反面教師

どうにも好きになれない人がいる。
大きな理由はここでは述べないが、とにかく自分自分な人で。

自分の利益のためなら、好きな男に心に悪い方向で残る呪いをかけたり。
自分の地位を守るためなら、悪口じゃないようにとれるように人を貶める。
自分が一番大事なくせに、みんなが幸せならと息を吐くように嘘をつく。
自分をよく見せようと、無意識の中でマウントとり続けてダサい。
自分を可愛く見せようと、自分のことを還暦近づいても下の名前で呼ぶ。
とにかくダサい。というか、もはやイタイただのヤバい人である。

そいつへの嫌悪がMAXに達したある日、そいつの前で涙が止まらなくなった。
悔しさなのか、悲しさなのか、なんなのか。
その時はあーやべー負けたわーとか思って、また泣けてきたりしたけど。
いま思うと、イタくてヤバいそいつと一緒にいる人のことを哀れんだんだと思う。

そこから、なんか強くなって。
そいつから大切な人を守ろうと思いはじめて。
そしたら愛を感じれるようになって、いつの間にかそいつが気にならなくなった。

そんな矢先、そいつとそこそこ長い時間同じ空間にいなければならない事態が起こり、
まあ、静観してたんです。

そしたらイタくてヤバいに拍車がかかっていて。
自分自分の生き方すると、いつの間にか引き戻れなくなって、
間違ってると思っても認められなくなっていくんだろうなと。

そいつに悪いことしてるかもしれないけど、もはや関係ない。
イタくてヤバいやつは無意識に人を傷つけたり、嫌悪感を与えるのだ。
そんな生き物は到底私の足元にも及ばない。
そう、スタート地点から違うのだ。

考えが浅く、人を信じれない過去もあって、そりゃ暴れ散らかしたりしたけど、
やっぱり気付きってあって。
そこでどう変えていけるか、それが人生にとってとても重要なんだと思う。

大変申し訳ないが、そいつを反面教師にしたおかげで成長しまくってるから、
感謝してあげようと思う。

応援はしません。常に静観して憐れみますが。

今日の帰り道、マンションの通路歩いてたら、アゲハ蝶が飛んできた。
ヒャ!っと声が出てしまったが、その子が首元に触れながら飛んでいった。
きっとこれは色々な意味で、幸運が舞い込んでくるお知らせだと思ったよ。

さて、ここから私の幸せな人生第5幕スタートです。
※第1〜4幕はイマイチわかってないけど、そろそろ5幕だと思います。

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