新潟記念 枠前展望
新潟記念が行われる新潟芝2000m（外回り）は最初のコーナーまでの距離が948mと、全コースの中で最も距離が長いコースです。
（参考：最初のコーナーまでの距離）
新潟芝2000m外 948m
京都芝1800m外 900m
新潟芝2400m 836m
新潟芝1800m外 748m
京都芝1600m 700m
最初のコーナーまでが長いコースはペースも流れて馬群は縦長になりやすいため、枠の有利、不利は少なくなります。
特に新潟記念は夏の新潟開催最終週に行われるため、芝コースの内側が荒れやすくなっているのが特徴です。
そのため内枠の優位性は少ないどころか、むしろキレイな馬場を走れる外枠のほうが有利になります。
直線は外ラチ沿いで走るような年も珍しくなく、昨年も上位６着までの馬を二桁着順の馬が独占という結果になりました。
そしてこのような特殊な馬場状態のため、内ラチ沿いを走れない逃げ、先行馬にとっては鬼門なレースです。
よって、毎年のように差し馬が穴をあける重賞になっています。
（参考：近年、新潟記念で穴をあけた差し馬）
2021年マイネルファンロン（12人気1着）
2020年サンレイポケット （5人気3着）
2019年カデナ （8人気3着）
2018年ショウナンバッハ （13人気3着）
今年の新潟もしばらく雨予報。
馬場が荒れる可能性が高く、特殊な馬場状態になれば荒れる可能性も十分です。
現段階では枠順が出ていないため
・想定で人気薄
・差し馬
・雨馬場が得意
という観点から一頭ピックアップするのであれば、前走は展開不利ながらも懸命に差してきたスカーフェイスを挙げたいと思います。
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