正論すぎて不快になる
正論すぎて不快になる
それは自分に非があるとわかっているから
とはいえ、「正論を振りかざすにも荒い言葉遣いをするのはちょっといただけない」と思う
自分が荒々しい言葉遣いで喚いておきながら
結局、自分のことは棚にあげてばかり
だからお前という僕は、ずっと子供のまま、いや子供に失礼だ。
子供みたいに無邪気でも、純粋でもないのに。
汚ればかり、不純ばかりなのに。
お前はただ、未熟なのだ。
結局、逃げたいだけなのだ。
何かをやり切った経験なんて、ないのだ。
だから社会に認められない。
そう考えると楽にはならずとも、納得がいった
「この世の不利益は当人の能力不足」
そんな言葉がとある漫画にあったっけ
それを認めたくなくて、自分はこんなもんじゃないなんて思って、それで足掻くならまだしも醜く喚いて
一歩も進めないわけだ。人に嫌われるわけだ。
「学科で成績が良かったから僕は優秀だ」
「教授にも優秀だと言われてる」
「周りもそう言ってくれてる」
それが自分の能力の尺度を狂わせた
自分が無能、とまでは行かずとも凡人であるという認識が曇った
優秀なのではと錯覚してしまった
違う。
ただ、決められた範囲を勉強して高い点数を取れただけのこと。
答えが決まっていることに対して、テンプレのような正しい答えを提出できただけのこと。
それのためでさえも、お前には多くの時間が必要だった。時間をかけなければ出来なかった。努力せずに何かができる天才型なんかじゃ決してなかった。
お前は凡人だ
このどうしようもない現実
現実はいつも正論を叩きつけてくる
慈悲なんてない。白黒ハッキリしている
幻想なんてものはいつも現実にひっくり返される。盤上の角から角まで白く染まる
だから辛い
それを受けて足掻こうともしない自分
そして将来「なぜ頑張らなかったんだ」と後悔する様が鮮明に見える
それでも足掻こうとしない自分
なぜこうなってしまったのだろう
「そう思った日からが変わるチャンス」
「まだ遅くない」
そう宣う
けど周りがそれこそみんな優秀で、もう事を終えている。みんな優秀な人材として優秀な企業に出ていってしまう。
そんな中1人だけ続けるなんて、心が潰れそうだ
周りのことばかり気にして生きてしまうから
どうすればいいのか、答えは見えているはずだけど
目が悪くなったな。
そう言ってまた伏せっている
正論を自分のどうしようもない感情が覆い隠してしまう
いつか全てを破壊するのかもしれない
一時的な感情で。制御が効かず。
穏やかで物静かな自分なんて嘘だ。
波風立てたくないだけ、嫌われたくないだけ
おあつらえ向きの自分なんだ。
それなのにSNSでは不満をぶちまけている。それで周りに不幸をシェアしてしまっている
そうしたくてお前はSNSを始めたのか?
今はまだネットの世界で収まっているが、いずれ現実世界でも不満をぶちまけたり暴れたりしてしまうのかもしれない。
僕は社会に出てはいけない人間なのかもしれない
でも社会に出るために今頑張らないといけない
辛い
理想とプライドが独り歩きしている
気持ち悪い。
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