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~ウチの広報事情~ 採用広報でやってるオシゴトまとめてみた

はじめまして。
ITベンチャー企業で1人広報をしているトミサワというものです。
未経験からこの業種にチャレンジし、2年たった今も1人で広報をしています。
それでも毎回頭を悩ませるのが、広報ってなにすんの!?です。
ぶっちゃけ広報の仕事って幅広すぎません?
特にベンチャー企業で働くと仕事の線引きも曖昧です。
そこでこれまで広報で経験してきた業務を洗い出して、筆者なりの「広報」を整理していきたいと思います。
広報ってこんなこともしているんだぁと思っていただければと嬉しいです。
割と色んなことをしてきたので連載式にしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
それでは今回は筆者の「採用広報事情」について紹介させていただければと思います。

採用広報とは?


自社の求める人材を採用するため応募数を獲得すること。
また定着や活躍までを見据え、求人媒体・イベント・SNSなどを駆使して採用活動を行うことだと筆者は考えています。


求人広告を使った場合の採用広報のオシゴト

■募集記事を書く

求人広告がダイレクトリクルーティング系だった場合、ご自身で募集記事を書くこともありますので、上司や役員とコミュニケーションをとってネタ集めをしておくといいです。

■募集記事の宣材写真を撮る

求人広告を打つ場合、クライアントに宣材写真を何枚か提出することがあります。
プロクオリティのカメラはいりませんが、一眼レフはあったほうが何かと助かります。
筆者はNikonのD5600を使ってますが、何でもいいと思います。
ただスマホと同期できるカメラは便利ですよ。


■写真を編集する

主にPhotoshop、Lightroom、Canvaなどを使ってます。
画質や明るさは元の写真のクオリティによって大きく左右されてしまうので、一眼レフを勧めます。
ただ最近のスマホはほぼ一眼みたいなものなのでもう好みの問題かもしれません。


■募集記事を拡散する

募集記事を見てもらえるようにSNSを使って拡散します。
何なら人事等の他部署の方にも拡散してもらえるように呼びかけましょう。
持論ですが、スクラム採用が出来る企業は色んな面で強いですね。


■スカウトをする。

応募者を増やすためになくてはならないのがスカウトです。
スカウトで注意しておいたほうがいいのが、文言を人によって変えることです。
スカウトとはいわば求職者にナンパするようなものなので、毎回色んな人に「お茶しない?」といっても意味がありません。
その人のどこに惹かれてスカウトしたのかを書きます。


■インタビュー記事を書く

撮影、インタビュー、文字起こし、執筆までをすべて1人で行います。
インタビューのコツに関してはnoteや動画でまとめている方のを参考にしています。

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エントリーをもらったらやるオシゴト

■メッセージを返信する。

求職者対応は意外と時間を取られるので、ある程度テンプレは作っておくといいです。
また面接担当者のインタビュー記事なども送ります。
最近はインスタのフォロワー数がほしいので、インスタのURLを送ったりもします。

■エントリー者をスプレッドシートなどにまとめる

求職者の動向や特徴は後のKPI設定、募集記事のキャッチコピーや文言に大きく関わるのでマストで行います。
最近が便利な管理アプリが増えましたが、筆者は自分好みで関数を組んで管理するのが性にあっているので使ってません。

■スケジュール調整を行う。

あとは求職者と面接担当者との日程を調整します。
リマインドも行います。
人事が行うことも多いです。

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戦略的な部分でやってたオシゴト


■アナリティクスをみる

アナリティクスが見れる媒体に限りますが、PV数やエントリー数を抑えておくだけでも課題を見つけやすくなります。毎回専用のスプレッドシートを作ってまとめています。


■求職者の動向や特徴をまとめる

エントリーしてきた方の年齢、住所、職業、プロフィールの特徴、メッセージ上で垣間見える言葉遣いなどで、募集記事の質や流入経路ごとの質の違いを見ます。
必要に応じて写真やキャッチコピー、SNSの場合は投稿内容をガラッと変えます。

■競合他社を徹底的に調べる

転職サイトに競合がいる場合徹底的に分析します。
例えエントリー数やPV数がこちらが勝っていたとしても参考になる部分は大量にあります。

■KPIを立てる

上記の行動を行ってようやく立てることができますが、一番大切なのは時期でしょうか?
転職時期、就活スタート時期ってある程度目安がありますが、もうこのご時世ですから頻繁にSNSをチャックして世の中の動向を探ったほうがよっぽどいいです。

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SNSを使った場合の採用広報のオシゴト


SNSでやることはこの5つほどで説明するほど特殊なことはしていないので簡単にまとめました。※決して面倒になったわけではありません。

■自分自身の売り込み
■募集記事の拡散
■他企業の動向や工夫をリサーチ
■インプットとアウトプットの場
■たまにポエムる


採用広報において役に立ったその他のスキル


1人で広報をする場合は如何に生産性を上げられるかが勝負なので、色んなツールや小技を覚えて業務を改善することが鍵になります。
実際にできてよかったなと思うものを上げさせていただきます。

■ショートカットキーを覚える

ショートカット」キーって名前が付くくらいなので使いましょう。
Twitterやnoteなどでまとめている方が沢山いるので、有益だと思った記事を下に貼っておきます。
※ちなみに、全角入力の時に「Z」と「L」を押すと右矢印がでます。
上下左右にショートカットキーがあるので探してみて下さいね。

■関数を組む

面倒な細々とした事務作業は関数を組みましょう。
理解ある方にやってもらうのもいいですが何かと使うので覚えておくといいと思います。筆者は特にCOUNTIFSを使います。

■便利ツールやアプリを積極的に使う

これも上記と同様で「面倒だなこれ、、、」と思ったらその気持ちをそのまま検索をすると大体解決するアプリが出てきます。
例えば、「イベント 集計 めんどくさい」とかです。

■デザインソフトが使える

マストではないですが、人の切り抜き・モザイク・写ってほしくないものの削除、写真の明るさ調整など出来ることが沢山あるのでできたほうが良いです。
マスターすれば3枚の宣材写真で50パターンは作れます。(こ◯亀にこんな話あったぞ)

■動画編集ができる

YoutubeやTik tokなどで企業アピールをして採用を成功させているケースはよく見かけます。
動画編集は外注すると高いので、これもある程度出来るといいです。
あとは最近ウェビナーやオンライン説明会をすることが増えたので、一回収録して編集してしまえばあとは流すだけでいいので、時間が浮いて他の作業を行えます。

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最後に

ざっとまとめてみましたがいかがでしたか?
一つ一つの深堀りはできませんでしたがこんな感じでいつも採用広報をしています。
次回は社内広報についてまとめたいと思います。
それでは~!


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