「5/12(日) ぼくらのことは知らないふりで SUNNY & 川上健次郎 2マンショウ @ Blowin' New Soul」【弾き食べ飲み歩き語り】
この文章を書き始めている今まさにこの瞬間、 川上健次郎 さんが目の前でギターを弾きながら歌っている、という状況です。
というと「ハッ、ついに生演奏ですら続けて聴くのが無理になるほど集中力が枯渇してしまったというのか?だったら今すぐそこを出て、どっかでレーザーレーサーか何かに着替えて、今朝の朝刊を音読しながら3号線沿いをマラソンでもしていやがれってんだ、この塩メレンゲ野郎」みたいなことを言われるに違いありませんが、そうではありませんよ!
この日の Blowin' New Soul は、川上健次郎さんの私物である本や小物などで彩られており、「家に遊びに来た」感じで、置いてある本を読んでみたり、振る舞われたお菓子を食べたりなんだりしながらのんびりライブしましょう、といったコンセプトのイベントでした。
さらには、何曲か歌った頃に「拍手のないライブをやってみたい」という内容のMCがあって以降、くつろぎモードは更に加速します。
くつろぎながらとはいえ、このような趣のある空間は、川上健次郎さんとSUNNYさんの歌世界によりいっそう没入しやすい環境でした。
そして2番目はSUNNYさんの出番。
SUNNYさんの最新作、 物悲しい匂いのNという海の国 という14曲入りのフォークオペラアルバムから選出された7曲、という内容でした。
ひとつのストーリーのチャプターとして1曲1曲を紡いでいくSUNNYさんの演奏を聴いていると、なんだかフィルムのような質感の情景が脳裏に浮かんできます。
最後の曲は、川上さん持参のタンバリンや鈴などのちょっとした楽器が客席に行き渡り、全員でセッションしてライブ終了。
お昼2時の開催ということもあり、終始のどかな雰囲気でありながらしっかりとお2人の歌世界を堪能できたイベントでした!
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