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【全文無料】環境最速大会優勝 赤緑モルネク構築論

割引あり

はじめに

こんにちは。今回は1/26に行われた第8回焔玉杯(https://x.com/DMP_Engyokuhai?t=TyyBhf4fZsoStOCJiNNd2A&s=09)で優勝した赤緑モルトネクストについて解説します。僕自身モルネクというデッキは開拓途中なのでどのような経緯で調整したデッキなのかというプロセスを中心に書いていこうと思います。また、今回は全文無料で執筆します。役に立ったと思っていただければ投げ銭してもらえると幸いです。

初課金なのに爆死した件

※モルネクに着手するまでの経緯なので読み飛ばして大丈夫です。
僕は新弾初日は生成コストのかかるデッキは作りたくないので既存の基盤に入れればいいロージア、生成コストの低いサソリス、過去カードで構成されるモルネクの3択でした。環境予想としてはモルネクが最大母数なので速度で勝てるサソリスかそれを食えてモルネクを防げる(と思っていた)ロージアにしたいと思っていました。
今回はロージアのシクが実装されたので何としても当てたいということで初の課金をした結果がこちら

☆爆☆死☆デブラは実装前に5c基板を研究したのですが、まともな3色が《偽りの王 ヴィルヘルム》しかないしウェディングのスタン落ちによってフィニッシャー不足でお話になりません。猛攻が当たったからサソリスを組もうとしたらベルザエレメンタルが1枚しかない。Rは生成コストが高いので作りたくなかったので渋々モルネクを組むことに。

ZweiLance式モルネク

モルネクを組むとしたらこれと思っていたのがジャクポ採用型モルネク。

https://youtu.be/BukKGJLD0kk?si=VmTiP611hUxWG1jg より引用
デッキの詳しい話はこっちの方が断然いい

このデッキの特徴はそうそうきまることのないメンゾ2ブーストを6マナのジャクポで補えることである。ちなみに全て概算だがメンゾ2ブーストが36%、1ブーストが48%、0ブーストが16%である。
とりあえず次元モルトは生成したくないから1枚にしてダイハードをつっこんでいざランクマへ…

勝てる勝てる。5cの研究でレート1412だったのにあっという間に1500に帰還。回した感想としては

  • 天門はパワーで粉砕できる

  • 早いデッキが苦手

  • ミラーは先に走ったもん勝ち

  • カウンタービート(UK シュゲ)は厳しい

こんな感じである。最初期にモルネクが最多母数で、時間の経過とともにそれらに勝てる速攻やカウンター系が台頭し、最後に受け系がくる予想である。というわけで最初に必要なのはミラーに勝つ方法を検討する必要がある。

ミラーに勝つためには

ミラーに勝つためにはメンゾを毎試合きめればいいので神社に行く….てのは冗談だ。再現性を上げることが重要である。ミラーでの勝ちパターンは

  • モルネクハトバ

  • ガイムソウモルキン

  • 永遠龍での実質的な追加ターン

つまるところ「とっとと轢け。」ということである。
また、これらのパターンには共通してジャクポからの踏み倒しを始点にすることが可能で実戦でも246や256のマナカーブで動くことが多い。ん?

そうである。こいつはミラー対面では役割がないのである。そもそもこいつの役割は

  • ジュダイオウを立てて速攻に蓋をする

  • エンドレスヘブンを立てて除去体制とフリーズを生かして殴る

  • 各種ウエポンの装備

である。

  • ジュダイオウ→緑には無効化される 赤単には7マナ溜まらないから着地不可

  • エンドレスヘブン→役割対象がいない

  • マナ武装7とジャクポの相性が悪いし道中不要なブースト札を切れないのも痛い

メリットがない!というわけで全部抜いた
抜いたリストがこんな感じ

空いた枠には永遠龍を採用
理由としては

  • ミラー対面でジャクポから捲った際の解答になる

  • ハードバーン以外のSA付与要因

である。

もしかして…(超次元整理編)

よい点悪い点を書いておくのでそのカードの役割を理解して今後の入れ替えの参考にしてみてください。

赤単が対面する機会が増えるとモルト王のガイムソウモルキンガイバーンガイオウバーンガイラオウチャクチが恋しくなる…どころかマグナムがいるからジャクポ始動でもやらないと普通に負ける。次元の枠ないかな…

ガイギンガ

そういえば使う機会がなかった

  • SA付与はハートバーンで事足りる

  • 龍解を狙うなら召喚若しくはバトライの最初の捲りで必要

  • バトライの最初の捲りでモルネクが出たら後続にSAを付与したいのでハートバーンを出しがち

  • バトライの最初の捲りでモルト王が出たらギガハートで装備でいい

  • オウギンガの出力先としてはネバ―エンドでいい

  • スパークケアに使える

細かいところを上げればガイギンガの方がいいシチュもあるがそのためにわざわざガイギンガに枠を割く必要はないと判断したためクビ

ネバ―エンド

また冷静に考えてみるとエンドレスヘブンも次元モルトが抜けたことによってオウギンガの出力先としてしか役割がない。そもそもオウギンガで殴っている場合はガイムソウモルト王で最後の1点でトリガーがなければ勝ちという状況である。ところで実はオウギンガでガイNEXTを出すことによって棒立ちしていたガイムソウと出たガイNEXT両方を処理しないといけない状況を作り出せる(ガイNEXTは龍解逃によってフォートレスになってもSA付与効果があるため)ので2面除去を要求できる。一応抜けるカードの候補にはなった。

  • 次元モルト不採用によって出す機会が減った

  • ガイNEXTで代用も可能

  • 次元モルトを採用するならいる

  • ブロッカーを展開するデッキにフリーズが刺さる

  • 祝門を貫通できる

  • VANが着地しても詰まない

ガイバーン

赤単のマグナムに抗う為に採用された。ハートバーンの実装によって「ガイバーンSAないのかよ問題」が解決されていて地味に強い。

  • 使いたい対面が限られる

  • 踏み倒しメタをすり抜けてガイラオウを着地させてくれる

  • 面が狭い状況で捲ったモルトを9000以上に特攻させて盤面がパンクしないようにできる ガイオウバーンだと龍解してたりパワー3000上昇が邪魔になることもある

  • 既存のモルネクに不足しがちなバトル以外の除去を行える バルハラグランデを攻撃時効果で破壊できるのが偉い

  • 流星以外の龍の攻撃時に龍解してハートバーンがいればSA2点になる

グリージーホーン

夜が明けたらツヴァイさんが発見してて腰抜かした

  • 使いたいタイミングが限られる

  • ガイムソウモルト王で閣を建設する場合に面をに攻撃することで面展開が可能になり、終了時にガイムソウ+ホーン+閣+αになり、返しにシールドレイユを出されても龍と閣が残るようになる

  • 特攻することで面を開けられる

プロトギガハート

採用候補になったので一応
メタがいてもガイラオウを作れるが処理可能な数が同じで裏面の性能があちらの方がいいので不採用

  • 面を圧迫するのでバトライと相性が良くない

  • 除去体制ができるので2枚目以降のモルネクで安全にハートバーンを龍解させられる

  • 踏み倒しメタ下でもモルト王を盤面に残せるのでガイラオウも作れる

そしてできた次元がこちら

例の議論(イージス論争)

最初にこれを見たのでイージスは不要論者だった。
だが初日はミラーばっかりで辟易していたので採用することにした。枠は永久龍の枠を1枚使用。
採用枚数の理由としては

  • 多色枚数が増えすぎると動きが鈍るから

  • 頻繁に捲れないようにすることによって脳死モルネクハートバーンをとがめられるから

  • 見えることによって相手にプレッシャーをかけられるから

  • ダイハードなどを1枚にすると必要なタイミングでバトライで捲れないから

が挙げられる。

初日はこんな感じで回して就寝…
翌朝

ワロタ

朝起きたらこんな爆弾が投下されていた。
みなさんご存じの通りフルパワーツヴァイVSイージスフラットの構図の完成である。X上では活発に議論がされていたのは記憶に新しいだろう。先述のグリージーホーンの話題も世に出ていたのでちょっと残念。

モルネク環境2日目は構築に大きな変化はなく非公認大会に参加してそのまま優勝したので特に語ることはない。

3日目イージスでジャクポネクストできなった試合を経験してクビにした。イージスが入っていて勝てた試合がなかったのもある。今は最初期と比べてコントロールも増えてきたので空いた枠に再び次元モルトを採用している。

最後に

今回はこういうこと考えてチューニングしましたという自分語り多めの構成でした。今後もデュエマやデュエプレ関連の情報を気ままに発信するのでよかったらフォローやスキもお願いします。一応何かあればXでDMください。https://x.com/DMP85758405?t=hxtkVegpQY-1sBXbZoHVLQ&s=09

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