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京都大賞典 枠前展望

京都大賞典は昨年に引き続き、阪神芝2400mで行われます。
同舞台で行われる重賞は神戸新聞杯しかなく、3勝クラス以上に絞っても年間4レースほどしかないレアな舞台です。

阪神芝2400mは外回りを使用するため「距離が長いのに直線も長い」という珍しい特徴があります。しかもスタート地点が阪神芝2000mの内回りと同じ場所のため、最初のコーナーまでの距離が短いのが特徴です。

さらにスタートしてすぐ上り坂という構造からも、前半はスローペースに落ち着きやすくなります。また外回りらしく直線も長いことから「スローからの瞬発力戦」になりやすいのが特徴です。

東京などの大箱コースでも「スローからの瞬発力戦」になることはありますが、かといって差し馬が有利になるわけではありません。先行している馬も余力を残して直線に向くため、キレも併せ持つ先行馬も好走します。

しかし阪神芝2400mは距離長い上、レース中は直線の急坂を2度超えます。
さらに直線も長いことから、差し脚に自信のある馬がより一層好走しやすい舞台です。

近10年、同舞台で行われた3勝クラス以上の全40レースを調べても、シンプルに前走で上り3F3位以内だった馬の複勝率、回収率が目立ちます。

3F順位 複勝率 複勝回収値
1位  42.9%  94%
2位  32.7%  99%
3位  34.9%  92%

競馬は本来先行有利のため、このように差し馬の成績が良い条件は稀です。
昨年の京都大賞典こそ異例の超ロンスパ戦という特殊なレースになりましたが、今年はコースの特徴からシンプルに差し脚自慢の馬から勝負すべきと考えます。

例えば近10走の内、上り最速を5走しているディアマンミノルみたいなタイプは展開次第で突っ込んでこれるでしょう。

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