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たかや日記㊾

【6月8日(土)】

シュゴウさん家で記事の撮影。
みんなでワイワイしながら進んで楽しかった。

【6月9日(日)】

今週の「ニュースオモコロウォッチ」が面白かった。
こういう話を聴けてよかった。


【6月10日(月)】

母、誕生日。よかおめ。

【6月11日(火)】

富山に行った。

1泊2日のひとり旅。すべてが嫌になった。もう一度言うけど、嫌になった。すべてが。

うだつの上がらない生活。稼げない現状。
思いつかない企画案。見えない将来。

不安。焦燥。ストレス。不安。焦燥。ストレス。
そんな毎日。

ここ最近の日記でも下ネタが頻出していたことから、
皆さんもペニス僕の危険な兆候にチンポ気づいていたことチンポペニスチンポだろう。ペニス!

海が見たかった。

湘南はちょっと近場で旅行感が薄い。却下。
いっそ東北系を攻めちゃおうかとも思ったけど…。
僕は年内に100万円貯めて北海道に行くことがほぼ確定してる(行ける見込みしかない)。
「じゃあ日本海側だな」で富山に決定。


東京駅

人生で初めて、自分の金で新幹線のチケットを買った。
購入ボタンを押す直前まで指が震えた。片道12,700円って……。夜行バスの4倍って……おまえ…。
この世で一番のぼったくり企業、JRなんじゃなかろうか。

まぁその分クソ快適でしたが(怒)

新幹線の車窓から
午前11時。富山駅に到着

まずは駅近くの回転寿司屋へ。

廻転 とやま鮨

回転寿司と言っても、都内のチェーン店とはわけが違う。
扱われるネタは、その日の朝に獲れた鮮魚。

ざけやがってw

ムチムチの弾力加減。口いっぱいに広がる、魚の旨味成分。
たった1,000円のランチセットがこの満足度。北陸やべぇ。

岩瀬浜駅

午後0時。電鉄に乗って近くの海水浴場へ。

岩瀬浜海水浴場
海だ!

そこから僕は、日が暮れるまで海を眺めていた。

それ以外は特になにもしてない。
 
もちろん、富山には他にも観光スポットはたくさんある。
でも、今回はそういう旅行は目的としてない。

観光地だからテンションを上げるとか…
Webライターっぽく観光スポットで自撮りをするとか…
そういうのはやりたくなかった。

遠く離れた地で、誰とも関わらず、肯定も否定もされない。

なにもしない。なにも考えない。そんな時間が欲しかった。

だから、頭を空っぽにして、ひたすら海を眺めていた。

まぁ、
「こんなに広いとやっぱ青姦あるのかなー」とか
「海岸で青姦して誰かに見られても、いざとなったら海に逃げればいいから楽だよなー」とかそんなことは考えてた。

貨物船が座礁していた

海上では、今年の1月、富山湾で座礁した貨物船を見ることができた。

すごい。

ちゃんとした事故だから、軽々しく「すごい」とか言うのも良くないんだけど…。
それでも、人生で初めて座礁した船を見ることができた。

映画のセットのような非日常な光景には、不思議と目を奪われた。

いえーい
再び駅へ

午後6時。海水浴場から駅に向かう途中で、喪服を着た50代ぐらい(たぶん)のマダムに話しかけられた。

「この近くで美味しいご飯屋さんはあるかしら〜」
「神奈川から来たんだけど土地勘なくて〜」
「ハァ、ひとりで寂しいわ〜」

…………ナンパだ。

港町で、喪服のマダムに、人生初のナンパをされた。
どうしよう…。

このまま着いていったらマダムとのめくるめくラブロマンスのルートもあるかもしれない。

傷心旅行の果ての、行きずりの女性との熱いホットな夜が。
はゎゎ…。この日記だけ「スキ」万超えしちゃうよ…。はゎゎ…。

でも、相手は港町で喪服のマダム…。
なんか…すごく、すごそうだ。色々と。
地域のヤクザ呼ばれるかもしれないし。

なので近くの飲食店まで案内したあと、「じゃあ僕、帰りのバスの時間近いんで…!」とそそくさとその場を離れた。
せっかく声かけてくれたのにごめんね…マダム……。

夕暮れの富山駅前
スパ・アルプス

午後8時。神田さんが「富山で泊まるなら『スパ・アルプス』がオススメですよ」と教えてくれたので行ってみた。

いわゆるスーパー銭湯。一晩過ごすのに約3,000円という良心価格。
にも関わらず、施設内の設備・キレイさは新宿のテルマー湯にも引けを取らない。めちゃ良かった。

館内着
飯も美味かった

深夜0時。休憩ルームで、売店で買った缶ビールをチビチビと飲んでた。

ふと……。別にそういうつもりは一切ないけど……。

「もし、僕が自殺したくなったとして……。死ぬ前日は、今日と同じことするんだろうな…」

みたいな考えが浮かんできた。
そしたら、なぜか泣いてしまった。

………あれ? なんだ、なんだコレ。

うう……ぐすっ…。ちくしょう。

マダム。

マダムに会いたくなってきた。
連絡先だけでも交換しておけばよかったかな…。


【6月12日(水)】

スパ・アルプスの朝食
氷見駅

そして2日目。富山駅から電車で1時間ほどの場所にある氷見漁港へ。

午後0時、漁港到着。

昨晩「富山 海鮮丼 美味しい」で調べたらこの漁港が出てきたから、来た。

氷見 魚市場食堂「海鮮漬丼」
凶暴

食堂で「海鮮漬丼(約1,800円)」を注文。
食った。爆笑。ハ〜ッハッハッ。……ひぇぁ(泣)

昨日の回転寿司もそうだったけど、身の弾力が半端ない。
極悪なまでに、極厚。
漁港の漬丼、凶暴すぎるよッッッ(泣)

ふぁ~~

午後1時。食堂をあとにした僕は、駅前の観光案内所でレンタルサイクルを借りて、海沿いの道路をひたすら走った。

1日目同様、とにかくなにも考えたくなかったので、
ひたすら走った。日が暮れるまで。

GO!

横を向けばキラキラとした水平線(オタクが好きなやつ)

民家と民家の隙間から見える海原(オタクが好きなやつ)

断崖にポツンと建ってるバス停(オタクが好きなやつ)

オタクが好きなやつ

ん゛ぁ゛!!! 好き(怒)

道路に亀裂が

ところどころ、道路に亀裂が走ってた。

そういえば自転車を借りるとき、受付のお姉さんに
「能登半島地震の影響で、このあたりの道路も地割れがありまして…」と言っていたのを思い出した。

こんなところにまで……。

夕暮れの富山市

午後18時。再び富山市に戻ってきた。

富岩運河環水公園

駅から徒歩数分の場所にある「富岩運河環水公園」というデカくてお洒落な公園に行った。

公園内のベンチに座り、園内の夜景を眺めていた。
それはもう、ひたすらに。
もうすぐこの旅行が終わってしまう……嫌だなぁ…。悲しいなぁ…。

夜行バスを待つ

午後23時30分。夜行バスに乗って東京へ。


【6月13日(木)】

翌朝8時。帰宅。旅が終わった……。あぁ、現実だ。

マンガだと、ひとり旅を終えたらなんらかの答えを見つけるのが定番。

でも、この旅で得た答えはなにもない。ゼロ。

べつに、今後の人生の展望が見えたとか、そんな都合の良い奇跡も起きてない。

ただの現実逃避。 

それだけ。それだけの旅だった。


【6月14日(金)】

富山旅行中に思いついたオリジナルエロ漫画を発表します。

[作品名]
学生気分が抜けない!
[あらすじ]
人類を堕落させるために、人間界に舞い降りたサキュバス(普段はとある企業の教育係として、人間社会に溶け込んでいる)。
しかし今年の新入社員の一人が、どんな誘惑にも屈しない超堅物童貞だった。
口癖「自分、学生時代にそういう経験無かったんで…!」
もォ〜!こんなの、ぜったいに堕とせないよぉ〜〜😭
※物語の途中で喪服のマダムが出てくる。

コスプレや個人活動の活動費に当てたいので、ほんの少しのお気持ちをいただけると嬉しいです!でも本当に数百円で大丈夫です…!自宅で美味しいもの食べてください!そのお釣りをください