綺麗な肌に必要なことって?
こんにちは、HARUAKです。
前回は、肌の調子が良い時は何もしなくていいとお話ししましたよね。
今回は、なんで何もしなくても大丈夫なのかという事と、肌についてお話ししていきたいと思います。
多くの方は化粧品が肌の中に簡単に入っていくと思っていないでしょうか?
もし簡単に入ってしまうとしたら、日常生活を送っていく上でいろいろな物に触れた時にそれらの物も入ってきてしまうという事になるんですよね。
乾燥していたり、肌が荒れていたり、傷があったりすればそこからは入っていってしまいますが、正常であれば簡単には入ってはいかないようになっています。
肌には、もともとバリア機能というものがあるんです。外から入ってこようとするいろいろな物から守るために肌があり、簡単には物が入っていかないようになっているんです。
プールで泳いでいたり、温泉などに浸かっていて、それが入って浸透してしまったら肌がブヨブヨになっちゃいますよね。でも実際は、長く入っていたら多少はふやけることがあってもそんなに変化はないですよね。
基本的に、肌の中には物は入ってかないのですが、水や分子構造が小さい限られた物は入ってはいけます。化粧品に含まれている成分の多くはその条件に当てはまらない物が多いので入ってはいけないんです。なので、化粧品に含まれている成分の多くは肌表面に留まっているんです。
よくヒアルロン酸で肌が潤うと言いますが、ヒアルロン酸の分子構造はとても大きく、例えて言えばザルにピンポン球を通そうしているような感じです。ヒアルロン酸の大きな役割は、肌表面に留まって水分を留めておくような役割なのです。決して浸透していっているわけでは無いんです。
化粧品というのは、薬事法という法律で肌の角質層までしか作用してはいけない事になっているのです。
上の図を参考に載せてみました。これが基本の肌の構造になっています。
肌の角質層はどれくらいの薄さか知っていますか?
場所にもよりますが、大体サランラップくらい平均で0.02mm程なんです。この角質層という所は、肌の一番表面で剥がれ落ちていく所になります。
肌というのは汗腺から出る汗(水分)と皮脂腺から出る皮脂(油分)で肌表面のモイスチャーバランスを保っているんです。なので、そのバランスが保たれていれば肌は何もつけなくても問題がないのです。もちろん、季節や年齢や個人の肌質によって違いは出てきます。なので、その時々に足りない物を補ってあげればいいんです。何かを使わないと、肌が悪くなっていくわけでは無いんです。
そもそもが肌にはほとんどの物が吸収されていきませんし、肌には自分で潤わせる力があるんです。なので、足りない部分をちょっとサポートしてあげるのがスキンケアなのだと私は思っています。
普段スキンケアをする時に、皆さんはルーティーンでしてしまっていないですか?
肌って、いつも状態が違うんです。日々自分の状態を見ていくと、どうしていけばいいのか分かるようになってなっていきます。
今日は、ちょっと乾燥してるから保湿を足そうかな とか
今日は、調子いいから何もしなくていいかも とか
その日によって調整できるようになっていくんです。
ちょっとずつ、毎日の自分の状態に目を向けてみて下さい。
それだけでも少しずつ変わって行くと思います。
今回は、ここまでにしますね。次回は、洗顔についてお話ししていこうと思います。私は、この洗顔がスキンケアの要だと思っています。なぜ大事なのかをお話ししていきたいと思います。
HARUKA
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