【CL京都7-2 33位、CL福岡7-2 32位】クロススイッチャー採用はくば
はじめに
こんにちは。そらです。普段は蒲田、川崎付近で遊んでます。
CL京都、CL福岡とCL愛知2020以来の大型大会に参加してました。昨シーズンはシティ勝ててないのが悪いのですが、抽選通りませんでした。そんな中で久々にCL京都の抽選に通って7-2 33位でCL福岡の優先権を獲得し、今回CL福岡で7-2 32位でJCSの優先権を獲得できました。ただ運がよかっただけですが、自分はシティも終わりCDEでの大会がないので、1ヶ月半くらい遊んでいたスイッチャーはくばについて、思考のまとめとしてnoteにしました。
すごい成績でもなく、もう認知されているデッキタイプのため全文無料です。少しでも参考になれば幸いです。
CL京都まで(~10/3)
CL京都は以下のレシピで参加しました。今では珍しくないスイッチャー型です。デッキコード[Ja4x88-8OaS17-xxxc8c]。こちらでの細かい各カードの採用理由説明は省きます。
この構築の特徴は大きく3つあります。
①スタートポケモンがメッソン、はくば、スイクンのいずれかでしかスタートせずストレスがない
②タフネススイクンを2体作れる
③クロススイッチャーで後手の弱い動きを補完できる
このときはスイクンを軸に最後にはくばを着地させる流れを主に意識して作成しました。タフネススイクンはツールジャマーなどがないかぎり生存することが多く、しゅんそくとうらこうさくを利用してゲームを作ることができました。
ドロサポ→ボス→ドロサポ→ボスで安定してサポートを使いながら、サイド1,2,3のアタッカーを駆使して戦うのが基本戦術です。どうしてもエネテンポで追いつけない後手ミュウ、こくばといったマッチやエネが貼れなかったときの保険のためにクロススイッチャーを採用していました。このときはクロススイッチャーの認知度が低く、エネがないときに裏を取られないと思っている相手の意表をつけたのも大きかったです。
このとき、れんげきウーラオスはミュウに勝てないから持ち込む人も少ないだろうと思いベンチバリアも抜いています。スタートも濁るので。
タフネススイクンを作ってれんげきテンタクルの要求を上げたり、はくばを守るためにタフネスを2枚にしています。スタンプを2枚挿すか、クイックボールを4枚にするか当日の8:29まで悩んでいました。しかし、初動が怖いよと言われ最後はスタンプを1枚にしました。雪道スタンプもミュウに対しては混沌のうねりの存在から通しにくく、マーシャドーを挿すとスタートが濁るため採用できませんでした。
マッチアップはこんな感じでした。先攻多すぎでしたね。運だけです。
ゲンガー先攻○
れんげきテンタクル後攻○
こくば先攻○
ルカメタ先攻×
はくばスイクン後攻○
ミュウ先攻○
ミュウ先攻○
れんげきテンタクル先攻○
はくばスイクン先攻×
シティリーグまで（~10/24）
CL京都後ははくばスイクン大流行、クワガノンの出現によりほかのデッキも練らないといけないなとなっていました。
クワガノン倒すマンとしてれんげきウーラオスを自主大会に持ち込みました。しかし、ミュウに勝てないこと、3/5デデンネスタートでストレスになっていたこと、クイックシューターを立てた後の面がはくば違って手札干渉に弱くスタンプやマリィで死にやすいことからやっぱりないやと諦めました。
他にこくばも仕上げていましたが、博士マリィデデンネといった縦引きのみで全て解決する系は相性が悪く4回に1回以上は事故るので持っていけませんでした。
結局、シティリーグには京都と同じスイッチャーはくばで行きました。ミラーが増えていることからスタンプの2枚目がほしいとずっとなっていましたが、枠を見いだせずそのままに。スイッチャー型も認知されはじめているのに成功体験に囚われてしまいました。
そんな調子でうまくいくはずもなく、結果は3-2 20位でダメダメでした。
マッチアップはこんな感じです。
1.はくばスイクン（スイッチャー）後攻×
2.三神先攻○
3.ドータクンジュラルドン先攻○
4.サンダース後攻×
5.ミュウ先攻○
CL福岡参加まで
シティでの反省も踏まえて、ミラーのスタンプに対抗するためにスタンプ2枚目を挿すことをもっと真剣に考えました。
環境も移り変わってスイクンがケアされることも多くなり、スイクン主軸のプランと構築自体に無理が出てきているなと痛感しました。そんな中で、はくばを3-2、スイクン2でCL京都に参加されていた方を思い出して、はくばを主軸でスイクンをサブに据えた構築で考え直しました。
そのときに発生する弊害は、ダイランスを多用するところです。ダイランスを多用するということはこれまでタフマスイクンで耐えて使っていたドロサポを使うターンがメロンorキバナに限定されます。そうなると他のドロサポ自体が使う機会に対して過剰気味になってしまうので、ドロサポを博士、マリィの1-1に減らし、クロバットとクロバットが使いやすくなるようにマーシャドーを挿してドローサポート代わりにすることにしました。スタートポケモンの美しさは割り切りました。
てばりができているときの先2とクロススイッチャーを探しにいける時（アタッカーに1エネついている場合）にドロサポが打てるのは大きいため、ドロサポを抜くまでは行きませんでした。
他にも候補として三神、こくばもありましたが、今回は調整し直したはくばをもう一度信じることにしました。
CL福岡で使用した構築と各カードの採用理由
CL福岡のときの構築です。デッキコード[XMyyMX-DM8DNc-y3SMyp]
CL京都の構築と違う部分も合わせて理由を書いていきます。
・Vアタッカー（スイクン2、はくばライン3-2）
はくばを主軸にしたため変更にしました。
・メッソンライン（メッソン4、ジメレオン4、うらこうさくインテ2、クイックシューター1）
ここは京都と変わらず4-4-2-1。デッキのエンジンなので減ることはありません。フリージオを採用する場合はシューターを増やしてもいいかとは思いますが、今回は不採用なので4-4-2-1。メッソンラインの確認はちゃんと行いましょう。
・マーシャドー、クロバット
リセットスタンプの復帰札として強いため、クロバットを採用しました。
自分や相手の雪道に屈するわけにもいかないので、マーシャドーも同時に採用です。自分の中でこの2枚はセットだと思っています。
マーシャドーを投入したことによりミュウに対して雪道スタンプを打てるようになりました。
・タフネスマント1、リセットスタンプ2
京都の構築と比べ、タフネススイクンが弱くなったこともあり1枚に減らしました。れんげきテンタクルはクワガノンに勝ちにくいと考えていたので、そこまで重く見なくていいと思ってしまいました。雪道2とスタンプ2、タフマ1でなんとかなる精神です。タフネスマントははくばVやクロバットVを守るためにも使用します。
・サーチ札11枚（クイボ3、レベボ4、通信2、おこう2）
サーチの枚数はこれ以上削れません。3-3-2-2は少ないです。
京都の構築に比べ、ドロサポで手札を増やしにくくなったため、コストのいらないレベルボールを優先しました。クイボが減り、メロンの受けを作るのが少し難しくなりますが、その代わりジメレオンに触る札が増えたので良しとします。マシャにも触りやすいです。
通信1、おこう3と悩みましたが、初動になること、博士のときにインテレオンを逃がせないことがないように2-2にしました。おこうのほうが単体で強いので、ポケモン通信を優先して使いましょう。
・回収ネット2
京都の構築と比べてうらこうさくへの依存度が高くなっているため、いれかえ札を回収ネットに統一しました。インテレオン、ジメレオンを再利用可能になります。
・バケツ2、基本水エネルギー8
エネが現物込で3-8詰みたいですが、10枚分しか枠がないので、3-7,2-8で悩みましたがエネの枚数がほしいため8枚。クイボでトラッシュに水エネを置いておくとメロンの受けができます。山確認で大事なカード。
・クロススイッチャー4
メロンスイッチャーは強いです。
・博士の研究1、マリィ1
使う機会が減ったので、2-2から1-1に。山確認のときに確認しましょう。エリカの採用も考えましたが、先2だとあまり引けないので博士とマリィに軍配が上がりました。
・メロン3、キバナ1
エネ加速サポートです。キバナはうらこうさくインテにも加速することができ2-2-1-3のサイド押し付けをする際に便利です。他にもジメレオン2、メッソンが盤面にいるときにサーチで全て要求満たせることもあります。
・ボスの司令2
裏を呼びたいときに使用します。裏を3回呼ぶ試合も多く、クロススイッチャーを入れたからと言って甘えていいカードではないので2枚。
・頂への雪道2
クロススイッチャー採用だからといって甘えていいカードではないと思っています。三神やこくばも増える読みだったので蓋ができて損はありません。前半から中盤に1枚、最後に1枚貼れるのが強いので2枚です。
先攻での盤面制圧と後攻での雪道スタンプ、スイッチャーによる捲り力を備えた構築でCL福岡に臨みました。
フリージオはクワガノンを見るのに欲しかったですが、三神が増えるので少ないだろうと思い切りました。きとうし採用もあり得たので。ミュウには雪道スタンプでお祈りです。同じくれんげきウーラオスも少ないと思ったのでベンチバリアも切りました。
各対面の有利不利は正直説得力のある先攻、後攻での割合がちゃんと出せないのとおさえたいポイントしか把握していないので書きません。クワガノンとれんげきウーラオスは先行後攻関係なくガン不利です。
CL福岡当日のマッチアップ
1.ミュウ先攻○
先1、スイクンスタート、メッソン呼んで、スイクン手張り。
後1、相手がメッソン縛りながらベンチ3に広げてくれたので、先2回収ネットとクロバット、博士の研究を使ってブリロンで落とす。
そのあと、スイクンすぐ落とされたけどはくば着地させて殴っていって勝ち。
2.悪ウーラ後攻○
スタートでウーラオス見えて絶望。
先1でれんげきエネはられ絶望。
後1でクロバット展開しないと最低限の面が作れなかったので泣く泣く出す。
先2ボスキョレンでクロバットとメッソン吹っ飛ぶ。
さすがに＼(^o^)／だったけど、はくばで返し殴れて、相手が動けないターン2ターンできたので、はくば2面、メッソン2面で戦ってギリギリ間に合いました。
ただの運。
3.三神ファイヤー(ゲンミミ入り)先攻○
先1、相手マシャスタートで何か分からなかったのでとりあえずはくば置いて様子見。けど、はくばにエネはれてなかったので不安。
後1、タッグコールで三神呼んで鋼手張りしてきたので、テンポが間に合うか不安に。
先2、さすがにはくばVmaxで殴れず前のマシャのつきさす。
後2、オルター。
先3、前メロンダイランス。ライドだとマオスイで最悪の結果になるため。
後3、ボスメッソンアルティメットレイでファイヤーに加速。
先4、スイクンで三神落とす。2-3スタンププランにシフト。
後4、ナツハチでファイヤーにスイクン落とされる。スタンプを全力で探されたけど耐え。
先5、はくばてばりボスマシャエンペラーライド+雪道スタンプでお祈り。クチートケアでベンチを3に。
後5、解決札引けずお相手投了
運勝ち。
4.はくばスイクン後攻○
お相手クロバットに水エネはって、次のターンもなにもできなかった(手札のエリカが腐ってた)ので、ダイランスで前倒して終わり。
運勝ち。
5.こくば後攻○
クロバットスタートで相手がスタートこくばだったので絶望。
後1、雑に要求あげるために雪道はる。
先2、マシャで雪道除去。バット落とせる場面ではなかったので、こくばV構えながら2ターン目も溜められた。
後2、ダイランスでこくばV飛ばす
先3、はくばにダイガイスト160
後3、こくばに傷ついたはくばでメロンダイランス
先4、ダイガイスト 220ではくば落ちる
後4、メロンスイクンスイッチャーでこくば落とす。スイッチャーが落ちてたので、サイドをとりにいった。
先5、ホイッパーでスイクン落ちる。相手の盤面のエネが2エネだけになる。負け筋回避で自分でマシャリタイアさせてくれた。
後5、雪道スタンプで決めながらはくばでダイランス130
先6、かざりつけ
後6、ダイランス250
6.スイクン後攻○
お相手マシャに水エネはって、次のターンもなにもできなかったので、博士お祈りブリロンで前倒して終わり。
運勝ち。
7.こくば先攻○
お相手ネクロスタート。自分メッソンスタート。
先1、はくばてばり、メッソン呼んで終わり。手札水エネ3、おこう
後1、ゲンミミ出しててばったけど、クロバット使っても逃げられず
先2、トップスイッチャーで泣いたけど、とりあえずおこうジメ博士で山を掘る。殴れず
後2、ネクロ逃がせずプリズムレイ。裏にはこくばVmaxとマホイップVmax
先3、ネクロ、ゲンミミ、バットで殴り勝てるプランで決めてダイランスでネクロを落とす
後3、ポルターガイスト200
先4、スイッチャー使ってマシャ落とす。スタンプとオノヨロがトラッシュに見えなかったため。
後4、ダイガイスト。スタンプ決められる
先5、はくばVに1エネついてたのでクロバットで復帰しながらダイランス決めようとするも山に通信、おこう、スイッチャーが残ってないので気を付けてプレイ。結局はくばが引けなかったのでメロンで前にエネつけながら、スイクンにてばり、つきさすで番返す
後5、はくばVが落ちる。手札干渉札が引けなかった
先6、シューターボスブリロン220でゲンミミ落として勝ち
5ターン目にシューター持ってなかったのに出さなかったのはプレミ。20,20+ブリザードランスでも落ちる盤面にできなかったため。
運勝ち。なんかツイてるし、今日は念願のトナメに行けるんじゃないかとここまでは思っていました。
しかし、そんなに人生甘くありません。これから運だけマンに制裁がくだります。
8.クワガノン先攻×
フリージオやシューター2枚目など対策札を抜いてるので無理マッチ。
先2で殴り損ねた、相手が常にアタッカー2体作られてたのでサイドレース間に合いません。4-6
9.れんげきウーラオス先攻×
7-1だったので、まだ勝てばトナメ行けるかもと切り替えて臨みました。
お互いがメッソンスタート。
先1、スイクン手張りとメッソン立てて終わり
後1、れんげきエネはってどんよび、ウーラメソメソ
先2、ブリロン。くろおび、れんげきエネ引かれないことを祈って
後2、くろおびキョレン。メソ2が死ぬ
先3、ブリロン
後3、しっぷうづき
先4、スイッチャーマリィ使ってジメ倒す。相手の面がメソとジメしかいなかったため。止まることをお祈り。
後4、れんげきエネ引かれたのでキョレンで裏のメソ、ジメが死ぬ
先5、前がたおせなかったので前はくば、裏はくばであなぬけだけケアしてつきさす。
後5、あなぬけボスしっぷうづきでスイクン気絶
無理マッチ2回踏み、無事7-2でトナメに上がる目は無くなりました。
成績出るまで京都のときの33位がトラウマでビクビクしてましたが、今回はオポネントに助けられギリギリ32位でBEST32に入ることができました。ほんとに耐えてよかったです。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。文章書くのが苦手なので、読みにくい部分もあったと思います。
感想や質問などあればtwitterやってますので、そら（@pokesen0206）までDMください。頑張って答えます。
この構築を作って練習して、この成績がとることは僕一人ではできませんでした。関西から引っ越してもリモートで相手してくれたり、構築の相談乗ってくれるチームアチチのみなさま、関東でいつも練習に付き合ってくれるうみくるさん、カタヤマさん、ヒデスケさんには本当に感謝です。
特にこのスイッチャーはくばの原案をくれて、両CL前日には電話で相談乗ってくれた歩兵さんには大感謝です。
久々の大型大会でとても充実した時間を送ることができました。来年の大型も頑張るぞ～
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？