安田記念 枠前展望
今年の安田記念は香港からヴォイッジバブルとロマンチックウォリアーが参戦。
近年は香港競馬全体のレベルが底上げされており、今年の香港チャンピオンズデーや昨年の香港国際競走でも日本馬は0勝。
マイルに限ってみても最近はオオバンブルマイ、シャンパンカラー、エルトンバローズ、ナミュール、ソウルラッシュ、セリフォス、ディヴィーナ、ダノンザキッドが香港で走ったが、最高着順はナミュールの3着まで。改めて香港競馬のレベルの高さを証明する結果になっていました。
ただし、日本馬が通用しない理由は何も能力だけでなく、もう一つ注目すべきが馬場の違いです。
香港競馬(シャティン)の馬場は年々タフになっており、ここ2年の香港芝1600mG1の勝ち時計はどんなに速くても1分33~34秒台です。
一方で日本は生粋の高速馬場。
特に安田記念が行われる東京競馬場は時計の出やすい馬場となっており、昨年の勝ち時計は1分31秒4。
ペースが遅かった一昨年ですら勝ち時計は1分32秒3であり、1分33秒台での決着は2016年まで遡らなければありません。
今年、香港から日本にくるヴォイッジバブルとロマンチックウォリアーはどちらも芝2000mをこなす中距離馬。
ゆえに今年の安田記念は良馬場で高速馬場になるのであれば日本馬を重視。
一方で雨の影響が残り、時計がかかるのであれば香港馬を重視すべきと考えています。
現段階の展開予報では金、土、日ともに雨予報。それなりの雨量が予想されていることからも、馬場はそれなりに時計がかかると考えています。
よって香港のロマンチックウォリアー、ヴォイッジバブル。
そして香港マイルで3着の実績があるナミュールに注目しています。
【各馬紹介】
●ロマンチックウォリアー
前走のクイーンエリザベスⅡ世カップは比較的前が有利な展開&馬場だったが、後方の外目から強引に差し切るかなり強い競馬。
プログノーシスをマークして差し切る競馬は能力としか言いようがなく、改めて香港勢のレベルの高さを証明する内容だった。
今回はマイルへの短縮で、しかも東京の馬場だとスピード負けする懸念があったが今週は終始雨予報。530kgを超す大型馬ゆえに田んぼのような極悪馬場は合わなそうだが、適度に時計のかかる馬場であればこなせる可能性は高い。
さすがに未知の条件で1番人気想定だとリスクもあるので本命にはできないが、ここは能力的にも通用する可能性が高い。
●ソウルラッシュ
前走のマイラーズカップは中団の外目から突き抜けて完勝。時計のかかる馬場が向いたのはあるが、それでも外目から強引に勝ち切る競馬はやや抜けた印象を持った。
これまで安田記念は13着、9着と活躍できておらず、高速馬場のスピード勝負になると分が悪い印象。
ただし今回は前述の通り雨の予報で、時計はかかる想定になる。さすがに戦績的にも「タフ馬場歓迎」というのはわかりやすく雨がふれば実績以上に人気しそうな気配があるが、それでも覚醒を感じる今の状態であれば香港馬相手でも通用するはず。
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