年間収支マイナスの君へ
土日やることがあってマジで一睡もできず、オールでした。で、日曜の20時に寝てさっき起きました。最近、DMやLINEで「損切りできない」とか「年間収支がマイナスになってる」という声をよく聞きます。ワイの感覚でいうと、先物において年間収支マイナスって結構ヤバい。年間収支トントンとか、ちょいプラスでもヤバイと思う。
というのも、うちの会社には年間2000万以上利益をあげないと契約解除ルールがあるから、最低のハードルがそれなわけで（何億何十億と投資金は用意されているけども）「いま年間収支ちょいプラスでそこから500万、1000万にしたいです！」って相談なら分かるけど、「年間収支マイナスでやばいっす！」って感覚はハッキリ言ってそういう人をたくさん集めて研究したいレベル
次号（2023/12/18）から毎日載せていくけど、短期需給が上なら買って、0.5%上がったら利確、1.0%下がったら損切りで機械的にやっても年間収支プラスにはなる。（1:2ルール）少なくともワイが会社に入社してからはこのルールで徹底すれば毎年プラスは残る。
短期需給ってなんだよ
突如として現れたこの短期需給っていうのはうちの会社の情報端末から表示される当日の需給を示唆したもので、中身としてはコールとプットの出来高バランスとか為替モメンタムとかそういうのを複合的にして判断しているらしい。詳しいことは分からないけど、日中の9時前と夜間の16時30分前に「⇧」とか「⇩」とか「⇄」ってすげえシンプルに表示される。たまに10時とかに表示されるけど。
証券ディーラーは、会社に入社すると色んな端末と契約するんだよね。Tigerっていう発注端末とかPRIMEっていうテクニカル分析が豊富なツールとか情報量が多いBloombergとか色々な端末がある。
インタートレード社のディーリングシステムがタイガー（発注端末）たぶん法人契約限定だけど、SBI証券も真似した方がいいレベルで使いやすい。
Bloombergはこれかな？個人で契約するわけじゃなく会社に申請すると使えるようになるから詳しくは分かんないけど、とにかく存在する。PRIMEはサイトすら分からなかったけど、PRIMEってのが存在する。
で、それぞれ有料課金なのである。我々も皆さんみたくnoteに課金するようにこういう情報端末に課金している。あんまデカい声では言えないんだけど、たぶん会社がピンハネしてると思ってる。いや絶対におかしい・・。
契約すると、Tigerで月4万、PRIMEで月8万、Bloombergで月55万必要になる。ワイはTigerとBloombergは契約していて、他にも名前は伏せるけど色んな情報端末を契約していて毎月80～82、3万円はノルマで掛かっている。
100万円の利益を上げても82万円分弾かれて残るのは18万円。これに歩合40～60%を掛けた数字が報酬になる。だから毎月250万円の利益を上げ続けることでようやく1年間で2000万（最低ノルマ）になって、それに歩合が掛かって手取りで700万弱っていう割と詐欺レベルで搾取されるのだ。
3000万の利益を出して700万も残らない。個人だと税金引いても2400万残るから会社辞めて個人になればいいじゃん？って言う人も多いけど、会社を辞める人はかなり少ない。やはり情報端末には助かっているし、相談できる仲間が多いのも理由。会社から得られる情報には5000万レベルの価値があると思っている。（1年間の総報酬が5000万円を超えた時はちょっと辞めるか悩んだｗｗ）
ちなみにモニターは1台ごとに月2万取られるｗでも3台までは無料で、4台目から1台ごとに2万。ワイは最初かっこいいから8画面にしてたんだけど、いまは5画面にしてる。（節約）で、短期需給が表示される端末は月6万か8万だった気がする。
それはワイが金を払って買ってる情報だからTwitterに載せようが何しようが別にって感じ（だと思う）
話はだいぶ逸れたけど、短期需給を知る為には何万も支払う必要がある。ただ、それだけの価値は得られるのであるから、もし君が年間収支マイナスがずっと続いているようだったら爆益にはならないけど、短期需給だけ見て機械的にやった方が結果は良くなると思う。
短期需給をもっと知りたい人へ
本気で自分のトレードに短期需給を取り入れたい人は、次の方法を２つ伝授しよう。
１．寄りから短期需給に乗っかる
寄り前にだいたい短期需給は出るから、⇧なら買い、⇩なら売り、⇄ならノートレってな具合でやる。で、0.5%上がったら利確、1%下がったら損切り。SBI証券のOCOとかIFDOCOで機械的にやっちゃうのもアリだと思う。
２．寄り30分後に入る
正確に言えば最初は様子を見るって感じ。後でちょろっと解説するけど、いまの相場はだいたい1区分なんだけど、最初結構激しく動くことが多いよね。100円下がって300円上がるみたいな。短期需給が⇧の時に100円下げたらそこでロングする。最初から騰がってしまったら後追いせずにその日は諦める。短期需給が⇩の時も同じ。寄りで100円上げたらそこでショートする。って感じ。
勝率は当然、２の方が高いけど、最終的に残る金額は１の方が多い（場合もある）あんまり運用資金が無い君は「２」を選択した方がいいね。
これは保険で言うわけじゃないけど、短期需給に限らず色々なトレード手法にもやはり波がある。毎日当たって利益が出まくる時もあれば、毎日損する時もある。短期需給も2カ月近くずっと外れる時もあったし、半年間ずっと当たり続ける時も実際に過去あった。
大事なのは慣らすことで、継続が大事。まあこれは何でもそうだよね。勉強でもスポーツでも仕事でも。単発で結果は見ずに、繰り返しやってみた結果で見る。幼卒の生涯ニートじゃなければ分かるはずや。
損切りできない君へ
損切りできないってのはすぐに直した方がいい。うちの会社でワイは中途採用も担当しているんだけど、入社条件は直近2年間の個人ディール成績を見る。そこで年間収支がめっちゃプラスでも損切りが甘かったら落とす、逆に年間収支マイナスでも損切りが早かったら採用する。採用してから会社内で教育する。って感じ。
つまり損切りが早い人ってのは年間収支プラス以上の価値があるのだ。これはワイの判断ではなく、会社からの指示だけど。何年も採用面接していてこのルールは正しいと思っている。
損切りを早くするにはルール化した方がいい。シンプルだけど、これが1番早い。オススメは120円ルールで、120円逆をいったら切る。あるいは利益が200～300円乗ってたら逆指値で10円は利益が残るように設定する。とかね。ワイは基本これでやってる。
で、もしこれを設定して、33000Ｌ（新規買い）しました。→32880ＳＬ（損切りの逆指値）の設定しました。実際に落ちてきて32900円になりました。あと20円でロスカットです。
って時に、逆指値ずらしちゃう人、1回2回ならいいけど、何回もやっちゃう人はもう末期だからトレード引退してバイトした方が絶対資産は増える。
これ何回もやっちゃう人は手遅れ。ワイには治せない。誰にも治せない。何百人と新人を見てきて共通しているダメトレーダーの特徴第1位は逆指値の値を途中でずらすこと。120円ＳＬを80円ＳＬにずらすのはいいけど、120円ＳＬを150円、200円と徐々に広げていくやつはマジで改善しない。
心当たりある人はすぐに直す努力をした方がいい。それでもやっちゃう場合は本当に引退すべき。例え利益が出ていたとしてもどこかで大損する前に直すか引退した方が賢明
120円ルール
正確には125円だけど、120円も125円も大して変わらなかったはず。120円を一区切りとして見るというモノだね。自信が微妙な時は120円にして、自信があるときは240円（2区分）にする。
2023/12/18から
次号からやり方を変えることが既に決定している。まずレポートの名称だけど、Monthly ReportからTIGER REPORTに変更する。で、デイトレレポートは終了する。今後、デイトレは速度を必要とするものはTwitterで投稿し、時間的に余裕があるものはTIGER REPORTに載せる。
というのも、短期需給は結構知りたいって人が多いんだけど、Monthlyの方に載せるか、デイトレの方に載せるかどっちがええんや・・って悩んじゃうんだよね。どっちかに載せる時もあれば間をとってTwitterに載せたりしてて、統一感がないからレポートは1つにまとめることにした。
ので、
１．短期需給を日中と夜間で1日2回掲載すること
※会社を休んだ時は中止（DIOが更新するかもしれないけど）
２．デイトレを一部Twitterで無料発信する
で、もう１つは先週末に投稿したこれ⇩
20:48
夜間短期需給：横ばい
ファンダメンタル分析：下目線
テクニカル分析：やや上目線
オプション分析：上目線
ファンダメンタル分析はワイが、テクニカル分析は元証券ディーラーによる情報提供、オプション分析はDIOによる情報提供、短期需給は情報端末から
に、なっている。これ続けて欲しいって声もあって、一方で分からなくなるから止めてくれって声も1人だけいたけど、分からなくなる人はこれだけ無視して見てくれればいいので、これは継続しようと思った。
上記でいったら⇧優勢だよね。結果、先週末は⇧にいったし。次号からはこれに加えて判定結果も加えようと思う。もし忘れてたら載せてないよ！って声掛けして欲しい。
夜間短期需給：横ばい
ファンダメンタル分析：下目線
テクニカル分析：やや上目線
オプション分析：上目線
総合：⇧
こんな感じで載せていこうと思う。ちなみに夜間限定です。日中は短期需給だけで。理由は元証券ディーラーは日中忙しいので。彼に文句を言ってください。
では！
軽く書くつもりが4,000字超えてしまった。すまん！
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