束の間の逢瀬

わっぺん0224

2021年8月5日 14:09¥100

 或る日の昼下がり、何気なく、ガラケーのSNSを見ていたら、ある自分への投稿に気づいた。それほど印象的では、無かったが、返事を書いた。しばらくして、返事が返ってきた。

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 おそらく、自分とは、一回り下の女性と思われた。少し、自分の自己紹介やら、世間話でやり取りする内、直接会うことになった。

 季節は、冬本番の1月頃だったと思う。場所は、先方より指定された、市内の大型ショッピングモールだった。

 或るテナントの前で、事前に聞いていた、互いの服装で気がつき、彼女の、はにかんだ笑顔が印象的だった。僕は、好印象だった。
何故なら、直接、女性からの笑顔に触れたのは、久しぶりだった気がする。

 早速、或る和食のテナントに二人で入った。
なにから話したか、良く覚えていないが、改めて自己紹介などしたような気がする。

 彼女の表情は、柔らかく、新鮮な気がした。妻以外に女性と話したのは、久しぶりだった。おそらく、会社以外では、個人的に女性と話したのは、久しぶりだったから、心が少し、ときめいたかもしれない。

 彼女は、二重まぶたが切れ長で、口元も優しく見えた。自分好みだった。

 食事の後、時間を過ごすことになった。彼女が市内の公園に行くことを提案したので、駐車場に下りて、彼女の車に乗って、広島でも有名な、縮景園に移動した。

 公園で、何気ない会話をしながら、彼女の表情と話し方に、いい印象を持った。壮年の自分には、そのデートは、新鮮な歓びだった。

 そんな楽しい時間を過ごし、近くの県立美術館に行こうと彼女を誘った。美術館に入り、順路に沿って、絵画を見ながら、ゆったりした時間を過ごした。何故か、心が落ち着いた感じがした。何より、女性とゆったりと過ごすことが、余りなかったかもしれない。

 会話の中で、彼女の家族のことを聞く中で、彼女は、夫から、あまり相手にされないことを知った。
 
 最後に、彼女とのドライブをしながら、彼女の満たされていないことを知った。

 ふと景色の中で、旧広島空港が目にとまり、二人で堤防沿いの道路が人気がなかったので、散歩した。何故か、彼女に触れたくなり、彼女の左手を、優しく握った。すると、彼女も優しく握り返してきた。10分くらいだっだったか、彼女の手の温もりが、とても心地良かった。
 
 彼女も家族の夕食の準備があるので、少し心残りは、あったが、車へと向かう。次に会う約束をして、車の窓越しに、さよならをあいさつをした。彼女も手を振って応えた。

 数日後、彼女から、メールが送られてきた。
会いたいとのこと。
僕は、指定された場所へ車で迎えに行く。
彼女は、やはり少し恥ずかしそうに、笑顔を見せる。彼女からホテルへ行きたいとのこと。
旦那さんが、かまってくれないから、さびしいらしい。ホテルに着くと、シャワーも、浴びずに、彼女から唇を求めてきたので、肩を優しく抱いて、唇に触れた。やがて、お互いの舌を絡ませ、強く吸って、お互いの唾液を啜った。彼女のそれは、ほのかに甘く、僕の心を揺さぶった。そして、彼女の胸の膨らみを、優しく撫で、揉みほぐし、彼女の乳首の突起が硬くなり、舌で、優しく転がし、吸っては、優しく舌で転がすを何度となく、繰り返した。
やがて、僕の舌は、彼女の背中へ、そして首筋へ、それを何度も、何度も繰り返した。やがて、彼女のお腹から、へその周りへと移動した。彼女の喘ぎが、何度も続く。そして、陰部の膨らみへと、移動した。彼女の喘ぎは、激しさを増して、僕の陰部も、硬直したが、彼女の陰毛を掻き分け、大切な裂け目の入口を、行ったり来たりし、彼女の白透明な、体液を、啜った。それは、陰部の独特な香りと、共に僕の心を乱し、ついに、硬くなった陰部を彼女の裂け目に、優しく触れ、裂け目の周りを撫で回し、彼女が入れてほしいと、口走り、やがて、裂け目の少し下の、狭いトンネルへと、侵入した。彼女の喘ぎ声から、ウッという叫びが、部屋に広がった。入れた直後に、彼女の温かいものを感じた。
優しく入れて、出し、最初は、小さく動かし、やがて、大きく動かしていくと、彼女の喘ぎが連続し、いい、いいと、声を荒げた。やがて、僕の下半身の動きは、速さを増し、彼女の子宮の奥を強く押した。そんな時だった。彼女からイク、イク、あゝイイ、イイと、絞り出すように、声を発した。僕も、彼女の絶頂に、ほぼ、同期して、彼女の子宮の中へ温かい雫を発射した。彼女と僕は、一体となり、歓びを共有した。
その翌日、彼女から、下半身が疼いてたまらないと言われ、僕も嬉しかった。



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