第4夜「冷たいドラえもん談義」 14 TOCINMASH 2023年2月1日 02:11 TOCINMASH SHIBUによる読み物コンテンツ。ここでは TNSB. 部員からいただいたお便りをもとにしたりしなかったりして毎月1回「ひとり談義」をお届けしています。※お便りはこちらから〈毎月1回更新〉・・・私は小さい時からドラえもんが大好きです。なにかきっかけがあったわけでは無いですが、気づいたら好きになってて、27になった今でも大好きです。青春時代に、短足小デブということもあり、いじられて悩んでる時期がありました。思春期ならではの悩みで傷ついたこともありましたが、今となるとドラえもんのようなこの容姿に愛着が湧いてきます。普遍的にある好意が、今では自分を救ってくれてきます。いつか墓場のラジオでもドラえもん談義が聞きたいです。私はどうやら他人に冷たい人間のような気がしています。友人が失恋をしようが、仕事で失敗しようが、どうでも良い。それはどんなに仲が良い人であっても変わらず所詮人は人でしょ?と思ってしまうんです。友達と話をしていても、自分の話を聞いてもらいたいという気持ちもありませんし、聞かれたら答えますが、どんなに仲が良くてもその友人に何かを聞きたいかというと、別にないんです。また軽蔑されるのかもしれないのですが、悲しいドラマや映画を観ても、泣いている人の気持ちも理解できません。シブちゃんを見ていると、とても人に興味のある人なんだと、だからたくさんの人を巻き込むことができるんだと、尊敬いたします。こんな私はもっと変わるべきなのでしょうか?僕の知り合いに、こんな人がいます。人付き合いが極端に苦手で自信を持てるものも特になく、高校で入ったテニス部では、あまりの運動センスのなさに何度やってもラケットにボールが当たりません。ひとりだけ顧問とマンツーマンで行われる屈辱の別練習。試合では前衛ポジションにも関わらず相手のサーブをボレーするという暴挙に出るなど、自身の不器用さに嫌気がさして早々に退部。何をやってもうまくいかない彼。けれど昔から読書だけは惜しまない人でした。あるいは、こんな人もいます。 ダウンロード copy ここから先は 928字 この記事は現在販売されていません ログイン 14 サポートは「部室に置いてある貯金箱」のような気分で、ある程度たまったら部員で楽しめる何かに活用いたします! 記事をサポート