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歯磨き粉について1

🔲成分

フッ素(フッ化ナトリウム)

●** 再石灰化の促進、酸生成の抑制
●歯磨きするたびにフッ素コーティングをして汚れをつきにくく、落ちやすくしている。
●フッ素は
1450ppm**濃度が理想

キシリトール

● 虫歯菌の抑制効果・食事で酸性に傾いた口の中をアルカリ性に戻す
●フッ素同様、再石灰化の働きもある
1日5g以上キシリトールをとると、虫歯菌が減少する

発泡剤

ラウリル硫酸ナトリウムなどの発泡剤が少ないものを選ぶ

湿潤剤

●歯磨き粉に湿り気を与える
ソルビトール、グリセリン

粘結剤

●歯磨き粉の成分を結合し適度な粘性を与える
●カルボキシルメチルセルロースナトリウム・アルギン酸ナトリウムなど

🔲薬用成分

むし歯ケア

歯垢の除去・付着防止
・デキストラナーゼ
歯質強化
・フッ化ナトリウム
・モノフルオロリン酸ナトリウム
殺菌作用
・イソプロピルメチルフェノール
・塩化セチルビリジニウム
・トリクロサン

歯周病ケア

歯肉炎予防

殺菌作用
・イソプロピルメチルフェノール
・塩化セチルビリジニウム
・トリクロサン
細胞賊活作用(細胞を活発に増殖させる)
・塩酸ビリドキシン

歯肉炎・歯周炎の予防
血行促進
・酢酸トコフェロール
抗炎症作用
・グリチルレチン酸
・アミノカプロン酸
・オウバクエキス
・トラムネキサム酸
出血防止
・トラムネキサム酸

知覚過敏ケア
●象牙質の表面が露出することで神経が刺激され、しみたり痛みを感じる。その症状を防ぐためには、神経の痛みの伝達をブロックする成分や、刺激の入り口である象牙質の表面にある象牙細管を封鎖する成分が配合されたハミガキを選ぶ(乳酸アルミニウム)
・硝酸カリウム

口臭ケア
殺菌作用
・ラウロイルサルコシン
・ナトリウム
・塩化セチルビリジニウム
・トリクロサン

知覚過敏
● 知覚過敏は、歯ぐきが下がることなどにより歯の根っこの表面が出てしまうと、白い部分のエナメル質と違い神経に直接つながる細い管がたくさん出てきます。そこに冷たい水など刺激物が当たるとしみてしまいます。知覚過敏用の歯磨き粉はその細い管を埋めてしまい刺激物が当たっても神経まで伝わらないようにします。

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