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時折自分を追い込んでみて、見える景色を楽しむ余裕を持つには

高校の部活が終わった瞬間に燃え尽き症候群を経験してから、自分をとことん追い込んだり、頑張らなきゃと言ったり言われたりすることが苦手になりました。その頃はただただ一心不乱に練習したり、筋トレしたり、勉強したり。私は親がとてもサポートしてくれる人たちだったため、無理しすぎないようになどと言ってくれていたのですが、自分では無理しているつもりもなかったのでただただ追い込み続けて、燃え尽きました。

親の他にもいろんな人たちに恵まれて乗り越えることができ、今の状況にいますが、最近ちょこっと自分を追い込んでよかったなと思った出来事が2回あり、時には、自分を追い込むことも自分にとっては良いことで、向き合い方の問題なんじゃないかと思い始めました。

まず、バックパッキングをした時に、帰り道の上り坂で見えた景色の美しさ。足も腰も痛く、疲労も溜まっていましたが、部活の筋トレの時と似た、疲れたからやめようを超えた時の爽快感が戻ってきて、終わった時の達成感や疲労感がとても心地良く感じました。

次に、現在勉強してとっている大学のコースで、自分の未経験の分野の課題を提出し、もやもやしていた後に、結果Excellentのコメントをもらった時。自信がないからと言って自分を精神的に過度に追い込んでいたことに気づきました。課題に対する取り組みは自分を追い込んでよかったけど、その後の精神的な追い込みや自己嫌悪は要らなかったなと思います。

高校時代の部活も、終わってそれだけ自分が頑張っていた事実、芽生えた友情や達成感に目を向ければ、もっと違う高校生活の最後が楽しめたのかなと思います。総体も、大学受験も、就活も、転職も、結果が自分の向かっていた方向と違うと自信を無くしたり喪失感を感じてしまうこともありますが、ちょっとだけゆとりを持って自分のそれまでの取り組みを振り返ってみると、また違う景色が見えてくるのではないでしょうか。

私は自分の今までの成功はもちろん、失敗があってそ今の友人、家族との関係があり、今の自分があるのだと思っています。頑張りすぎて疲れたなと思ったら、美味しいものを食べながら、今現状の結果だけではなく、その過程とその取り組み自体が与えた自分への良い影響に目を向けてみてはいかがでしょうか。

P.S. 興味がありましたら、キャンプの時の話はこちらからどうぞ。


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