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化粧水で肌は潤うの?

こんにちはHARUKAです。

今回は化粧水についてお話をしていこうと思います。

今はとてもいろいろな種類の化粧水が出ていますよね。化粧水前の導入液などという物も出ていますね。

以前の回でもお話ししましたが、化粧品の成分の多くのものは肌の中に入っていく事ができないんです。水分などのごく一部の成分は入っていくことは出来るんですが。

まずは、化粧水導入液やプレ化粧水と言われているのもについてお話ししていきたいと思います。

正常な肌にはバリア機能があって、尚且つ肌の上には天然の保湿成分があるんです。ただそれがあると化粧水は弾かれてしまう(水と油は混ざらない)ので、それを取り去るために導入液という物が出てきてるんです。中の成分は、エタノールや界面活性剤などの成分が入っていて、肌の上に残っている必要な水分を蒸発させたり油分を取って、次に使う化粧水が染み込みやすくするという為の物です。

ただ、肌の上に残っている物が必ずしも悪い物ばかりではなく、残ってなければいけない物(天然の保湿成分)もあるのですが、それまでも取り去っていってしまうんですね。そうすると、肌のバランスが崩れてバリア機能が壊されていってしまう原因なるんです。

導入液を使った後に化粧水を使うと浸透している気がするのですが、それは肌のに必要な物まで取り去ってしまうので、乾燥してしまったり、肌荒れが起きてしまう事になるのです。

洗顔の所でもお話ししましたが、界面活性剤はクレンジグや洗顔料だけではなく肌の上に残る化粧水やここではお話ししていませんが、乳液にも使われています。

ここで界面活性剤の補足を。

界面活性剤には天然の物と合成の界面活性剤があります。合成界面活性剤の種類は数千種類と言われています。色々な名前で何種類も使われていたりするんです。

食品などにも使われていて、ドレッシングなどに入っている乳化剤と書かれている物もなども界面活性剤の一部になります。天然な物だと、卵の中の成分のレシチンなどがそれにあたります。もちろん食品で使える物と化粧品で使えるものは同じものではありませんが。

合成界面活性剤は刺激が強い物もあるので、使い続ける事によって乾燥肌や敏感肌になったりシミやシワのなどにも繋がっていってしまうんです。


導入液のお話しはここまでで、本題の化粧水のお話しに入っていきたいと思います。


化粧水って何が入っているか考えたことありますか?

化粧水っていうくらいだから水といろいろな成分が入っているはず。

みたいな感じですかね?

成分を見ると色々難しい名前がいっぱい書いてあってよく分かんないですよね。

でも、成分表示の所をみてみると、水が一番上に書いてあるはずです。

薬事法で成分表示の決まりがあって、全成分を配合量の多い順で記載しないといけない事になっているんです。

では、化粧水のおおよそ何%くらいが水だと思いますか?

化粧水にもよりますが、80%くらいは水なんです。

ほぼ水ですね!

水は多少は入ってはいきますが、ほぼ水でできている化粧水にそんなに高額な物でである必要があるのかなと思っています。そもそも成分は入っていけないことを考えると、もし化粧水を使うならシンプルでいいのではないでしょうか?

私自身は、お化粧をする前に少し使うくらいでほとんど化粧水は使いません。この化粧水もメイク前の肌表面を少し整える感じです。

私の使っている化粧水は、手作りで

精製水 + グリセリン(保湿剤) だけです。<グリセリンを5〜8%>

化粧水もいろいろな物を試してきました。デパコスの高いものからドラッグストア系のものまで。でも、今使ってる化粧水が一番長く使い続けているかもしれないです。トラブルも起こらず肌の状態は良いままです。

そもそも入らないわけですから、あまり必要はないものだと思っています。

ただ、いきなり化粧水は必要ないと言われても怖いですよね。

もちろん化粧水を使ってはいけないということでは無いんです。前回、クレンジングと洗顔についてお話ししましたが、そこを変えていくと乾燥が改善されていくはずなんです。そうすると、自ずと保湿の仕方も変わっていくはずです。

過剰に保湿をする必要がなくなってくるんですよね。保湿してないはずなのに肌は潤ってくるんです。肌が自分で潤えるようになってくると、シワやシミも改善していくです。肌は毎日剥がれ落ちながらターンオーバーをしていきます。このサイクルは、健康な肌であればきちんと行えますが、トラブルが起きているとサイクルに乱れが起きたりしてしまいます。また、過剰なピーリングも、まだ未熟な肌が表に出てしまうので、トラブルの原因になってしまいます。

ここで、大事なことを一つ

肌は、内側から作られて剥がれ落ちていくものなんです。外側にある角質層は剥がれ落ちていく場所なんです。

きれいな肌に大事なのはカラダの内側だと考えています。


前回のところでもお話ししましたが、

肌が持つ潤う力

をサポートしていってあげれば、それがきれいな肌へと近づいていくんです。

次回は体の内側と肌の関係についてお話ししていこうと思います。

HARUKA



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