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【最新版】おすすめの競馬本【12選+α】

どうも、とうけいばです。

先日、複数のフォロワー様から「おすすめの競馬本を教えてください!」と連絡をいただきました。

以前から公言しているように、自分は今でも競馬に関する本を読み漁っています。

そこで、私が今までに読んできた競馬本の中で「読んでよかったな」「面白かったな」と思える本を紹介しようと思います。

※紹介されている本を読めば必ず競馬の予想がうまくなるわけではありません。あくまでも自分視点で良いと思った本を紹介しているコラムです。
※2022年1月31日 更新


1, 穴パターン事典 / メシ馬

穴パターン事典

🐴おすすめのポイント🐴
競馬本としては異例の第6版まで増刷されているベストセラー作品。競馬で勝つための思考法、穴をあけるパターン、予想アプローチがわかりやすく掲載されている。馬券初心者~上級者まで幅広い方におすすめ。

2018年に出版されてから何度も品切れになり、ついに第6版の増刷。メシ馬さんが書いたベストセラーである。今読み返してみても、重要なことがわかりやすく言語化されていると感服する。本当の天才は感覚をわかりやすく説明できるというが、まさにメシ馬さんは競馬予想に重要な思考をわかりやすくまとめることができる天才である。何度も読み返す価値のある一冊。

※2022年3月 マンガ版が発売されました。
穴パターン事典をさらにわかりやすくした内容な上、マンガなので初心者でも簡単に競馬を学ぶことができます!

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2, 馬場のすべて教えます / 小島友実

馬場のすべて教えます

🐴おすすめのポイント🐴
競馬本では唯一といっていい馬場に特化した本。使っている芝の種類やダートの産地、シャタリングやエアレーションといった馬場に関する知識を網羅した一冊。各コースごとの特徴も記載されており、馬券的にも読み物としても楽しい一冊。

通称「コジトモ本」もしくは「馬場すべ」。馬場に特化して書かれた本はこれだけであり、読んで損はない一冊。どんな馬券術を勉強するにせよ、コースの特徴がわかってなければ応用はできない。この本はコースごとに競馬場の特徴や起伏も掲載しており、辞書かわりに使用することもできる。


3, 馬体は語る / 治朗丸敬之

馬体は語る

🐴おすすめのポイント🐴
馬を見る際のポイントを体系的にまとめた一冊。馬の各パーツごとに説明があるので、辞書のように使うことができる。さらに実際の種牡馬の写真を用いて、その子供の見るべきポイントを紹介。一口馬主として馬体を見る際にも役立つ。

馬体に特化した本といえばこれ。実は私にとって筆者の治郎丸さんはブログ時代(ガラスの競馬場)からのファンであり、この本の前作ともいえるROUNDERSも愛読していた。馬体に関してここまで詳細に書いた本はこれ以外になく、一度は目を通して損はない。


4, 政治騎手名鑑 2022 / 樋野竜司

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🐴おすすめのポイント🐴
毎年新しくなる政治騎手の2022年度版。騎手に関する本はいくつかあるが、政治騎手は馬券面だけでなく、読み物としても非常に面白い。馬券絞り出しメーターは視覚的に騎手の特徴や調子を理解できる優れモノ。

自分が中学生のころからお世話になっているおなじみの政治騎手。騎手の本はデータに基づく事実を述べることが多いが、ヒノくんの政治騎手は実際のレースにおけるストーリーや裏話が交えており、読んでいて非常に面白い。それでいて読み終えると騎手の特徴がすんなりと頭に入ってることに気づく。読み物としての完成度が非常に高く、おすすめの一冊。

5, 馬券億り人 / 真田理

馬券億り人

🐴おすすめのポイント🐴
ギャンブルで勝ち続けるために最低限必要な「確率」や「期待値」の考え方、さらに走法に注目した馬券術が掲載。WIN5で億をとった際の裏話やスロプロ時代の話が面白い。

競馬や投資で生活している人の中には元スロプロ出身が多い。かくいう私もスロットで稼いでいた時代があるが、それは確率や期待値を感覚として理解しているというのが背景にある。著者の真田さんも元スロプロであり、そこから得た経験と知識を十分に生かしてWIN5で億超えを2回も的中。その裏話も含めて勉強になるし、何よりも読んでて面白い一冊。


6, 競馬で長期的に勝つための馬券師バイブル / 大串知広

馬券師バイブル

🐴おすすめのポイント🐴
競馬予想する際に多くの人が壁に当たるのが「見方がわからない」ということ。本書は実際の映像のスクショを用いて、競馬を見る際のポイントを紹介している。内容も非常に濃く、本気で学びたい人向け。

私も映像回顧の際に見るべきポイントをまとめたコラム(※)を書いてきたが、その理由は「レース映像の見方がわからない」といった声があるためである。本書は映像で見るべきポイントを詳細に述べており、非常に説得力のある内容となっている。

(※)とうけいばのコラムは以下
https://note.com/to_keiba/n/n3c695939f59e


7, 競馬の血統学 / 吉沢譲治

競馬の血統学

🐴おすすめのポイント🐴
JRA馬事文化賞受賞作品の新版。競馬の楽しさ、奥深さ、そしてなぜ競馬において血統が大事なのか。実話をもとに繰り広げられるストーリーは読み進めると止まらない。累計5万部を突破したロングセラー。

血統ってなんだか難しくてよくわからない、という人は多いだろう。そんな人にこそ読んでもらいたいのがこの本。競馬の奥深さを歴代の名馬の話をもとに探っていくストーリーは読んでいてワクワクする内容。読み終えたころには血統表を眺めている自分に気づくだろう。より一層競馬が好きになる、初級者~上級者までオススメの一冊だ。


8, 血統のトリセツ / 坂上明大, 生駒永観

血統のトリセツ

🐴おすすめのポイント🐴
元競馬ブックの坂上さんと望田氏の影響を受ける血統評論家生駒さんの共著。データによせすぎず、血統の本質的な部分を説明することでいつの時代でも使える血統本になっている。

前に紹介した「競馬の血統学」で血統に興味を持った方にぜひおすすめしたい一冊。いわゆる「父〇〇は××で買い!」といった血統本ではなく、血統の本質を理解できる内容になっている。辞書かわりに使うことができ、長く血統を勉強していきたい人向け。


9, 勝つべくして勝つ!競馬3点突破論 / 今川秀樹

勝つべくして勝つ!競馬3点突破論

🐴おすすめのポイント🐴
タイトル通り、勝つべくして勝つための考え方を詰め込んだ一冊。想定的中率、合成オッズの考え方、馬券の買い方など、予想法だけでなく買い方にも指南してくれる数少ない良書である

今でこそ合成オッズという考え方は浸透しつつあるが、本書ではその算出方法や考え方まで記載されている。想定的中率の設定や、単勝多点買いなどは自分の今の馬券購入にも影響を受けている。2016年の本になるが、買い方まで詳しく書いている本はあまりないのでオススメしたい。


10, 騎手の取扱説明書 / TARO

騎手の取扱説明書

🐴おすすめのポイント🐴
タイトル通り「騎手」に特化した競馬本。馬券購入者にとって大事なことはその騎手が上手いか下手かではなく、どういったレースの時に買うべきなのか、ということ。馬券に役立つことに焦点を置いた騎手本。

2004年からブログで競馬予想を開始しているTAROさんの騎手本。「福永騎手に怒るファンは勝てない人」というフレーズは何度も耳にするようになった。馬券に大事なことはその騎手の特徴であり、上手いか下手かは関係ない。馬券で勝つために必要な騎手の知識が詰まった一冊である。


11, 亀谷敬正の競馬血統辞典 / 亀谷敬正

亀谷敬正の競馬血統辞典

🐴おすすめのポイント🐴
競馬界では知らぬ人はいない亀谷さんの血統本。辞典というだけあって種牡馬ごとにまとめられており、気になったときにすぐ調べることができる。一家に一冊おいておきたい本。

亀谷さんの血統辞典。種牡馬ごとにわかりやすく書かれており、ページ数はなんと341ページとまさに辞典!予想の際に「この種牡馬ってどんな特徴があったっけ?」と疑問に思うことも多いだろう。そんなときこの一冊があればすぐに目次から探し出して調べられる。長く使える競馬本。


12, 馬券の教科書 / じゃい

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🐴おすすめのポイント🐴
馬券の買い方に特化した本。感覚的な内容ではなく、数字などを駆使して理論的に説明している。当て方を指南するものではないため、どんな予想法を得意としている人でも役に立つ。

芸能界イチのギャンブラーといえばインスタントジョンソンのじゃいさん。じゃいさんの本は前作についで2冊目となるが、今作のほうが図表が豊富になり、より一層わかりやすい内容になっている。最近競馬をはじめた方から、馬券の買い方で悩んでいる中級者以上のかたまで幅広くオススメできる一冊。

おまけ@降格ローテ

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とうけいば初の単行本が出版となりました!初心者の方にはもちろん、上級者の方でも気づきのある内容になっています。競馬について詳しく学びたいという方にオススメです。


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