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日経新春杯 枠前展望

日経新春杯が行われる中京芝2200mは最初のコーナーまでの距離が約530mと長い舞台です。

そのため枠の有利不利は少なく、先行争いが激化しやすい特徴があります。
加えて中京芝コースは3コーナーから下り坂になるため、早い段階からスパートが開始しやすい舞台。さらに最後の直線も長いため、先行馬にとってはキツイ条件が複数あるコースです。そのため差し馬から狙うべきコースとなります。

京都競馬場の改修期間のみ中京芝2200mで行われているため、近10年、中京芝2200mで行われた重賞は7レースしかありません。

その7レースで馬券になった21頭中、実に16頭が中団以下で競馬をしていた差し、追い込み馬という顕著な結果になっています。

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(中京芝2200mの重賞成績)
脚質 着度数 複勝率 複回値
逃げ 0-1-0- 6/ 7 14.3% 17%
先行 2-0-2-24/28 14.3% 77%
中団 4-3-3-26/36 27.8% 124%
後方 1-2-2-23/28 17.9% 102%
マクリ 0-1-0- 0/ 1 100.0% 390%
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中京芝2200mで開催された日経新春杯に限っても、昨年は中団より後方にいたヨーホーレイクが差して1着。2年前は13番人気のミスマンマミーアが最後方から差して2着に好走しました。

このようにとにかく差し馬から買う馬を見つけるのが中京芝2200mの基本であり、特に近走で差し遅れしている馬の同舞台での巻き返しが期待できるコースです。

例えば前走で先行有利の中京芝2000mに出走し、差し遅れしたプリマヴィスタのようなタイプは好条件変わりと言えるでしょう。

【各馬解説】

ヴェルトライゼンデ
前走のジャパンCは内目をやや詰まりながらの3着と上積みありそうも、結果的には距離ロスを最小減に抑えての勝利でやや恵まれた面があった。2走前のオールカマーは内有利の馬場で外を回す不利があったので4着とはいえ強い内容で、3走前鳴尾記念は馬群内競馬で上積みはない。
つまり屈腱炎あけの3戦は恵まれれば好走し、不利を受ければ敗戦とわかりやすい内容になっている。レースぶりからは好走域が広く弱点が少ないタイプで、ここも人気とは思うが大崩れはなさそう。

ロバートソンキー
前走のオールカマーは内を通ってロスない競馬と上積みはないが、恵まれればウインキートスよりも強く、もっと言えば最後の脚はジェラルディーナよりも良かったのでジェラルディーナ級に強い可能性がある。長く脚を使う鈍足タイプで中京芝2200mは合いそうだが、少なくとも戦績の部分ではやや人気しやすい傾向にあるし、2人気だと鞍上込みでややリスクのほうが大きいか。

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