みうらクリーニング〜着る人のハートに近付きたい〜
2020年 3月11日。
大崎市古川にある「みうらクリーニング」さんを
訪れました。
みうらクリーニングさんは、古川を本店として大崎市や加美町にも展開していて、洋服業界でもぜひここにお願いしたいというファンが多いとお聞きしていました。
今回、どうして私が訪ねることになったかというと、ご縁のある松島で貸衣装屋さんをしている
交衣室megeの内田さんにお声掛けを
いただいたことがきっかけでした。
私は、古着屋で販売員をしています。
衣服の魅せ方や一つひとつのアイテムに愛情を持って送り出そうと心掛けているものの、それは、どこか欠けていたと、自分の衣服への向き合い方も見つめ直す素敵な工場見学になりました。
「クリーニング」という言葉の響きに
私は、衣服を綺麗にしてお返しするということ意外の意味を考えたことはこれまでありません。
皆さんは、どんなイメージを持っていますか?
側にあるいつも頼んでいるクリーニング屋さんは
どんなコンセプトと願いを持ってお洋服を預かっていると思いますか?
私と同じようなイメージだった方も、普段からこだわっている方もより興味が湧くと思います!
1、誠が問われる時代だからこそ
「とても素敵な思いを持っている方が開いているクリーニング屋さんだよ」
と車中で聞いていました。
みうらクリーニングの看板が見えた頃、
店員さんらしき人が中から出てきて、丁寧に
みうら社長の居る2階の応接室まで案内してくれました。
その間、驚くことがひとつ。
明らかにたくさんの機械が並ぶ作業場を通ったのに気付かなかったこと。
それは、作業をしている方たちと何度もすれ違い挨拶を交わすのに、機械や洗剤などの特有の臭いがしなかったからです。
工場であることを忘れるほど、静かで綺麗でした。
みうら社長が口を開いた時の第一声は
「僕ね、けっこう若いって言われるんですよ」
本当に、それも驚きでした。
肌の艶感とその生き生きした表情に、
歳相応には見えなかった!
その生き生きした表情からはどんどん
生きた言葉たちが溢れ、私は録音しなかったことを後悔するほど。
「しゃべり始めると一日中話して居られるよ。ウチの良さならいくらでも話したい」
そうおっしゃって、今に至るまでを話してくださいました。
「あんたはクリーニングをしながら環境を汚しているの?」と当時の同業者に言われたことから、グサっと刺さるものがあったそうです。
「現代は誠が問われる時代だからこそ、環境から綺麗で心地よいものを作っていかなければそれが衣服に伝わってしまう。」
そのような想いから、
クリーニングで使われた排水はろ過装置で綺麗にし、
環境へ返しているそう。
社員の方たちの環境も含めて良い環境を醸成しなければ、との思いで、綺麗で臭いのない工場づくりをしているとおっしゃっていました。
2.マイナスのものをプラスに変える
皆さんお気付きの方もいらっしゃる方と思いますが、
みうら社長は、ユーモアのある方。
その分、客観的な視点も多く、
こんなことってあるよね、こう言われたらこうありたいよねと様々な意見を取り入れて受け入れられる姿勢があるからこそ、ここまで大きな工場として成長させられたんだと思いました。
辛い経験や貧しい経験もしてきたからこそのこだわりが気持ちのプラスになっているようにも感じる人柄です。
そんな社長がプラスに変えたいものとは、
やはり、お預かりする衣服。
○綺麗にするのは当たり前。
○綻びがあれば、無料で直す。
○衣服が背負ってきたマイナスの想いをプラスに変えてお返しする。
どう考えても、一日だけでは成り立たない信念だと思いました。
そして、私が思わず共感してしまったのは、
衣服には背負っている思いがあるということ。
古着を扱って触れているとどうしてもその衣服が辿ってきた想いや出会ってきた人との思い出に想いを馳せずにはいられないこともあります。
綺麗にお直しし、色を変えてまた違う方の手に渡るのも私のお店ではよく目にする光景。
思わず、深く頷いてしまうほど共感できる部分でした。
そこで、社長が、
「古着だからこそ、生き返らせてあげるんだよ。
生き生きしている服はそれだけで輝いて、またすぐに人の元へ旅立っていけるから」と。
ああ、私の仕事は、衣服を生き返らせてくれている誰かの手があって成り立っているんだと、グサグサ刺さるお言葉でした。
3.水洗いの常識を変える
ここまできて、社長の想いはもう本当に熱くて素晴らしいほど輝いている人だなあ、と胸がいっぱい。
ただ、実際にどのような製法があるからファンがたくさんいるのかってところが一番気になりますよね。
○生体エネルギー水のパワー
なんと言っても、この生体エネルギーを作り出しその水を使うのに本当に莫大な予算を費やしているとおっしゃっていました。
生体エネルギーとは?と、わたしもハテナを頭に抱えて、ここからは工場を実際に案内していただきました!
やっぱりどこまで行っても臭いもなければ、綺麗な
工場内。
「ここで生体エネルギーを作っているよ」
と案内された一角には確かに、タンクが何個も並んでいて、一生懸命動いている様子。
そこから、実際に生体エネルギーで作られた水を触ることに。
本当に、ツルツル。柔らかい。触った瞬間から、まるで上質なハンドクリームを塗ったかのような感覚。
この驚きはぜひ、味わっていただきたいんです。
もちろん、この生体エネルギーのお水は、
工場内の飲み水やそして、濾過されて環境に流れるお水にも使われているそう。
ちなみに、生体エネルギーとはなんぞやの答えは、環境の様々なモノを作り出す源になるエネルギーとのこと。
土や水、電気、すべてにおいて応用できるもので、そのエネルギーを高めることでより環境に負荷のないものに変わるそう。
こちらにも書いてありましたので、良かったら、読んでみてください!
⇨https://homaru.co.jp
ここまででまとめられた部分は、
みうらクリーニングさんの魅力の一部に過ぎないと思います。
そこで、実は、
4月に、実際にみうらクリーニング本店の工場見学ができるツアーを企画しております📕
人柄にも環境にも触れて、生活の一部として
府に落ちる感覚を皆さんにも味わっていただきたいです!
詳細はFacebookの方でお知らせ致します。
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