各ブロック大会決勝を見てみた〜四国大会編〜
各ブロック大会決勝を見てみた〜○○編〜
第2弾:四国大会編です
四国大会結果は以下の画像を参照してください
各ブロック大会決勝を見てみた〜中国大会編〜
と同様に、男子決勝戦に進出したチームについて掘り下げていきます
では早速本題に入ります
①尽誠学園
渡邊雄太選手卒業後も安定してほぼ毎年全国に出て好成績を収めているのにはちゃんと理由がある、というのを実感した四国大会決勝戦
特筆すべきはやはりチーム全体で鍛えられたフィジカル
外見がムキムキだけではなくみんな体幹がしっかりしているのでボディコンタクトで身体がブレない
だからこそハードなdefでペイントエリアに簡単に侵入させない
1on1で正当なボディコンタクトで相手のレイアップの軸をブレさせる
リバウンド、ルーズボール争いでもシールやボックスアウトをサボらないから球際の争いを制することが出来る
これは日々の練習の積み重ねで培われているもので尽誠学園の伝統の武器だと思います
今年もそうですが尽誠学園には190㎝超の選手が居ませんがそれでも留学生擁するチームと対等に渡り合える
それは1人1人のハードワーク・フィジカルトレーニングの意識付け・積み重ねによるものだという印象です
それを一番に体現したのはアマダスンエセウィ縁一選手だと思います
尽誠学園のオフェンスの特徴は
ファイブアウトからの3ptを主体とした攻撃
相手が3ptに意識が行ったら
インサイドの選手がフラッシュしてウイングの選手がバックカットでペイントアタック
と現代的なオフェンスシステムです
あとは相手がdefの陣形を整える前にシュートまで持ち込むのも特徴の一つかと思います
尽誠学園には兵庫にゆかりのある選手が多く
先述したアマダスンエセウィ縁一選手は尼崎市立中央中学出身で
また昨年の香川全中に出場した報徳学園中のアマダスンケヴィン緑加選手のお兄さんでもあります
前半にアマダスン選手とインサイドのコンビを組んでいた三瀬央翔選手も
お兄さんが報徳学園出身(三瀬大晟選手)です(出身県は愛媛ですが)
左コーナーの3ptを好むあたり兄弟だなーとこっそり思いました(笑)
他にも明石市立野々池中学校出身の松本蓮司選手が居ます
②明徳義塾
中心となる選手は個人的に四国No.1スコアラーではないかと思っている
山銅彪剛(さんどうひょうご)選手
イメージとしては昨年の藤枝明誠のエースを務めた赤間選手(を少し小さくした感じ)
赤間選手同様ジャンプシュートの軸がブレないから安定して入るのが特徴です
急ストップしてジャンパーに持ち込みフィニッシュ出来る所も似ています
四国大会決勝戦でも次々とジャンパーを沈めていました
彼は尼崎市立立花中学校出身で
兵庫県大会では瀬川琉久選手擁する本山南中と山銅彪剛選手擁する立花中の2強で
エース対決でバチバチやり合っていました
また彼はKAGO CLUB出身でもありJr.ウィンターの優秀選手にも選出されました
山銅彪剛選手の相棒でもあるガードの杉本陽飛選手
彼もまたKAGO CLUB出身で得点力が高い選手です
一番の特徴は入り始めたら止まらない3ptです
山銅選手のドライブからパスアウトして杉本選手の3ptは
四国大会決勝もそうですしこれまで何度も見てきました
留学生のオチェ・アントニー・デイビッド選手もポテンシャルが高く
外のプレーを得意とする現代的なビッグマンです
身体能力が非常に高いのでオールコートの展開にも対応できます
まだ2年生という事もありフィジカルが強くなればもっと驚異的な選手になると思います
後はPFの狩野哲平選手の献身的な働きも要注目です
渡邊雄太選手の代の尽誠学園の山野選手に凄く似ているので
彼を知る人なら狩野哲平選手のプレーをイメージしやすいかなと思います
③おまけ
愛媛3位の松山学院のコーチは
2003年度洛南卒の岡田健佑さんです(深尾晃生さんの代)
また女子の高知岡豊高校のエース伊藤知里選手は
準決勝で44得点を記録しました
各ブロック大会決勝を見てみた〜中国大会編〜
作成者:Mr.D
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