HHKBを使い始めて2ヶ月の感想
HHKBの打ち込み練習も兼ねてnoteを書いています。かれこれnoteの下書きに残し合間に書き直していたら2ヶ月経過していました。購入してから○週間レビューとかよく見かけますが、日々使うことに専念したあまり時間が経ってしまった私が僭越ながらレビューしてみたいと思います。HHKBの購入に躊躇っている皆さんの参考になればと思います。
購入当初の感想
購入当初を思い出すと、これはもう使いにくい、その一言でした。とはいえ前情報もあったので覚悟の上ではありましたが、できる限り今に近い操作感にしようと日本語キーボードを選びました。が、それにしても辛い。変態キーボードの意味を実感した初日でした。
改めて実感する普通のキーボードとの違い
キーボードなんてどれも同じに思えるかもしれません。はい、そうですね、たしかによく見かける売れ筋のキーボードを見るとどれも同じです。違いと言えば、大きさ、テンキーの有無くらいですよね。しかし、HHKBはそれらと比べてはいけないものです。もっと衝撃的に違います。
どこが違うのか
まず一列無いです。ファンクションボタンが独立していません。カナ変換や全角変換、英字の半角全角変換、大文字小文字変換など、割とWindowsでは割り当てられています。エクセルのセル編集、ファイル名の変更にF2、とか。重要なんですよ。が、HHKBはありません。Fnと組み合わせるのです。あるにはあるのです、しかしいざ押そうとすると墨モデルのせいで余計に見分けがつかず、F?なのか分かりません。いまだに慣れません。ひとまず数字の位置がわかるように純正水色キートップを0に取り付けてしまったのはやむを得ず。もう1つ水色欲しい。墨ではなく白を買えばよかったたまに若干後悔しています。一番目の違いはここです。
続いて、CTRLキーの位置です。いつものところにFnキーがいます。ウン十年、PC付属キーボードを使ってきた私にはかなり違和感です。コピペはもちろん、カット、フォントの変更やら文章打ちにも、プログラミングのときも検索やらエディタのショートカットを割り当ててているので何かと押します。なので当初はまぁよく間違える。実はDIPスイッチでFnとCTRLの入れ替えできますが、あえて変更しませんでした。なぜか?それは手の運動量が少なくなったからです。CTRLの位置はHHKBの位置が正しいと思います。
さらに続いて、DELETEキー。こちらも独立していません。Fn+BSになります。ふたつのキー押さなければなりません。面倒ですがこれはなぜか慣れました。
もう上げるとキリがありません、続いてHOME, END, PageUp/Down の独立キーがありません。それ使ってるの?と言われそうですが、生粋のWindows育ちなので割と使ってます。文章作成でもよく使います。これもFnキーとの組み合わせで実現できますが、キーの場所を見失ってあらぬ方向にカーソルが移動...、これだけは我慢できずに、キーマップ変更ツールでカーソルキーにFnと組み合わせで割り当てました。
違いが多いと分かっている中、なぜ使い続けたのか
これだけ違いがあると普通は諦めます、誤打も多くなりますし。さすがにストレスです。…堪えたあげく諦めモードが大勃発。やっぱり無理だ、、と渋々キーボードに戻した瞬間、こ、これは!とHHKBはよくできていると実感しました。そうそれはレビューにありがちな「打鍵音」ということではありません。ほとんどのreviewはそこに着地しますが違います。それは打ち込む強さです。元のキーボードは結構な力で入力していたことに気がついたのです。それに比べて、HHKBはほとんど力を使わずに打つことができるのです。吸い付くように打てる、これこそ静電容量無接点方式のポイントなのです。
そして2ヶ月半使った感想
買ってよかった。と言う結論です。いまだにキーの配置で違和感がありますが、少しずつキーマップを変更しつつ、何より小さな力で打ち込める仕組み、これは思った以上に力が軽減されていて、とてもテレワークには向いている機材です。それを実感しました。なのでこれからも使い続け、持ち運んでは使い続け、絶やさずに使い続けて、使い倒そうと思います。購入に戸惑っている皆様、少し勇気をもって購入してみてはいかがでしょうか。入力デバイスの変化はかなり楽しいものだと思います。
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