見出し画像

近江米新品種『きらみずき』食べてみた。

偉大なる米どころ、滋賀県。

基本滋賀県で採れるお米はすべて「近江米」なんですが、滋賀県で開発・育成されている『みずかがみ』は特に有名だと思います。
初めてみずかがみを食べた時に、食感・ツヤ・あっさりしてるのに旨味甘みが来る・・・というバランスの良さにびっくりして、めちゃくちゃ米を食べるようになった白米だいすきです。名は体を表す。

さて、今回は近江米新品種 『きらみずき』 食レポですよー。

西川貴教展でおなじみ 滋賀の素晴らしさ広めメディア しがトコ 様さまさま!!! しがトコプレゼンツ 近江米新品種の試食モニターに応募しまして、やってきました精米二合!!!

いつも米を10キロ30キロで買うので、かわいぃ…というファーストコンタクト。

試食モニターということで、食レポをせねばならんのですが。
みずかがみを産んだ滋賀県が満を持して発表する米、美味しくない訳がない(すでに期待値が天元突破)
ただ日頃うまいうまいと米を食うだけの生物に、果たして彦摩呂のような食レポが出来るのか・・・。
この美味しさが約束された米に対して、どう誠意を持って対決すべきなのか・・・。

よっしゃ近江米食べ比べ大会の開催や~~~(CV:彦麻呂)

以下エントリー米

1,きらみずき 近江米新品種にて期待の試食米、お前が主役だ。
2,みずかがみ 言わずと知れた近江米の立役者、うまい。
3,キヌヒカリ もちもち系代表としてエントリー、うまい。
4,日本晴   コシヒカリ以前のスタンダード日本米、うまい。
5,秋の詩   名前がまずかわいい。粒も小粒でかわいうまい。

すべて滋賀県産、2-5の精米は栗東市駅前米屋(超うま米屋、白米家の推し米屋)よりエントリーです。

まずは精米比べから。

わかりにくい写真ですが、きらみずき・日本晴・みずかがみ・キヌヒカリ・秋の詩の順に小さくなってゆく感じですね。
米粒にも個体差があるので、大体のイメージですが。

~炊飯~
タイガーIH炊飯ジャー JKT-1000 もう8年ほど白米家の炊飯を担っている炊飯器に今回も頑張ってもらいました。
オススメの炊き方には、浸漬時間を一時間程と記載ありましたが、日々の生活で一時間浸漬ってハードル高いのでは?と思って、いつも通りの炊飯方法で炊き上げました(単にズボラとも言う)ほら・・・色んな試食の形をね・・・。

  キヌヒカリ   みずかがみ
秋の詩   きらみずき   日本晴

白米さん家、牛柄のお茶碗が3膳もあるのかという驚きは置いておいて。

きらみずきの炊きあがりですが、まず圧倒的なツヤ感、粒の大きさを感じます。
色は若干黄色みがありますが、これは精米の具合なのかしら。食欲をそそる仕上がりです。

ツヤッツヤ!

~実食~

1,きらみずき
う、うまい!!!
吸水時間少なめのせいもあるかと思いますが、しっかり目の炊きあがり。米の粒を感じます。 噛むと甘みがスーっときて、のどごし良くモリモリイケるご飯です。
多分肉汁系ハンバーグと合う。対中華は主張が強すぎて△、和食ならさば味噌とか、濃いめと合うと思う。
あとは吸水ばっちりさせた状態も食べ比べたかった・・・少し柔めになるなら、中華とも合わせられるのでは。
粒の大きさが一口の満足度を高めるので、色々なおかずと合わせたい米。可能性無限大・・・!

2,みずかがみ
比べるともっちりを感じる、米の甘みがストレートに美味しい。和食に合う~!
やっぱり品種で味が違うものだわぁと感じました(食レポ素人)
みずかがみは環境こだわり米なので、安心安全な米を食べさせているという満足度も高い。
米の良さが味わえるので、おにぎりオススメです。パリパリ海苔系のおにぎり。

3,キヌヒカリ
コシヒカリ以降の覇権取った米だわぁ・・・の納得の味。もちもちうまい。
定食で出されると嬉しい味、肉でも魚でもおいしいよ!
何と食べても優しく「米やで」の味なので、ブレが少ない。
ただ浸漬・水加減間違えると、べたつく米なので、炒飯には不向き。

4,日本晴
コシヒカリ以前は日本各地で栽培されていたのに、現在では滋賀での生産がメインの近江米。
食べやすい、あっさり味、米粒がしっかりしてるから親子丼などの汁を吸いすぎず美味い。
丼ものは日本晴で作るだけでもお店の味になると思う(白米独自の見解)
米が主張しすぎないから、おかずの味が際立つ。

5,秋の詩
小粒でサラッと食べられる優秀米。多分糖質少ないと思ってて(白米独自の見解)たくさん食べられる米。
ベタつかないので、炒飯に最適。これで炒飯作ってから、キヌヒカリで炒飯作るの止めました。 小粒なので冷蔵庫保管したらなるべく早めに食べきりたいタイプ。日本晴に似てるけど、違うんだなぁ。

もう全部美味しい!!!近江米、全員優勝や~~!!!

手作り米チャート

多分こんな感じ・・・のはず。
白米さん、割りとあっさり系の米が好きなんですね(自分でチャート作って知る新事実)

もちろんコシヒカリも長年食べてきてて、安心感のある味なんですが、
なんと滋賀県南部ではコシヒカリの生産が向かなくなってきているそうな。
気候変動で気温等が昔と違っているので、古くからある品種は食味が落ちてしまうとか。。
あとは生産する米の刈入れ時期がかぶると大変だったり。
その点きらみずきはみずかがみ・コシヒカリよりも後の収穫なので(ちょうどイナズマ位の時期) 美味しい新米期間が延びて良いなと思います。

さてこのきらみずき、一般販売は2024年秋~とのことで、
・・・今年食べられないんかい!!!
今年の収穫でモニター企画がありましたら、ぜひ白米家にもお願いします!!!
今度は和洋中どのおかずと合うか企画やりますので・・・(実は今回もやってたけど、おかずの写真撮ってなかった)

近江米ニューカマー、きらみずきの今後に期待大です!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?