8/25のライブはダブルヘッダー

こんにちは
関西で活動しているクリエイター兼パフォーマーの西岡健です。普段活動している音楽ユニットcrescentの花マニピュレーターとして、また主宰するクリエイターチーム enotoneのクリエイター・プロデューサーとしてこの度noteで発信していくことにしました。まずは直近の私の活動の紹介から書いていきたいと思います。

懐かしのサンホール

8/25はcrescentの花ライブ2ステージの日だった。まず1本目は心斎橋アメリカ村 サンホール サブステージ。事務所主催イベントの「モーニングシャワー」。

サンホールはじつは僕がバンドマンだった20代前半によくお世話になったハコ。いまでは綺麗にリノベーションされて、当時にはなかった今回出演のサブステージもできていて、さらにこのたびリニューアルされたんだそう。

crescentの花ではサンホールサブステージは2回目の出演だ。1回目のときはステージはフロア入り口から向かって正面奥だったが今回から右方向。この日がリニューアル後初の公演だそうだ。音響は比較的ライブ(反響多め)だが、前回より落ち着いた印象で飽和感はない。ステージモニターを含めて客入れ後はスッキリ落ち着いた。本番はCDオケでのトラック再生で、MC時のBGMやプレイ時のタイミングもバッチリ。途中のMC時に予定外のトラック音声が出てしまった(PAではなく僕の操作ミス)けれど、とても快適に楽しく演奏できた。


OBPへ

そして1本目の演奏終了後すぐに舞台袖ではセットは解体して次の現場への移動準備。そしてまだ本番進行中のサンホールをあとにして、2本目の会場は大阪ビジネスパーク(OBP)ツイン21 南プラザ。8/22〜25に開催されていた「城まちフェスティバルOBP 2019」の音楽イベント「城まちミュージックフェスタ」。

よみうりテレビの24時間テレビ放送日と同時開催であり、OBP界隈は人で溢れていた。ステージはツイン21 前屋外の南プラザで、仮設のステージ&音響システム。仮設ではあまり大掛かりなシステムは憚られるので、こちらはcrescentの花ではおなじみSeaboard Rise 49のみのスタイル。変わった見た目の楽器にみなさん興味を示された。音響担当のスタッフは某ライブハウスでも顔見知りなので、いつものセットとのギャップに「今日はシンプルですね」としっかりツッコミを入れてくれた。本番は持ち時間が多めの25分だったけれど、カバーを入れた4曲とMCをゆったり目に入れたセットリスト。


crescentの花ライブシステム

crescentの花のライブセットは、イベントの構成、会場の規模、持ち時間によっていくつかパターンがあるのだが、今日の2つのライブでのセットを紹介したい。

1ステージ目のセットはClavia Nord Stage 2ex 73とRoli Seaboard Rise 49の2台体制。2ステージ目はSeaboard Rise 一台のシンプルセット。

Seaboardは音源をPCでドライブするため、PCシステムもライブによってパターンがある。今回は2ステージともMicrosoft Surface Pro 3をブレインとしたBitwig Studio 3システム。Roli Equator、Modartt Pianoteq 5、fxpansion Strobe 2、Xfer Records Serumをドライブしている。Seaboardのタッチフェーダーでボリュームとクロスフェードをコントロールし、XYタッチパッドではInstrument Layerに起動した音源間のボリュームバランスをコントロールしている。

1ステージ目ではBitwigに仕込んである音源トラックがMC時にトリガーされてしまったが、今日は両ステージともCD-Rでのトラック再生だった。普段のライブではBGMを含めてPCシステムからマニピュレートしている。


オーディオインターフェースはZoom H5。これをNordstage 2exのインプット端子に接続してキーボードの音声をミキシングした上でラインアウトプットする。リハーサル・サウンドチェックではH5からのSeaboardサウンドでまず音量調整し、Nordstageとのバランスとソロなどでのボリューム変化は手動で調整する。

普段はメインボーカル愛花のShure Beta 87Aと僕のヘッドセットマイクAudio Technica HYP190H の、2本のマイクも自分のラックシステムに入れてゲインアップしたのち、独自のモニターシステムとボーカル用エフェクトチャンネルへとルーティングした上で、PA用ラインアウトへと個別出力しているが、本日2本のマイクは共にPAに直出し。空間系エフェクトもお任せである。

トラック再生システムとともにその辺りはまた別の機会にご紹介しようと思う。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?