眠気の正体2(肥満との関係性も記載)

🔲オレキシン

・人が安定して覚醒し続けるのに必要な脳内物質

覚醒中枢
 ・表面にオレキシンの受容体であるオレキシン受容体があり、ここにオレキシンが結合すると覚醒シグナルが生じ覚醒状態が維持される
 ・睡眠薬はオレキシンの結合をブロックすることで覚醒状態を防ぐ

🔲眠気の正体

🔲スニップス

・脳内にある80種類のタンパク質に見られる化学変化(そのうちの69種類が神経細胞が別の神経細胞に信号を伝えるシナプスに集中)
・スニップスは覚醒し続ける間、リン酸化という化学変化が進む(リン酸化は睡眠によって解消)
リン酸化の解消に要する時間がその人の適正睡眠時間

✔︎リン酸化が解消されてないと?
 ・リン酸化が蓄積され睡眠負債になりシナプスの働きが非効率になる
・覚醒状態が続くとリン酸化が進み記憶や学習効率が悪くなる

🔲睡眠と寿命

・寝不足も長く寝る人も死亡率が高い
・訓練ではショートスリーパーにはなれない

🔲睡眠と肥満

・睡眠不足だと食欲を増進させるグレリンというホルモンが増加し、食欲を抑えるホルモンであるレプチンが減少してしまう
・充分な睡眠は血糖値も下げる

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