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函館記念 枠前展望

函館記念といえば年によって開催週や開催コースが異なる重賞です。

2021年は東京オリンピックによる変則開催、2020年は函館最終週に行われ、2019年以前は最終の1週前に行われました。

よって函館記念の過去10年という傾向は意味をなさず、脚質だけみても年によって前残りになったり、差し決着と様々です。

【函館記念の開催コースと開催週】
2023年 Bコース2週目
2022年 Bコース2週目
2021年 Aコース3週目
2020年 Bコース2週目
2019年 Bコース1週目
2018年 Bコース1週目
2017年 Bコース1週目
2016年 Bコース1週目
2015年 Bコース1週目
2014年 Bコース2週目

今年の函館記念は昨年同様Bコース2週目です。

そこでBコース2週目で行われた年の函館記念を見てみると、どの年も差し決着になっていることが分かります。

(1~3着馬のコーナー通過順位)
2023年
1着  8- 7- 7- 7
2着  8- 7- 7- 5
3着 15-15-15-13

2022年
1着  6- 6- 4- 2
2着 16-16-10- 3
3着 14-13-13-11

2020年
1着  8- 8- 8- 6
2着 16-16-13-10
3着  5- 5 -5 -3

2014年
1着 11-12-11 -3
2着 11 -9 -7 -7
3着  9- 6 -7 -7

この要因として、Bコース2週目で行われる函館記念は函館競馬の最終週に行われるため馬場が荒れやすいこと。

また、そもそも函館芝2000mは最初のコーナーまでの距離が約480mあるため、ペースが流れやすいことが要因だと考えられます。

よって今年の函館記念も狙いは差し馬です。

今年は差し馬の出走が多く最終的にはオッズ次第になりますが、現時点では昨年の札幌記念で超Hレベルメンバー相手に好走したトップナイフに注目しています。

【各馬解説】


●ホウオウビスケッツ
前走の巴賞はややかかり気味に逃げて勝利。スムーズな競馬で着順以上に評価はできないが、2着以下は突き放しており能力を評価できる内容だった。

マイルを走った2,3走前の内容からもスピード不足な印象で、現状は折り合いを欠いても2ターンの競馬が合っていそう。今回は函館芝2000mへの距離延長で楽ではないが、ポテンシャルは最上位になるはず。「差し有利」というのが騒がれ人気落ちするなら買い。


●サヴォーナ
前走の天皇賞春はやや出遅れるも、先行してスムーズな競馬で6着好走。やや差し有利の展開になったことからも、能力を示す内容だった。

ある程度ペースを引き上げて粘る競馬がベターで、函館の舞台は悪くない。日経新春杯2着の内容からも実績面では一番だし、普通に走れば好走できる。先行馬なので展開次第にはなるが、印を回す価値は十分ある。

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