WITH コロナ「アパレル業界はどう変わるか」U30の視点レポート
4/22 PM8:00からZOOMで行われた
トークイベント。
大きく頷ける言葉とイメージばかり
だったので、共有します🖋
私なりの観点でまとめさせていただきましたので
こちらのイベントを見た方のお声や
質問、感想も聴けたら
嬉しいです🗣✨
◉登壇者
ファシリテーター:◆村上要さん(WWD JAPAN編集長)
ゲスト:◎ゆとりくん(株式会社yutori代表)
⭐︎マールさん
(ファッションブランドfoufouディレクター)
◯赤澤えるさん
(ファッションブランドLEBECCA boutiqueディレクター)
以下:◯⭐︎◎◆の記号でそれぞれの登壇者の方のコメントをまとめております!
私の意見も交えつつ、書き出してみました〜📕
①WITHコロナの世界
⑴今の現状の捉え方
登壇者の方、皆さんが、現状をオンラインとECでの
売り上げや運営でカバーしている様子でした。
今のところ、現状としては大打撃ではないけれど、
ECに力を入れてこなかったブランドには打撃が
あるだろうとの意見も。
より、心地良さやライフスタイルに応じた提案をしている。
という言葉がゆとりくんから出ていて、
なるほどと頷きました。
やはり、時代に応じて求められるものが変わっていくのは自然なことなんですね💡
⑵ブランドでどんな工夫をしている?
⭐︎「コロナの状況に合わせて変えたことは特にない。スタッフ一人ひとりが人としてお客様のことを考えて取り組んでいる。」
◎「役に立つことを発信するようにしている。
レクチャーの意味を込めた情報の発信をこれまでもやってきたので続けている。」
◯「ブランドはコミュニティ化していく。
1秒でも暇な時間があるならお客様と触れ合うということの一番を取っていくべきだ。レベッカでは
お客様にお手紙を書く企画を行っている。」
ブランドはコミュニティ化していくという
赤澤えるさんの言葉から、
マールさんが
憧れとして存在していたブランドが近い存在になる。
と、お話していました。
たしかに、スタッフの方たちとの距離が
インスタライブやオンライン配信によって
側に感じます。
この時代じゃなかったら、ファッションブランドはどう戦っていたのだろう。
と思うと同時に、この時代の強みが人と人との繋がりや興味をさらに深くしていることの有り難みを感じますね。
寂しいけれど、寂しいだけじゃない。
置いてけぼりにされない感覚ですね。
その中で、
手紙を書く
という方法は、本当に、思いもつかない方法でした。
文章で一筆もらえることなんて、今の時代になかったからこそ、この時代にもらえることに最上の愛を感じましたね。
⑶カスタマーファーストが問われる今、
どうブランドづくりをしているのか?
◆「デジタルの編集長をしてみて、物事の同質化よりもやりたいことを表現できるような環境を整えている。
記事にどのくらいの時間滞在してくれているかを大切にしている。」
◯「コンセプトやこだわりをお客様に委ねることは
したくない。
まずは、私たちがお金を出してでも買いたいと思えるものづくりをしなければならない。
自分も客の一人として、店舗で接客を受けて買っている。」
◎「お客様との距離を絶妙に保ちつつ、先にこちらが提示できるものが無いと売れない。
数字だけ見てもつまらない一方で数字だけ伸びていても満足しない。」
私は最近、言葉をツールとして発信することと
文字から情報を
受け取ることをとても楽しいものだなと
感じてきています🖋🌸
だからこそ、
村上さんの言う
記事のPV数というよりも滞在時間を大切にしているという観点に納得いくものがありました。
ひとつの記事を書くのに
自分にとって膨大な時間がかかることに
気付いてきたんですよね。
自分との戦いという感覚。
そう思うと、一字一句をしっかり受け取ろうという
気持ちにはなりますね。
カスタマーファーストは、
受け取る側と提供する側の気持ちを理解しようと
した先に存在するのかなあと思いました。
②afterコロナの世界
⑴終息するとしたら、どんなモノが求められるか
⭐︎「外に出られるだけで衣服は晴れ着の感覚に
なるだろう。
だから、不要不急の衣服は廃れてしまうだろう。
変わるものはあっても芯が無ければ続いていかな いだろう。」
◎「より、内省の時間が増えていると思う。
リラックスできる中でのお洒落という方向に
マイナーチェンジしていると思う。」
◯「エシカル消費から逃れられなくなっている」
◆「不安な人々にとって、衣服の着心地の良さは
強い。」
WITHコロナの今の時期をECやオンライン中心に
動いている方が多いことから、冷静な客観的視点が含まれていて面白いなと思いました。
中でも、マールさんの
不要不急の洋服が廃れる
という言葉が響きましたね。
モノが溢れている現代に
一つひとつのモノの価値に気付ける私たちの考えも試されていくような気がしますね。
⑵販売員としてどんなスキルが求められるか
⭐︎「人を思いやれる人材が必要とされる。」
◎「良い意味でSNSに捉われていない人と働きたい。
自分が掘っているものがある人が活躍するのでは
ないだろうか。」
◯ 「ショップ店員のニーズが減り、接客はハードル の高い娯楽になっていくだろう。
触れ合いや輪を求めているお客様が増えているので、ファストファッションブランドは廃れていくだろう。
また、マニュアルだけの接客をする店員はAIに淘汰されていく。」
◆「自分の興味×会社の利益×ソーシャルグッドの
バランスを考えられる人が活躍していく。
自分の興味がアップデートできる人と繋がりたい」
接客=人としての質にシフトしていくんだなと
思わされました。
今までも少しずつそうなってきていたのだと
思いますが、やはり、考えさせられる状況に
ならなければ、何が必要で何を手放せるのかって
分からないものだなあ、と。
消費者目線としても、
今までに信頼を築いたスタッフさんとは
話したくてたまらないなあという衝動に
駆られました。
販売員目線とすると、
やはり。
という、刺さるお話でしたね。笑
特に、赤澤えるさんの言葉。
探究し自分なりのアイデアや答えを見つけて発信している人の強さ、ひしひしと感じます。
より、人間らしさが求められていて、
愛がそこにあるかどうか、自分で見つけられるかどうかが求められる時代。
嬉しいような、少し焦るようなそんな感覚です。
私も常に興味をアップデートしている
販売員さんとお話したいから
それが一番の答えだなと思いました🤔
⑶今の現状は何年続くと捉える?
未来の世界はどうなってる?
こちらは、ゆとりくんからの質問でした🌍
◯「2022年終息をイメージしている。
家賃や共益費を払うことができないことで売上立てられず閉店してしまうのではないか。
お店をショールーム化し、ひとつの区画でいろんなブランドが見られるようにしたら良いと思う。」
⭐︎「2年は続くだろう。
小さいコミュニティが強くなると思う。
これまで歴史をしっかり築き上げてきたブランドは強い。」
◆「圧倒的な確実性がある物に安心を感じるのでそのようなブランドは強くなり、一強とその他大勢という感覚になっていく。」
2年続くという見解に、いまいちど、溜息を
つきながら聞きました。
ただ、私は
その状況でもファッションを楽しむ気持ちが
全ては絶対に無くならないという確信があります。
販売員の方もブランドのスタッフも
安心できる環境で働いてほしいという想いがあります!
そして、ドキドキワクワクする
環境を作ってくれるのをやっぱり心待ちにしています🌸🌸
それぞれの夢について
◯「外見は内面の一番外側という言葉を実現できる環境があれば、それが仕事になればいいと思っています。」
⭐︎「現地に赴かなくても試着会を実現したい。」
◎「日本で一番たくさんのブランドを持つ仕事に会社になりたい。」
赤澤えるさんの、言葉がとても好きです。
彼女の人に対しての姿勢や仕事への向き合い方、
配慮、言葉の遣い方が好きです。
だからこそ
外見は内面の一番外側
という言葉は、えるさんが体現していると思っています。
個人的には、
えるさんとマールさんの価値観も似ているなと
感じて聞いていました!💡
私的なまとめ📕
私なりに、WITHコロナの世界 と
afterコロナの世界に分けて、4人のお話を
まとめてみました!
こんな世の中は誰も望んでいません。
この望まない状況下で初めて思ったこと。
人間がひとつのことに想いを馳せることが
できるとこれほどまでに感じたことはありません。
マイナスの方向へ引っ張られる予感を
毎日感じる中で、
どうにもならないことを客観的に見る自分も居ます。
私にとって忘れてはならないのは、
自分にとっての指標と好きなことを追求すること。
ドキドキワクワクを作りたいという話の中で、
リアルがデジタルを超えることはないという
意見がありました。
もっと、私もリアルで衣服を着て触って
ドキドキワクワクしていきたい。
ファッションに助けられたことがたくさん
あります。
衣服に救われたことがあります。
今は、衣服を救いたい。
それが、私を誰かを救うことになったら
いいなと思っています✨
大きなことはできないけれど
小さなことを積み上げていきたいと
いうのが、
私の中のWITHコロナでもafterコロナでも
変わらない気持ちの指標です🌸
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