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Daily Security Info - 2024/07/01


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日々のニュース要約

Google Chrome、隔離されたウェブアプリが機密USBデバイスにアクセス可能に

https://www.bleepingcomputer.com/news/google/google-chrome-to-let-isolated-web-app-access-sensitive-usb-devices/

  • 要約

    • Google Chromeの新機能「Unrestricted WebUSB」により、信頼された隔離ウェブアプリが制限されたUSBデバイスにアクセス可能になる。

    • WebUSB APIは特定のデバイスへのアクセスをブロックするが、"usb-unrestricted"権限を持つアプリは例外。

    • 新機能はChrome 128でテスト予定。

  • IOCの列挙

    • なし

  • 推奨事項

    • 機密デバイスへのアクセス管理を強化。

    • 隔離されたウェブアプリのセキュリティ評価を実施。

  • その他

    • なし

  • ChatGPTの推奨事項

    • 機密デバイスへのアクセス管理を直ちに強化する。

Juniper、最大深刻度の認証バイパスの脆弱性に対する緊急修正をリリース

https://www.bleepingcomputer.com/news/security/juniper-releases-out-of-cycle-fix-for-max-severity-auth-bypass-flaw/

  • 要約

    • Juniper Networksは、Session Smart Router(SSR)とWAN Assurance Routerの認証バイパス脆弱性(CVE-2024-2973)を修正する緊急アップデートをリリース。

    • 脆弱性は、HA冗長構成で実行されるルーターとコンダクターにのみ影響。

    • 攻撃者は、認証をバイパスしてデバイスの完全な制御を取得可能。

    • バージョン5.6.15、6.1.9-lts、6.2.5-stsで修正済み。

  • IOCの列挙

    • なし

  • 推奨事項

    • 影響を受けるシステムを最新バージョンにアップデート。

    • 高可用性構成のセキュリティを強化。

    • ネットワークログを監視し、異常な活動を検出。

  • その他

    • なし

  • ChatGPTの推奨事項

    • システムを直ちに最新バージョンにアップデートする。

開発者、CVEの重大性を否定し、GitHubリポジトリを読み取り専用にする

https://www.bleepingcomputer.com/news/security/dev-rejects-cve-severity-makes-his-github-repo-read-only/

  • 要約

    • 開発者Fedor IndutnyはCVE-2023-42282の重大性評価に異議を唱えた。

    • このCVEはnode-ipライブラリのバグに関連し、非標準形式のプライベートIPアドレスを誤認識し、パブリックIPと判定する可能性。

    • この脆弱性はクリティカルと評価されているが、重大度については疑問の声が出た。悪用するためにip.isPrivateまたはip.isPublicをネットワーク接続元の確認に使っており、これが信頼できない入力で実行される必要がある。この行為がどのように行われうるのか、と指摘。

    • GitHubはCVEの重大性を「低」に引き下げたが、NVDは現在もクリティカルのままである。

    • IndutnyはGitHubリポジトリをアーカイブにして読み取り専用に変更した。

    • プライベート脆弱性報告の使用を推奨。

  • IOCの列挙

    • なし

  • 推奨事項

    • プライベート脆弱性報告を使用。

    • セキュリティインシデントの対応を強化。

    • リポジトリのアクセス制御を見直し。

  • その他

    • なし

  • ChatGPTの推奨事項

    • プライベート脆弱性報告を直ちに利用する。

偽のITサポートサイト、Windows修正として悪意のあるPowerShellスクリプトを配布

https://www.bleepingcomputer.com/news/security/fake-it-support-sites-push-malicious-powershell-scripts-as-windows-fixes/

  • 要約

    • 偽のITサポートサイトがWindowsのエラー修正を装った悪意のあるPowerShellスクリプトを配布。

    • エラー「0x80070643」の修正を求めるユーザーを標的に、Vidarマルウェアをインストール。

    • YouTubeでの宣伝を通じて信憑性を高め、被害者を誘導。

    • 感染は以下のような流れで行われる

      • Windows エラーコードの解決策を Web 検索

      • Youtubeなどで宣伝されているPCHelperWizardの偽サイトにアクセス

      • PowerShell スクリプト、またはWindows レジストリ ファイルを実行する必要があると求められる

      • 実行すると感染

    • スクリプトは情報を盗み、攻撃者のサーバーに送信。

  • IOCの列挙

    • pchelprwizzards[.]com, FQDN名, 知られていない, 偽のITサポートサイト, NA

    • pchelprwizardsguide[.]com, FQDN名, 知られていない, 偽のITサポートサイト, NA

    • pchelprwizardpro[.]com, FQDN名, 知られていない, 偽のITサポートサイト, NA

    • pchelperwizard[.]com, FQDN名, 知られていない, 偽のITサポートサイト, NA

    • fixedguides[.]com, FQDN名, 知られていない, 偽のITサポートサイト, NA

  • 推奨事項

    • 不審なサイトからのダウンロードを避ける。

    • セキュリティソフトウェアを最新の状態に保つ。

    • ウイルススキャンを定期的に実行。

  • その他

    • なし

  • ChatGPTの推奨事項

    • 不審なサイトからのダウンロードを直ちに避ける。

ハッカーがD-Link DIR-859ルーターの重大な脆弱性を悪用してパスワードを盗む

https://www.bleepingcomputer.com/news/security/hackers-exploit-critical-d-link-dir-859-router-flaw-to-steal-passwords/

  • 要約

    • ハッカーがD-Link DIR-859ルーターの脆弱性(CVE-2024-0769)を悪用。

    • 攻撃によりアカウント情報やパスワードが盗まれる。

    • 脆弱性はDIR-859ルーターのすべてのファームウェアバージョンに存在。

    • DIR-859ルーターはEOLに達しておりサポートが終了している。D-Linkはパッチをリリースしないため、ユーザーは他のサポートされているデバイスに切り替え推奨。

    • エクスプロイトコードが公開済み。GreyNoiseがすでに攻撃活動が活発に行われていることを観測。

  • IOCの列挙

    • なし

  • 推奨事項

    • 影響を受けるデバイスをサポートされているデバイスに切り替える。

    • ネットワークログを監視し、異常な活動を検出。

    • ルーターのセキュリティ設定を強化。

  • その他

    • 攻撃は既に行われている。

    • 攻撃者の詳細な情報は記載なし。

  • ChatGPTの推奨事項

    • 影響を受けるデバイスを直ちにサポートされているデバイスに切り替える。

新たなランサムウェア「Brain Cipher」、インドネシアのデータセンター攻撃の背後に

https://www.bleepingcomputer.com/news/security/meet-brain-cipher-the-new-ransomware-behind-indonesia-data-center-attack/

  • 要約

    • Brain Cipherランサムウェアがインドネシアの国家データセンターを攻撃。

    • 攻撃により政府のサーバーが暗号化され、移民サービスやイベント許可が停止。

    • 攻撃者は800万ドルのモネロ暗号通貨を要求。

    • Brain CipherはLockBit 3.0のビルダーを使用。

    • 暗号化されたファイルには新たな拡張子が追加され、ファイル名も暗号化される。

  • IOCの列挙

    • なし

  • 推奨事項

    • システムのセキュリティ強化。

    • ランサムウェア対策の徹底。

    • 定期的なバックアップの実施。

  • その他

    • 攻撃者はBrain Cipherで、金銭的動機。

  • ChatGPTの推奨事項

    • ランサムウェア対策を直ちに強化する。

日本のインシデント事例

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その他のメモ

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