プレ殿解除「された」カード選手権⑤ [サイバー•ブレイン]
好きな飲み物はペットボトルの缶コーヒー
お久しぶりです。つまさきです。
今回はサイバー•ブレインについての記事なんですが、
3ドロー!強い!
終わり。
……色々なデッキに採用されすぎて、効果がシンプルすぎて、どうすればいいかわからないんですよね。なんでこれ最後に持ってきたんだろ。ゲームクリアの後のボーナスステージが、別に出来ない訳じゃないんだけど面倒、って感じ(?)
でもまあ無理やり書くんですけど。
さて、サイバー•ブレインといえば、この記事が出ている頃(2022年4月現在)だと、1番最近になってプレ殿解除されたカードになります。
なぜプレ殿になったのか。
なぜ今許されたか。
この記事でわかっていただければいいと思いますので、最後までお付き合いください。
それではいきましょう。
◯3ドローツヨスギ。トリガーイル?
サイバー•ブレイン。
2002年、記念すべきデュエルマスターズ第一弾のパックで登場しましま。否、しました。
有名な同期カードといえば、
暗黒の騎士ザガーン
ボルシャック・ドラゴン
ホーリー・スパーク
クリスタル・メモリー
デーモン・ハンド
ナチュラル・トラップ
シビレアシダケ
アクア・ハルカス
凶戦士ブレイズ・クロー
青銅の鎧
スパイラル・ゲート
ゴースト・タッチ
ディメンジョン・ゲート
などなど、たくさんあります。最近だと、JO退化にこのパック出身のブラックフェザーくんが採用されていたりしますね。
まずはスペックの確認からいきましょう。
効果はシンプルに3ドロー。
これ、「3枚まで」なので1枚でも2枚でも3枚でも引けるんですが、最初に枚数を宣言する必要はありません。1枚目を引いてから2枚目を引くか、考えることができます。
最大数の3枚ドローすれば、手打ちでも単純に手札が2枚も増えます。しかもトリガーつき。手札が増えれば増えるほど、プレイングの選択肢は増えるため、その分有利になれるとも言えます。
下手にブレイズクローとかで相手が突撃してくれば、はいトリガー3ドロー。
2、フェアリーライフ→4、サイバーブレインと繋いで3ターン目にはい3ドロー。
……これが強そうな動きだということは、現代デュエマにシャフ漬けの皆さんでもわかると思いますが(ピー音入れ忘れたが濁点は外した、えらい)、それが20年くらい前の環境だとどうなっちゃうんでしょう。ね。
◯水文明のリソースに勝る者無し
とにかく登場と同時にありとあらゆる水文明が入ったデッキに採用されました。されまくりです。
というかトリガーが付いている事をいいことに、サイバーブレイン4枚だけ入れて後は水文明のカード無し、というデッキさえもありました。ありまくりです。いやありまくりではありません。
やっぱり3ドローは強かった。
だって当時はロスト•ソウルをちゃんと7マナで撃つ時代ですよ(現代がおかしいだけ)?
先にコンボパーツを揃えたら勝ちの今と違って、リソースのぶつけ合いだったこの頃のデュエルマスターズ。手札が多い方が有利なことに決まっています。
水文明のリソースに勝てる者無し。
まさにこんな時代でした。
◯制限→運ゲー化はもう飽きたよね
結構言われていることですが、やっぱり初期の水文明のドロー効果は過小評価され過ぎていましたね。
2004年、デュエルマスターズ最初の殿堂発表によって殿堂入りしたカードはこの5つ。
そしてサイバー•ブレインです。
全てが水文明のカード。当時いかに水文明が強かったかわかると思います。
さて。
これも殿堂入りカードの宿命ってやつですが、やっぱりこのカードを試合で使えるかどうかで、リソース力がだいぶ違ってきます。
殿堂入りした後も「ボルバルザーク」系のコントロールなど様々なデッキに入り続けたサイバーブレイン。
「なんだ運ゲーじゃんつまんねー」と思う方も多かったのではないでしょうか。
2011年、世は覚醒編環境。
ついにサイバー•ブレインはプレミアム殿堂入りします。
登場から約8年もの間、様々なデッキで数々のプレイヤーの手札を潤した最強ドローソースの物語は、ここでいったん途切れることとなりました。
◯現代だと3ドローなら3マナくらいが当たり前
では、いかにサイバーブレインの効果が当時ぶっ飛んだものだったか、ほかのドローソースと比較してみましょう。
例えば「トリガーつき3ドロー」という効果を持っているカードは、サイバーブレインの他に、何があるでしょうか。
これらのカードです。
「ガールズ•ジャーニー」は3色で使いづらいし、「破壊の赤!(以下略)」は5色で使いづらいし。
「龍脈術 水霊の計」はマーシャルループなんかでよく見ますが、いかんせんコストが重いですね。
ということで、割と最近までサイバーブレインを超えるリソース×コスト×使いやすさのカードは少なかったんです。
ですので解除は「ありそうだけど、どうなんだろう…」くらいに思われていたわけですが……
なんか変なの来ました。
なんか3コスト3ドローって書いてあるんですけど。
3色ですが3ドローのほかにタップとSA付与までついてなんとお値段3コスト。
サイバーブレインも涙目で鼻水垂らしながら風呂掃除のブックレットお出口は左側奥に社員証光栄なタブコウルなんだそりゃ。
またこんなのも出ました。
3コスト単色3ドロー???
だいぶデメリットを背負っているように思えますが、「ナウオアネバーループ」においてはこのデメリットもメリットになってしまいます。詳しくはググってね。
つまりまとめると。
時代がサイバー•ブレインに追いついた。
まあこれが解除理由の一つではあるでしょう。
さらに考えられる解除理由としては、やはりゲーム性の変化かと。
手札の枚数(=リソース力)より手札の質(ゲームを決めうるカードを引けているか)が求められるようになった、という話は何回もしているし、聞いていると思います。
2021年。
登場から20年、プレ殿入りからちょうど10年という節目の年。
ついにサイバーブレインのプレミアム殿堂が解除されることとなりました。
◯終わりに
登場から20年以上。
その強力な効果は未だに色褪せず、環境デッキにも採用されています。
サイバー•ブレインの紹介でした。
また再び動き出した、水文明の知識こそ最強だと証明するその呪文の物語。
その物語の1ページを新たに刻むのは、
そう。そこのあなたです。
なんやこの終わり方。
これにて「プレ殿解除されたカード選手権」は完結で御座いまする。
お付き合い頂き誠に感謝、感謝、感謝であります。
次回の記事もお楽しみに。
さよなら。さよなら。さよなら。
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