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私たちにできること〜持続可能な社会の始め方〜オンラインイベントレポ📕

こんにちは!

久しぶりのnoteでのレポになります📕

今日は、5月6日に行われた
zoomオンラインイベント
「私たちにできること〜持続可能な社会の始め方〜」
のイベントレポをします🌍

こちらは、Peatixでチケット販売していた
無料イベントになります!

ちなみにこちらは
YouTubeにも残っておりましたので、
今からでも観たいという方は、
ぜひ、どうぞ。⇨⇨⇨⇨⇨

🌍私たちにできること〜持続可能な社会の始め方〜

◎登壇者


ファシリテーター:
元パタゴニア日本支社社長 辻井隆行
ゲスト:
◯エシカル協会 代表    末吉里花
◯ボーダレスジャパン代表  田口一成

      1.今の活動とこれからの未来

<田口さん>
・ソーシャルビジネスを広めたいという想いがあり
 現在も、企業の立ち上げを支援している。
・今後は、ビジネスのやり方そのものを変えていかなければならない。
これまでは利益の最大化や効率の追求が問われていたが、効率が良いだけでは打破できなくなってきている。
◎"恩送り"…プロジェクトで出た利益の余剰を起業したい人へのサポート費として充てることをしてきた。
そうすることで新たな企業価値の創出になればいいと感じている。
◎経済とは、経世済民のことである。つまり、民を救うための企業・ビジネスであるべきだ。


<末吉さん>
・エシカル協会では、
エシカルなことを本質的に活動する人を育てているだけでなくら一緒にエシカルライフを楽しめるようにしている。
・"エシカル"とは、「倫理的な」という形容詞の意味を持つ言葉で、説教くさくなりがちだが、
多くの人が役に立つと思うことを行動することでワクワクを作っていくことだ。
・「エシカル消費」を通じて伝えている。
・何を選択するかによって、生き方が変わっていくので、今、世界でどんなことが起きているのかを知った上で選択できる人が増えるといいと思う。


   2.社会問題とどう向き合うか。

◎辻井さん
リーマンショック時代は
経済の弱者VS強者だったが
今は、ウイルスVS民。
全員が今の状態で良いとは思っていないが見てるだけでもいけないと感じているはず。
⭐︎社会問題とどのような向き合い方が大切か。


<田口さん>
・"繋がり"の大切さを知る時代だ。
⇨人と人との繋がりがその繋がりを越えた利益になっている。
⇨顔の見えるビジネスの大切さ 
・自分が生まれた時よりも良い社会にして返そうという想いが大切なのではないか。
・収入と肩書きは得るもので、大切なのは人生に"何を残すことができるか"。
◎幸せのモノサシを変えていくこと。
⇨("利益"+Social Impact)
⇨Social Impact…借金が無くなった農家は実際にどのくらい存在するのか。
◎会社内では、"ecology first"を第一軸に置いて社会課題と向き合っている。


<末吉さん>
・本質を知らないことで自分が加害者になっている可能性があるので、"繋がりのある生産"を心がけたいと思っている。
・エシカルな考え方が社会課題と向き合うモノサシになるだろう。
・エシカルの分野は言葉で伝えることが難しい課題だけれど仲間を見つけることで楽しんで社会課題と向き合うことができる。
・"作り手の想いを伝えること"が感謝に繋がり自身も満たされていくようなWin-Winの関係が成り立てばいい。
◎消費者というだけでなく誰もが社会を一緒に作っていくパートナーである


   3.Q&A

Q:SDGsとは、どうすることで達成できるのか?

アンサーへ行く前に、
SDGsとは何なのかについて画像も交えつつ
お伝えします😌🌍

以下は
「イマココラボ」さんのHPから引用した文章と
写真になります。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。そもそもどう発音するかというと、SDGs(エス・ディー・ジーズ)です。時々エス・ディー・ジー・エスと読まれる方がいらっしゃるのですが、最後はGoals(ゴールズ)の略です。
SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。
この写真は、SDGsが採択されたときに、国連の壁にプロジェクションマッピングでお祝いをした模様を写したものです。カラフルで喜ばしい感じが伝わってきますね。

引用(https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/)

持続可能開発な目標の目指すゴールは画像でも示されています。

引用(イマココラボ: https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/)

2030年までに達成されることを目標としているということで、各国が様々な取り組みを行っています。

国の単位で考えることですが、私たち1人ひとりの
努力が必要な部分は多くあります♻️🌿

それでは、アンサーです⇨⇨⇨⇨

A.<田口さん>
・SDGsは17項目があり、それぞれが別のことを定義しているように感じるがそのすべてが繋がっている。
・SDGsが目指す目標は"ゴール"になってしまい、それ以上を目指すことをしなくなるだろう。
"SDGR"にしてRで"ルール"という意味を持たせてもいいと思う。
◎"誰一人取り残さない"という意味がある。
意味としては難しいものがあるが、だからこそ達成したい気持ちがある。
A.<末吉さん>
◎SDGsはピラミッドのような層になっている。
⇨経済・環境・社会の3要素が、社会を土台にして
成り立っている。
つまり、まずは、何よりも"社会のため"であることを理解して一人ひとりが望むべき。

末吉さんの話す「SDGsピラミッド」が気になり
調べてみました。

ピラミッドの図は見つけられなかったのですが
調べてみると、
「SDGsカードゲーム」というものが関わってきていることが分かり、やってみたいなという気持ちになりました!

以下、「イマココラボ」から引用したものです。

このゲームはSDGsの目標を1つ1つ細かく勉強するためのものではありません。「なぜSDGsが私たちの世界に必要なのか」、そして「それがあることによってどんな変化や可能性があるのか」を体験的に理解するためのゲームです。
 そのためSDGsという言葉を聞いたことがない人やあまり興味関心がない人でもゲームが持つとっつきやすさと面白さで知らず知らずのうちに熱中し、楽しみながらSDGsの本質を理解することができます。
 参加人数は最小5人から50人程度ですが、世界を複数同時に走らせパラレルワールドを作ることで最大で200人程度まで同時プレイできるように設計されています。ゲームの後の解説と振り返りを含めると最短2時間から、通常は3時間程度でプレイ可能です。

○SDGsカードゲームのルール

ルールはいたってシンプルです。与えられたお金と時間を使って、プロジェクト活動を行うことで、最終的にゴールを達成するというものです。 では一体どのようなゴールがあるのでしょうか?
 例えば、「大いなる富」というお金が一番大事という価値観を持った人や、「悠々自適」という時間がゆったりたっぷりあるのが幸せだという人、貧困をこの世からなくしたいという人や環境を守りたいという人などの複数の目標があります。
 つまり、現実の世界と同じように、ゲームの場の世界にもさまざまに異なる価値観をもった人達がいる、ということです。

ゴール条件をクリアするために、プロジェクトを
実行するそうです。

例えば、
こちらのプロジェクトを実行するためには
お金と時間が必要になります。

交通インフラが整備されることで経済が循環し
「もらえるモノ」としてお金と時間、そして
"意思カード"がもらえるそうです。

以下、「イマココラボ」より。⇨

ここで言う意思とは、やりがいだったり情熱だったり無形のものを表します。なぜこの意思カードが存在するかというと、現実社会と同じでお金や時間よりも、やりがいを大切にしている人がいる、つまり、やりがいを人生の目標にしている人がいるということです。 プロジェクトを実行する時にもう1つの大きなポイントは、参加者全員が以下の写真のようにホワイトボードに張り付けられたマグネットを共有しています。これは参加者全員で創り出す世界の状況を表していて、青は経済、緑は環境、黄は社会を意味しています。

ここまで読んだ時に、末吉さんが話す"SDGsピラミッド"が経済×環境×社会の3要素から成り立っていることの意味と理由が分かるような気がしてきました。

実際のゲームの雰囲気はこちらの動画からも
ご覧いただけます。

⇨⇨⇨ https://youtu.be/3R4Wspmvikg

引用:「イマココラボ」

Q.エシカルファッションを謳うブランドの基準は?見分け方は?
<末吉さん>
◯"国際認証ラベル"というものがあります。第三者が管理している証を示すものなので、そのラベルを見て
ひとつの基準にしても良いでしょう。
⇨この認証基準についても、賛否があるかもしれませんが、認証そのものが悪いわけではありません。その認証を悪用しようとする人が悪だと思っています。
⇨例として、「グリーン・ライ〜エコの嘘〜」という映画がある
◯お店の人と実際に会話をして自分の頭で考えて選択することの大切さ。
⇨お店の人の気付きにもなり、ポジティブに「知る」ことができる。

末吉さんのお話で紹介された、
「グリーン・ライ〜エコの嘘〜」という映画。

私も最近、耳にし目にしていた映画だっただけに
気になっていたので、ご紹介します🌍🌿

あらすじ
(グリーン・ライ〜エコの嘘〜公式HPより)

スーパーで見かける「環境に優しい」商品。買うだけで野生動物や熱帯雨林が救えるというが本当だろうか?真実が知りたくなったブーテ監督は、世界一周航空券を買い、専門家と共に実態を探る旅に出発する。2人がまず向かったのは、パーム油の生産量世界一のインドネシア。
 数日前まで熱帯雨林だったがパーム油農園を拡大するため、焼き尽くされた土地を訪れると、監督は痛ましい惨状を見て絶句する。
 どうすれば環境破壊をせずに済むのか?買わないことなのか、正しい消費の選択をすることなのか?

制作は、「THE TRUE COST」を手掛けたユナイテッドピープルです🌍

公式HPからは、約2分ほどのPR動画も観ることができます。

⇨⇨https://youtu.be/NQX8JYefOJs

5月2日に公開予定でしたが、感染症流行により、
公開が未定となってしまったようです。

しかし、仮設映画館と表して
こちらのサイトで1800円でオンライン上映しておりました!🎞⇨⇨
vimeo(https://vimeo.com/ondemand/glcinemaamigo)

私の家の近くの劇場では上映しないと思うので
この機会に観ようと思っております💐

皆さんも、ぜひ。

Q.消費をしないというエシカルはありますか?
<末吉さん>
・エシカルとは、その人の生き様まで考えを広げること。
・友人と物々交換をすることや小さなコミュニティを作って話題にすることもエシカルのひとつです。


<田口さん>
・使えるお金が少ないからこそ、使い道を考えることができる。
・たくさんの選択肢があると良い。その選択肢を増やして提示するのが我々の仕事だと思う。
⇨例:エシカルなモノを買おうとすると、安いモノと高いモノがある。それは、自分にとっての価値基準だ。"エシカルで安いモノ"ということが選択肢としてあっても正解なのでは。


「消費をしない」というエシカル、私もあると思っています。実際に、そんなエシカルが実現するコミュニティやイベントが増えてきていますね。

正解がないけれど、
私自身のエシカルとは。と、

また考え始めている毎日です🤔💐

もっと、インプットを盛んにして
学んで学んで少しでも積み重ねたい、、、
そんな日々です。

今のところ、"私にとってのエシカルとは"

人と人とを繋ぐ新しい言語のようなもの
だと思っています。

でも、この言語は、無くてもいいのです。

必ずこの言語でなくてもいいのです。

エシカルという言葉がなくても
モノを大切にしたり人との繋がりを大切にしたり
そんなことが当たり前になればいいなと
想います。

ひとつ、
素敵なサステナブル商品を扱うお店があるので
ご紹介します💐

sustyme.selectさん
(Instagramアカウント:@sustyme.select)

ステンレスストローやミツロウラップなど
お洒落で可愛く、そして長く
使えるアイテムがたくさん。

プラスチックをなるべく使わず、日々のゴミを減らすことが目に見えて可能なのも心地良い暮らしの始まりな気がします。

私が今、一番気になってるアイテムは、
ミツロウラップです。

sustymeさんのこだわりやアイテムを作られている方との繋がりなどを聴くことができたら、
またnoteにまとめようと想います🌿🌿



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