、口語体だと「づ」の発音ってあんまり慣れないからと、あと区別がつかないからだと思う。普通みんなが「いきづら〜」って言われて連想するのは多分「いきずら〜」なんじゃないかなって思う。馴染みがあるから?わかりやすいから?それはちょっとわからないけども。
「しずらい」にしたって、「すること」が「辛い」ならば普通は「しづらい」となるけど、別にみんな「しずらい」でも通じるよね?
別にどっちが間違いで、どっちが正解というわけでもなく、ただ単純に気になったから書いただけ。

そしてこれは「ず」でこっちが「づ」って幼い頃から教えられて来たとかなら、ある程度の区別はつくと思うけど、そうじゃなかったら〜みたいな話でもあるんだろうな〜って。


2.「じりじり」と「ぢりぢり」のニュアンス

これはひらがなの違いじゃなくて、ニュアンスの違い。
1とちょっと似てるけど、別にこれもどっちが正解とか間違いとかでもない。でもちょっとした、文字の表現上の話。

これは余談だけど、例えば「散り散り」とかは「ちりぢり」で、「紙が散り散りになる」みたいな、「物が散乱するさま」というのを思い浮かべると思う。
「千千に」または「千々に」。これは「ちぢに」で、上の「散り散り」よりも、もっと散乱したかのような感じの印象がある。強いて言えば「り」の音があるかないかぐらいの違いなのにも関わらず、感じだけでこうも違いが表せるとこに、日本語の美しさと繊細さを感じるなあ、と思う。

さて、本題。
タイトルの2つって、ニュアンスがかすかに違うだけで、ほぼおんなじ言葉。でも細かな表現までこだわるなら、気になる所ではあるかもしれない。

文章で出したらわかりやすいかも。
例えばここに
「じりじりと照らす夏の陽射し」という文章と
「ぢりぢりと照らす夏の陽射し」という文章があるとする。
前者は、徐々に自分を照らしている夏の陽射し…要は、段々、じんわりと熱にあてられているかのような印象を受ける。でも後者は、一直線にあてられているかのような夏の陽射しが思い浮かぶ。それこそ、髪の毛燃えたんじゃないかぐらいの暑い日を思い浮かべる。これは多分「ちりちり」とも掛かってたりするんだろうとも思う。

あぁ、あの「チリチリパーマ」みたいなやつ。実際夏の地面は蜃気楼が起こりやすいから地面もちりちりしてるぐらい暑いよね。それも思い浮かぶからこそ、なのかもしれない。


まあともかく日本語って難しいけど、そこに垣間見える表現の美しさと繊細さを読み解くように、小説とか読むと楽しいのかもしれないな〜って話。あと個人的に気になってた話なだけ。
表現が拙いから、あんまり人に伝わらないかもしんないけど、とりあえずここに書き留めて置きたかっただけです。

まあ意外とこういうのを考え直したり、見つけたりするのも楽しいのかも…?

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