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写真歌集『すくう、すくうよ。』

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言葉とレンズで、ひかりをすくう。Photo+Tanka:田中ましろ / model:遊上なばな
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#Photography

写真歌集『すくう、すくうよ。』 / 022

022:「優しいだけの」 柔らかい光に 刺されるような気分で // 夕暮れに心をひたす 僕がただ優しいだけの人でいること --- 田中ましろ

写真歌集『すくう、すくうよ。』 / 021

021:「日々に心は」 ただ生きることが こんなに苦しいのは何故だ // 日々、日々に心は擦り減るものだからあなたに告げる Take it easy. --- 田中ましろ

写真歌集『すくう、すくうよ。』 / 020

020:「秋の戯れ」 夕暮れるほどに秋が 美しすぎて苦しくなる // たわむれに名を呼ぶことの儚さよ 秋のぼくらに降れ ひかりたち --- 田中ましろ

写真歌集『すくう、すくうよ。』 / 019

019:「僕らの色は」 世界は色に溢れすぎて 僕らの色を忘れそうになる // 笑うとき色付くものがあるように歩幅ひろげて往く秋の道 --- 田中ましろ

写真歌集『すくう、すくうよ。』 / 017

017 走り出すきっかけを 僕らはたぶん探していた // 腕を伸ばせばそれは祈りでふたりして海鳥追いかけて未来まで --- 田中ましろ