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肌のトラブルが起きた時には

こんにちはHARUKAです。

ヘアメイクという仕事を長くやっていて、色々なお客様にお会いしてきました。

色々なお客様を見てきて、お話をさせていただいてきた中で、肌荒れに悩まれている方達のお話しもたくさん聞いてきました。

その中で多い悩みの一つが、

トラブル(多くは乾燥や吹き出物)があって化粧品を買いに行った時に良いと勧められて使っているけどあまり変わらない、または酷くなった気がする。または、違うトラブルが起きている。

大体の方がなんとかトラブルを解消したいから、化粧品を買って改善していきたいと思ってコスメコーナーへ駆け込みますよね。

でも、ちょっと待って下さい。化粧品って薬では無いんです。

肌のトラブルを改善できるほどの効果が出てはいけない物なんです。

肌にトラブルがあるときは、何かを使うのではなく使っている物を極力減らしていかないといけないんです。必要最低限で、極力色々な成分が入っていない物で様子を見た方がいいんです。

トラブル(ここでは主に乾燥)のある所に、色々な化粧品を使ってしまうと、痒くなってしまったり、ピリピリしたり、赤みが出てきたり、さらなるトラブルの原因になってしまいます。この症状は肌が『刺激がありますよ』っていうサインなんです。決して効いているからでは無いんです。

吹き出物などは、保湿のし過ぎや逆に油分を取りすぎてしまって出来てしまっている場合もありあます。


多くの方は、化粧品が大好きだったり、とても真面目でBAさんの言われた通りに疑わずに使い続けている方たちでした。

コスメカウンターで販売をしている方たちは、もしそういうお客様が来た時にはとても丁寧に相談に乗ってくれると思います。でも、よっぽど酷く病院に行かなければいけないほどのトラブルでは無い限りは、そういうトラブルの時は化粧品は使わない方がいいですよとは言わないですよね。このトラブルの時にはこの化粧品みたいな感じで色々なラインがあってそこに当てはめて勧めてくると思います。

乾燥しているなら、しっとりめの化粧水にさらに保湿の物を足してみたり、吹き出物が出来ていたら、さっぱりめのふき取りの化粧水などなど。

実は昔にBA(ビューティーアドバイザー要するに美容部員です)をしていました。外資のブランドで働いていたこともありますし、国内ブランドを扱う販売店で販売をしていたこともあります。この頃は本当にマニュアルに沿って販売をしていました。当時は、化粧品で荒れたりもありませんでしたし、化粧品に疑問も持っていませんでしたから。もちろんそんな人ばかりでは無いのも知っていますが、販売員にはノルマもありますし、そこまで分からずに売っている方達も少なからずいることも事実です。

私の場合はその後に、ヘアメイクの仕事を始めて、撮影やウェディング、メイクレッスンなどをしてきました。特にウェディングは客様と関わる時間が長いので、深くお客様の悩みと関わっていくことができました。そのおかげで、色々なことを勉強出来たんだと思います。

色々な勉強をしていく中で、東洋医学に興味を持ちました。まだそんなに分かりきれている訳ではないんですが、これを勉強し始めて色々なことがストンと落ちてきました。

人の体は全て繋がっていて、例えば肌が乾燥することは化粧品によって起こることもありますが、水分が内側で足りていない場合もあるんですよね。内側で足りていないときは顔だけではなく体の皮膚が全体的に乾いていることが多いです。

吹き出物なんかは、一番多いのは生理前でこれはホルモンバランスの関係なのでしょうがないですが、ストレスや食べている物や生活習慣でもできたりします。

肌のトラブルの原因は色々な所にあるんですよね。なので、私の場合はそういうことも加味して相談に乗っています。

本当に肌にとって大事なのは内側だと思っています。

人は食べている物で出来ていますから、食べ物はもちろん睡眠や適度な運動という、基本的なところが一番きれいな肌を作っていく近道だと思っています。

体の内側がきちんとしていないと、外側に出来上がる肌がきれいにはなっていかないのです。

もし、肌トラブルが起きた時は一度使っている化粧品があっているのかを考えてみて下さい。もしかして、使い始めてから調子が悪くなっていたりしませんか?

最近ストレスを抱えていたり、睡眠不足だったり、食事が乱れたりしていませんか?

せっかく買ったからもったいないと言って使い続けるとさらなる悪化を招いてしまうこともあります。

もしなんとなく使っているのなら、それは必要ないかもしれません。

自分の肌に聴いてみてください。

本当に肌は必要としていますか?

心地よいですか?

肌の見方を少し変えてみて下さい。

違うアプローチの仕方があるかもしれません。


今回はここまで。

次回はもう少し体の内側についてお話ししていこうと思います。

HARUKA







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