ONE OK ROCK × Vaundy に参戦して①
待ちに待ったワンオクとバウンディの対バン。俺はこのために生きている!と思わされるライブでした。
会場に入ったのは17時半。スモークのかかった京セラは興奮を誘ってくる。着席してもソワソワして落ち着かない。ちなみに私はワンオク推し。バウンディも日ごろよく聞くから最高の組み合わせ。
避難誘導灯が消えてアリーナの入り口が閉ざされる。もうそろそろ始まる…この瞬間が一番、しんどい。
17時5分電気が消え、5万5000人が一気に立ち上がる。
暗闇からパーマの影。先行はバウンディ。会場は熱気に包まれ押しつぶされそうになるほど。まさに不可抗力。
イントロから最初の曲は「不可幸力」。これぞバウンディといったメロディと歌唱力でその世界観に引き込まれる。一曲目からワンオクファンの心もがっしり掴んでいく。
個人的にはじめて聴いてハマったのが「しわあわせ」と「裸の勇者」。サビの聞き入るロングトーンが最高で自然と口ずさんでしまった。ライブあるあるかもしれないが、帰ってからセトリの順にもう一回聞いてみるともっと良さが見えたりエンリピしてたり…それがこの2曲だった。
そんなこんなで終盤。「ワンオクに残しんじゃねーよ!」と煽られ、ここからさらにテンションが上がっていく。
「CHAINSAW BLOOD」はバウンディとオーディエンスが一緒に歌う。会場が切り裂かれるほどの反響で揺れる。
続く「逆光」でさらにボルテージが高まる。思い思いに叫ぶ観衆。
そしてラスト「怪獣の花唄」。全員が待っていた一曲。ボルテージは最高潮。内に秘めていた怪獣が引っ張り出されて、我を忘れて体を揺らして、のどはいつもの5倍の馬力で動いてくれる。そんな最高の空間に浸っているうちに最後の掛け合い。
バウンディの「またこの場所で会いましょう!」に泣きそうになる自分がいた。また絶対来る。
感傷に浸ってる暇もなく、ワンオクが出てくる。こんな幸せなことがあっていいのか…。